比の今月のカメラ 2006年3月号   KONICA C35EF

コニカミノルタの撤退は3末
となり、コニカミノルタのホームページでの商品については、カメラ、レンズは、生産終了となっていました。さびしいことです。

先月のミノルタにつづいて、コニカもと思い立ちましたが、何を取り上げるかなかなか考え付きませんでした。思い出に残っているものはすでに、取り上げてしまいました。ジャンクのリストを見ていたら、ありました。C35EFが二台。どちらもまだレストアしてません。一台は、動作はしています。簡単にレストアできそうです。
C35EFは、ピッカリコニカです。コニカにびっくりさせられたのは、24枚撮りフィルム、ピッカリコニカ、そして、ジャスピンコニカです。このピッカリコニカがこれです。






カメラにストロボがついている
という、今では、あまりにもあたりまえのことが、ピッカリコニカの前には、あたりまえではなかった。簡単に取り付けられる、オプションとしてのストロボは、いろんなカメラで実現していました。しかし、はじめから、本体組み込みのストロボというのは、一般的ではありませんでした。でも、こんなに便利ものをどうして、ピッカリコニカ以前に、実用化しなかったのでしょうか。まったく不思議です。さすがに、暗いときに自動で動作するというところまではいっていませんが、内蔵しているので、簡単にいつでもストロボの使用ができます。いまでは、カメラつきフィルム、いわゆる写るんですでもストロボがついていますので、もはやストロボはついているのが普通となりました。







てもち二台は
ニコイチ向きではありません。いろんな部品が違っています。今じっくりと見て気が付きました。ひとつは、このストロボのポップアップボタンの色です。銀色の左のほうがすこし高そうに見えます。でも、オレンジ色のほうが、目をひいて、使いやすいかもしれません。

残念ながら、ピッカリコニカは、思い出がありません。ですから、本来の趣旨である、思い出を書くということは、今回はできません。そこのところは残念です











けっこう違います
巻き上げレバーの形、巻き戻しクランクの取り付け部。
C35AF つまり、ジャスピンコニカは、手もちでは、上のタイプと同じでした。でも、下のほうが、シリアル番号は大きいので、あとで作られたように見えるのですが。この下のほうが、ストロボのポップアップボタンも銀色なので
もしかすると、シリアル番号の順は生産順と関係ないかもしれません。










レンジファインダー
ではなく、目測式です。メートルとフィート表示のほかに、アイコンでのゾーンが示してあります。丁寧というべきか、余計なお世話というべきか。

レンズは、HEXANON 38mm F2.8 です。ちゃんと、HEXANON と書いてあるところがりっぱです。最近は、廉価版カメラのレンズは、上位機との差別化という、目的のため、さびしいことに。ブランド名を上位機種と変えているのがありますが、それはさびしいことです。










ファインダーは
こんな感じです。撮影のときは、距離を1mにセットするとうまく、ブライトフレームが撮影できました。でも、被写体は、ピントが合いません。なお、C35EF のAE動作用の電池は、水銀電池なので、この二台は、電池を入れての動作は、まだやっていません。













雪片付けも、こどものクロカンスキーも、こどもの受験も、卒業式もやっと終わりました。やっと時間がとれるようになり、雪解けを撮影しています。また、ホームページ更新はサボリぎみです。
(2006.3.26)




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