今月のカメラ 2004年6月号   FUJIFILM instax mini 20

FUJIFILM instax mini 20
つまり、「チェキ」の二代目です。先月の続きというわけね。
instax mini10 からの変更点は、ほかのサイトにまかせるとして、とにかくデザインが変わったことがわかります。使用感としては、モーターの騒音が減ったように思います。まあ、騒音というのは、耳障りな周波数と音圧によるものですから、測定値が下がっているのかどうかまではわかりません。何色かあるようですが、この色と決めて購入したわけではなく、単にジャンクとして、ころがっていたので、購入しただけです。





デザインが違っても
レンズの繰り出し方は、初代と同じです。しかし、ふくらみを持たせたデザインのため、ただでさえ、大きく見えるこのシリーズがもっと大きく感じます。大きさを気にしないユーザーにターゲットを絞っているのでしょうか。これが発売になったとき、たぶん、インスタントカメラのユーザーのうち、かなりの人が、デジタルカメラに移行したと考えられます。その理由は、中古あるいは、ジャンクとして、まだ使える「チェキ」がたくさん出回っているからです。そして、店頭から、インスタントカメラの在庫が減っていきました。






上面のレイアウト
も、まったく変更しています。LCD表示も丸い窓にしていて、統一されだデザインに仕上げています。











いわゆる横位置
つまり、もともと、縦位置が通常位置の「チェキ」の場合、画面を横長にするために、こんな説明のステッカーが必要になるのです。でも、一眼レフでも、入門機に、標準で付いていない、シャッターボタンの縦も横もという仕様をこんな安い機種に採用することが、Fujiの戦略かもしれない。








電池は、CR2が2個です
私の使っている、あるいは、持っているカメラでは、リチウムはCR123Aが多数です。しかし、CR2を使うものは、小型に多くて電池自体をあまり持っていません。これは、貴重なFujifilmブランドのCR2です。

それで、結局使っているのかって言うと、使っていません。
フィルム代が高いので、初代しか使っていません。べつに二代目を嫌っているわけではありませんが、レンズの焦点距離も含めて、仕様が同じで、デザインが違うだけなので、使うメリットがないだけです。ジャンクで買って、動いたので、うれしがっているだけです。




春の写真は、2日間しかまともに撮れませんでした。
あっという間に季節は通り過ぎていきました。だから、ここに来て、一年というのは、滝のように一瞬で流れ落ちるという気になっているのでしょうか。
(2004.5.30)


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