今月のカメラ 2003年11月号   Konica SIII と Olympus35UC再び

先月に引き続きKONICAです
特に、KONICA Minoltaに、こだわったわけでもないのですが、ちょうど、これをレストアしたので、だしただけです。KONICAブランドのカメラがなくなるのもさびしいのですが。
これは、SIIIです。2000年10月号のおやじさんのKONICA III から数えると、何代目かあとの、後継機種にあたるものです。
某カメラ屋さんのジャンクのワゴンに、妙に照り光った、オールドファッションのカメラがありました。若い子なら、お飾りに買っていきそうなものですが、この田舎町では、そんな感覚の若い子も少なかったのでしょうか、売れずに残っていました。革ケースは真新しく、なかのカメラもきれいでした。大事に使われていたように見えました。レリースボタンも押せないし、巻きあがりもしません。でも、分解して、レンジファインダーのレンズシャッター機の内部を見てみるのも良いかなと思って、買ってみました。レストアして、復活させてやろうなどというだいそれたことは、その時は考えていませんでした。

それで、そのまま2年くらい
うちのジャンクを並べてある格納庫というべき、棚においてあったのですが、なんとなく、分解する気になって、ばらし始めました。
レストア報告する気はないので、あとは省略します。
とりあえず、動作するようになりました。KONICA IIIと比べると、ちょっと、安っぽい感じはしますが、時代を感じさせるデザインです。実は、この当時のKONICAの一眼レフのボディーだけを、高校時代に、友人からいただいたことがあります。独特のバヨネットマウントであり、交換レンズも販売終了していたので、改造して、顕微鏡写真のために使用するか、ピンホールカメラにするかと思っていたのですが、学校で触っていると、友人が、こわしてしまいました。そのころは、カメラを修理すると言う考えがまったくなかったため、残骸となってしまいました。
その時のKONICAの一眼レフと、同一のビニールレザー?が、貼りつけてある外装ですので、思い出しました。

KONICA IIIと比べると
だいぶコストダウンされていて、単純な構成です。それが、カメラを庶民のものにしたと言えるなら、日本の工業力のおかげといえます。
このころのデザインのほうが、いかにもカメラらしく見えるのは、私の生きた時代背景のためでしょうか。若い方には、クラシックカメラのひとつに見えるのでしょうか。








シャッター速度は、
500分の1秒まであるし、レンズは、F1.9だし、なによりヘキサノンだし、りっぱな仕様だといえます。距離リングは、鏡筒の一番根元にあって、レバー操作のため、被写界深度のめもりは、ボディー側にあって、見やすいとはいえません。









ファインダーの様子はこうです
上のインジケーターは、セレンで動作させる露出計のメーターです。軍幹部と、ファインダー内部の両方に表示すると言うこったつくりです。
レンジファインダーの二重像は、KONICAスタンダード的なしあがりで、私の世代には、問題の無い見え方ですが、若い方には、さっぱりわからない画像のようです
。若い方に見せましたら、二重になって見えるのが、さっぱりわからず、ピントあわせができないと言っていました。まあ、最近のかたは、一眼レフですら、マニュアルで、ピント合わせができないのですから、しょうがないことですが。






2000年12月号で
Canon Demi S とともに、掲載した、Olympus 35UC ですが、無事にレストアできました。おやじさんの3台目(三代目とも言う)のカメラにあたり、ぜひともレストアしたいと思っていました。しばらく手をつけていなかったのは、できれば、部品取り用の同型が入手可能か探していたのですが、生産数が少なくて、なかなか出物がありません。そのため、とりあえず、分解して調査することにしました。
結局、ラッキーなことには、部品の破損はなかったので、部品とりは不必要で、レストア完了しました。
レストア報告は省略します。ビュッカーさんの、「レンジファインダー」のホームページが無ければ、ダマしカニ目につっかかり、分解はできなかったかもしれません。ありがたいことです。


G.ZUIKOですよ
銀ブチだし、つや消しだったら、OMシリーズの旧タイプレンズとそっくりな、デザインです。そこが、OMユーザーの興味を引いたのです。
それで、Konica SIII といっしょに、試し撮りしました。24枚撮りを半分づつ、途中で入れ替えて使いました。昔のカメラは、これがやりやすいね。場所も光の関係もいっしょだから、比較しやすいと思ったのよ。どちらもきれいに撮れたので、ほっとしました。よくよく見ると、Konica SIII のほうが、ちょっと、柔らかめで、いい描写してました。くやしいけれど、ヘキサノンの勝ちかな。私の好みに合ったということで。
それで、愕然としたのは、プリントを良く見て、比較していると、へんなのです。縞模様があるのです。ルーペで見てわかりました。スキャンの問題なのか、プリントの問題なのか、縞模様が一面にあります。言ってみれば、ちょっと昔の、シリアルプリンターで印刷したように、縞模様があります。日頃から、頼んでいたラボなので、偶然なのか、新しく機械を導入したのか、調整不測なのかわかりませんが、がっかりしました。そういう、時代になってしまったということです。

なお、Olympus 35UC の使いかってはといえば、一眼レフじゃないのに、スポット測光があるというのは、使いにくいということで、参考値にもしにくいと思いました。スポットにしない測光で出たEV値を参考にして、マニュアルで、設定するスタイルでは、まだ充分に使えると思いました。いつまでもお元気で


いよいよ、おやじさんの2台目のCanon DEMI S のレストアに着手しなくては。

(2003.1.3)


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