比の今月のカメラ 2006年6月号   Pentax ESPIO 120

このESPIO 120 を
見たのは、ESPIO 115 をさわってからでしたので、笑ってしまいました。失礼ながら、上についている操作ボタンの色違いとしか思えなかったのです。実際には違いはあるのでしょうが、テレ側の焦点距離が、ESPIO 115よりも5mmだけ長いだけの違いで、あとはこれといった大きな差は見当たらないのです。ESPIO 115は、結構使いましたが、このESPIO 120は、試し撮りしか使用経験がないので、差が感じることができませんでした。ただ、操作ボタンがピカピカ光ものなので、きれいに見えます。
望遠側のたったの5mmの焦点距離の差でも、アドバンテージとしたかったのでしょう。でも、その5mmを伸ばすために、光学系の設計見直しで大変だったでしょう。それとも、単にレンズ駆動のプログラムをいじったくらいで伸びたのかな。





ネックストラップが
横につくのは、ESPIOシリーズの前半のモデルの共通な形で、ストラップ自体は、細めの平紐です。今のデジタルカメラがハンドストラップが多くなっていますが、この時代は、ネックストラップが多いですね。
この状態は、ズームが38mmの時の状態です。

ESPIO 120 は、ネットの情報で見つけましたので、わかりました。
1994年6月発売開始だそうです。











これがテレ側120mmの
状態です。ネットの情報では、レンズは、38-120mmで、F値は、4-8.8とのことです。テレ側の暗さはたいへんなものです。だって、120mm F8.8ですよ。シノゴのレンズみたいでしょう。でもイメージサークルは、35mmフルサイズ分なのですよ。














左上の
「ズーム パノラマ 途中切り替え」のシールは、なぜか、使用者が撮影するときには、さかさに見えるのです。これは、被写体の人に読ませるため? それとも、お店で飾っているときに、お客さんに読んでもらうため? 













KONICA BIGMINI
シリーズは、本体と、うらぶたの間をフレキシブル基板でつないで、しかも、ヒンジのシャフトに密着するように、小さいアールで取り回したものだから、ほとんどの固体が、フレキシブル基板が割れて、うらぶたのLCDが表示しなくなってしまいました。Pentax は、これを理解していたのかどうかは知りませんが、うまくヒンジ部分にリード線を通しているため、ここで切れている固体はほとんどありません。唯一見たのは、ヒンジ部分が割れてしまっていて、リード線が切れたという表現ではなく、なんかの外力で、ヒンジ部分が、盛大に破壊されてしまったというやつですから、断線はやむをえない状態でした。
しかし、パノラマ可能な機種は、日付写し込みのLEDが二箇所必要なのがたいへんなところでしょう。私自身、パノラマ機能自体が不要と思っていたので、日付用の機構が2倍必要なのも、無駄と思いました。こんなコストかけても、他社がやるので、「うち」でもと、やっきとなって付けた時代だったのでしょう。


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実は、5月号と一緒に書きました。そのため、6月号は、とっくにアップしていたと勘違いしていました。よくよく見たら、アップしていないじゃないですか。あわてて上げました。
今年の冬は、雪が多かったため、季節がずれています。ゴールデンウイークに、春の花の写真を撮影するのがぴったりな場所に行ったら、雪がたくさん残っていて、花はまだでした。5月末の休日に行ったら、もう終わっていました。渓流でも、カゲロウのハッチが遅れています。
(2006.5.2 に作りましたが アップしたのは、 2006.7.1)




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