比の今月のカメラ 2005年9月号   NIKON Nuvis 160i, 125i

APSフィルムカメラの
の話題は、2000年10月スタート以来2度目になります。
Epion RVXの話題でした。
APSについては、上の子のカメラEpion RVXを触ってから興味を持ちました。興味を持ったのは、1997年頃ですから、まだまだデジタルカメラが一般的になっていなくて、フィルムカメラの代わりになるとは思ってもいない時期ですから、まだAPSは、将来発展するフィルムと思っていました。

Kodakにだまされたとは、言いすぎだとは思いますが、うかうかとKodakにのせられたといえるような気もします。110フィルム、126フィルム、ディスクフィルムと、結局は一時期の流行に終わるようなフィルムを提唱しては、流行後はさびしい状態になっていったKodakでした。今となっては、APSもそんなフィルムと同類に扱われるほどの状況となってしまいました。Kodakがもし言い訳をするならば、「こんなに早くデジタルカメラの時代に突入するとは思わなかった」ということでしょう。APSフィルムは、それでも、結構定着したフィルムだったと思いますよ。(ごめん、もう過去のもの扱いになっています)


Nikonも、APSに賛同しちゃった
のですね。結局は、APSの一眼レフをニ機種も発売していますので、どっぷりとつかっちゃったんですね。
コンパクト系のカメラは、Nuvisで、展開されました。実は詳しくは知りません。このNuvis160は、初期のものということはわかりました。
レンズの仕様は、30mm-125mmと書いてあります。フィルム画面サイズを考えれば、35mmフルサイズに換算すると、45mm-188mmくらいの画角というところでしょうか。ズーム比が4倍以上なので、中級機なのでしょうか。
全面のバリアの収納場所が変わっていて、すきまに収まりまして、バリアを開くと、がらっと印象が変わります。
写真では、わかりにくいのですが、APSとしては、大柄です。





Nuvis160iの後ろです
ボタンが白で、高級感が感じられます。
照明のスイッチもあり、表示部の照明機能があります。中級機というより、ほぼ最上位機種みたいです。















Nuvis125iは、ケースも
現役です。この写真のストラップは、Nuvis125i付属のものではありません。別なカメラからはずしてきて、使いやすいので、そのまま使用しています。
フタはベルクロでとまります。ケース内側にリモコン入れがついています。












Nuvis125iの正面です
いれもNikonの何作目がわかりません。曲線が多い面白いデザインです。こういうのが流行した時代だったのでしょう。35mmフィルムのカメラで、Nikon以外でも、よく見る曲線の使い方です。色も、黒でもなく、まったくのシルバーでもありません。
スイッチを入れると、レンズ前のバリアが開く形式で、これは、開いている状態です。35mmカメラでも一般的なやり方です。
レンズは、30mm-100mmです、約三倍ズームですから、比較的廉価な普及機というところでしよう。

この本体は、もちろん使用可能です。実は、3個から1個の動作品を仕上げています。

APSは、同時プリントが高いし、フィルムも比較的高くて、たくさん撮るには不向きでした。しかし、インデックスプリントという便利なものがあるので、何本か使いましたが、35mmのフィルムでもデジタル処理化にともない、インデックスプリントが普通になると、別にAPSである必要性はなくなりました。


Nuvis125iの後ろです
不思議なデザインです。レリーズボタンは、不思議に赤です。Nuvis160iは、点のついた、丸いレリーズボタンでした。Nikon社内で、レリースボタンの扱いが変わったのでしょうか。

APSフィルムは、35mmフルサイズの約半分の面積です。その昔、ハーフサイズカメラが流行の時代は、もともとネガカラーフィルムの質がまだまだで、半分面積では、アラが目立ったものですが、ネガカラーの質が向上して、とくにAPS専用の微粒子フィルムまで登場したため、APSでも、いけるんじゃないと感じました。

こどもが小さいときは、よくサブカメラとして、APSを使いました。




フィルムのフタは
APSの場合、底面についていて、独特です。
だいたいのAPSカメラは、フィルムが使用途中だと、フタが開かないようになっています。ここが、35mmカメラからの改善点だと思います。
途中で、とり終わっていなくても、フィルムを入れ替えることのできるMRCという機能も存在していて、対応機種は、途中での取替えのとき、フィルムを引き込んでから、フタをあけることができました。
実はこの機能がやっかいで、もし、フィルムを途中まで使った状態でカメラ故障の場合、巻き戻しができないと、フタを開けることができません。フィルムもろとも修理行きとなります。ジャンクのAPSフィルム入りのものを見たことがあります。買わなかったので、何が写っているか知りませんがこんなことがあるんですね。


Nuvis125iには、持病があります、このフタの根元部分のプラスチック筐体が、取り付けネジのところから、割れます。この本体は、まだ良いほうで、ヒビが入っているていどです。Nuvis125i の分解は結構厄介で、はじめのころは、どうして分解したらよいかわからず、とほうにくれました。


おまけのNuvis75iです
Nuvis125iの前に置きましたが、デザインコンセプトが似ています。

Nikonは、2005年現在、カタログからはAPSカメラは消えました。ニ機種も出た、APSの一眼レフは、まだカタログに載っている時点で、中古価格が一万円を切っていましたし、その一眼レフ専用レンズは、山積みの投売りで、数千円だったことを覚えています。ただし、当時のAPS専用レンズは、レンズが、フランジ面より、かなり飛び出しているため、35mm用の一眼レフでは使用できないし、現在のAPSサイズの撮像素子を持ったデジタル一眼レフカメラでも、使用することはできません。広角側でなかなか興味のある焦点距離のものがあったのですが、買いませんでした。




今月のカメラに使用する画像撮影には、ながらくNikon E950を使用してきました。しかし、E950は、LCDのバックライトがくたびれてきて、画面が暗くなり、使用が困難になってきました。まあコマ数で三万を越えていますので、寿命でしょう。そのため、その後継として、別なカメラを使い始めましたが、どうもこれは、プログラム露出において、評価測光のはずなのに、なぜか、時々こけます。上の一枚目と二枚目がそれで、一枚目はアンダー気味、二枚目はオーバー気味になっています。これが、屋外でも、人を撮影しても、時々発生します。なんでかなあ。フィルムのマニュアルフォーカスの一眼レフで、マニュアル露出設定可能なカメラは、すべてマニュアルで撮影しているので、経験的に、露出決定で、あまりぶっ飛んだ状況にはならないし、所詮マニュアル設定なので、こんなもんと、言い訳できますが、これはいったいなんということでしょう。もうちょっと、癖をつかむのに時間がかかりそうです。自宅での撮影場所と、バック等のセッティングは、今までと変えていません。
(2005.9.10)




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