比の今月のカメラ | 2005年8月号 | RICOH AUTO HALF SE |
またまたRICOHの続きです RICOHのカメラの好きな順あるいは、知っている順、または、有名な順にあげていけばたぶん、AUTO HALFは、上位にはでてくるでしょう。私としても、RICOHのカメラといえば、AUTO HALF, RICOH FLEXとXR500はあげるでしょう。最近の人ならGRシリーズをあげるかな。 以前、友人のGさんは、リサイクルショップでAUTO HALFを見つけました。手を伸ばそうとしたら、隣にいた人がわずかの差で先につかみました。棚に戻すかなと思って待っていたけれど、そのまま買っていったということで、かなり残念だと話していました。このAUTO HALFは、リサイクルショップではなく、ちゃんとした、カメラ店のジャンクワゴンから購入しました。キャップとストラップ付きできれいなものです。もちろん稼動しています。ほかに誰もいなかったし、ラッキーでした。こんなイナカでも、カメラに詳しい人はたくさんいますので。 |
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たぶん想像ですが カメラ店では、動作しないと思ったのではないでしょうか。AUTO HALHは、フィルムを入れないと動作しません。そのからくりは、いろいろなホームページに記載されていますので、知らない人は検索して理由を知りましょう。 とにかくきれいなものが手に入ってニコニコです。 25mm/F2.8良いレンズです。やや広角気味ですので、好みです。 RICOHのマークも昔のもので懐かしい。 以前Olympus PENシリーズでてこずったので、ハーフカメラのきれいなものが手に入ったのはうれしい。 |
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三脚穴は横にあります これで、三脚に取り付ければ、横長の写真となりますので、記念撮影などには使いよいでしょう。Olympus PENやCanon DEMIなどは、通常に三脚に取りければ縦長になりますので、おもしろいアイデアです。 AUTO HALF には詳しくないので、わからないのですが、三脚穴のそばのシンクロ接点は謎です。アクセサリーシューが無いので、ストロボはどうして取り付けるの?三脚穴につける?するとシンクロ接点はどうなるの?もしかして専用ストロボでもあったの?この部分が謎です。あとでネット検索して勉強してみようと思います。Olympus XAみたいな専用ストロボでもあったのかな。 |
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上面です 感度はASA。もちろんです。25から400ですが、こんなもんでしょう。絞りがここにある。面白い。しかも、4と8と16が点として省略してある。大胆だ。 セルフタイマーも、オイルのかたまりが少なくて、動作したのでたいしたものです。 |
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AUTO HALFといえば これこれ。ゼンマイ巻き上げ。底面のこのノブをWINDの方向に回すと、ゼンマイが巻かれる。レリーズボタンを押せば、シャッターが切れてゼンマイ巻き上げとなる。Canon ダイヤル35もゼンマイだけど、それと双璧かな。露出も巻き上げも自動?なのに、電池いらないのはおもしろい。さすがに、巻き戻しはゼンマイでできないけどね。 |
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フタを開ければ これです。 パトローネの形のフィルム室がぎりぎりに作られていることを理解できます。さすがRICOHです。 RICOHは、なかなかおもしろいカメラをたくさん世に出してくれました。さすがに、フィルムカメラの需要が減ったので、フィルムカメラからは撤退してしまいました。残念なことです。GRシリーズは興味があったのですが、あの金額を出すのでしたら、中古の一眼レフが楽に買えますので、そちらにしました。ちょっぴり悔いは残りますが、自由になる時間も限りがあるし、それなら、自分の体に染み込んだ、フィルムのマニュアルフォーカスの一眼レフをマニュアル露出で使うことがいちばんぴったり来ると考えました。このAUTO HALFも出番少なく、コレクションで終わるかもしれません。なにしろ、ちょっとしたお出かけでも一眼レフ持っていくのは苦になりませんので、コンパクトカメラの出番は少ないのです。 もうひとつRICOHのカメラが欲しいとしたら、RICOH FLEXかな。120フィルムだと35ミリ一眼レフに無い楽しみかたがありそうです。 |
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仕事が忙しくて、遅くなりました。しかも、コメントも短くて失礼しています。 (2005.8.19) |
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