今月のカメラ | 2003年10月号 | Konica BIG MINI NEO-R |
KONICAブランドのカメラは なくなっちゃうのでしょうか。かめらは、MINOLTAブランドになるそうですから、「撮りっきりコニカ」にしか、KONICAのカメラは残らないのかなあ。 その昔、びっくりしたコマーシャルがありました。13年くらい前になるのでしょうか。コニカビッグミニのコマーシャルでした。「19インチのテレビを、ごらんの皆様は、これが、実物大です」とか、いいながら、テレビサイズごとに、何種類かの画面にぱっぱっと切り替わっていくものでした。ほかの皆様には、受けていないようでしたが、わたしには、かなりびっくりする内容でした。そうまでして、小ささをアピールしたかったのには、訳があったのですが、一般の人には、理解しにくかったのかもしれません。 ということで、今月は、そのビッグミニの比較的後期に発売された、NEO-Rです。 |
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それで、KONICAとして なんで、小ささをアピールしなくてはいけなかったかと言えば。その時のファミリー向けのカメラは、どんどん機能テンコ盛りになっていって、肥大化していっていました。ストロボ内蔵、オートフォーカス、自動の日付写しこみ、自動巻き上げ、自動巻き戻し、そして、ズームレンズ。それを全て盛りこんだカメラは、かなり巨大になっていて、ごろごろして、持ち運びがいやになるようなサイズでした。小さくなければ、持ち運びしにくいということで、同時代にSONYから、ビデオカメラとして、パスポートサイズというフレコミで、TR-55が発売されています。ビッグミニもその状況で、ビジネスマンが、カバンに入れて、持ち運びやすい小型のものという、コンセプトでいったのですが、たぶん理解して購入した人は少なかったのではないかと推測します。 |
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そのBIGMINIの流れの なかで、ズームレンズをセットして出てきたのが、このNEOのシリーズです。 結局、BIGMINI自体は、魅力があったものの、購入しませんでしたが、ジャンクで、このNEOのシリーズは、ごろごろと出てきたので、挑戦しました。 NEO-Rを全部で3台入手しました。3台からだと、1台はなんとか、作れるでしょう。もくろみの通り、1台は完成しました。これです。ケースも、ストラップもありますが、残念ながら、リモコンは、入手していません。リモコンは、特に使わないので、必要無いと言うことにしましょう。35-70mmという仕様のためよくばっていないので、写りは、まずまずでした。 NEOシリーズの特徴は、レンズの前のバリアーです。球形のバリアーは、まぶたのように、くるりんと、開いたり、しまったりするので、びっくりです。 |
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これが、後です 結局、これは、パノラマ切り替えがうまく動作する状態まで、レストアできなかったので、パノラマで使わないという制限での使用になっています。パノラマというのも、一時の熱病のようなもので、今は使用しませんけどね。 NEO-Rは、メタリックのダークブルーで、表面がてかてかしているので、ほかにはないような印象があります。なかなか、デザインとしては、好きなカメラです。 |
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内部はこうです Power Onで、広角設定の状態です。 |
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全部で3台のジャンク レストアした1台を、今年のTAKITAROに連れて行こうか悩んだけれど、結局オリンパスのミユーを連れて行ってしまいました。来年は、だれにしようかな。 |
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ほんとは、10月は、海外への長期出張の予定だったけど、急に中止になったので、なんとなく、気が抜けて、アップしないでいましたよ。 (2003.10.12) |
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