比の今月のカメラ | 2006年10月号 | Canon Autoboy S |
Canonのプラカメラです と思ったけれど...... オートボーイもいつのまにかこうなってしまっていたのですね。レンズはズームで、38mm-115mm/F3.8-8.5 という仕様。38mmでF3.8は、まあよしとしても、115mmで、F8.5というのは、びっくりしました。ズームレンズですから、開放では、写りは悪いでしょうから、絞られた状態で使おうとするの? ISO400のフィルムで日中晴天で、250分の1秒で、F16とすれば、2段ちかく絞られているのでなんとかなるでしょう。とすれば、ISO400のフィルム使用で、日中の晴天限定と言えそうです。曇りのときは、250分の1秒で開放になるのかな。ズーム時の焦点距離によって、プログラムの設定で、シャッター速度と絞り値の最適化しているでしょうからね。 AiAFなんて、書いてありますね。「賢いよ」と言いたいのでしょうね。 |
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115mmにすると こんなに伸びます。今のデジタルカメラと違って、ズーム比をかせいで、望遠まで欲張れば確かにこうなります。ちなみに上の写真は、38mmの状態です。Canonロゴは金属のようで、浮き出してあります。なんか変だなと思ったら、ボディーは金属です。高級感のためにお金かけているのでしょうか。だから、けっこう重量感があります。そのロゴの下には、軟質プラスチックと思われる別部品のグリップがついているし。 あるサイトによると 1993年9月発売 65,000円 レンズは9群10枚 赤外線アクティブAFで、スポーツモードだと、サーボAFになるし、値段も仕様も高級機種です。 |
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背面のダイヤルは EOS Kiss を思わせるアイコンがついています。緑四角ではなくAUTOという表記になっていますけれど。 ところでね、Autoboy2 の次にこのAutoboy S を書いたのは、深い理由はありません。現在、在庫の中で動作するAutoboyシリーズの機種は、この二台しかないのです。結構たくさんのAutoboyシリーズのジャンク買いました。はじめにジャンク買った理由は、リモコンがついているAutoboyシリーズの添付リモコンは、EOSシリーズで使えるからです。EOSシリーズ用として販売しているオプションのリモコンより、ジャンクのAutoboyシリーズの方が安かったのです。そのほかにも、何台かジャンクを買いましたが、何かしら問題があって、電気回路まわりのトラブルも有り、簡単にレストアできるAutoboyシリーズは無かったのです。そして、コレクションで全種類集めるという興味の起きるシリーズでもなかったので、今はジャンクを買うのをやめました。 |
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背面の扉を開けると 操作ボタンが現れるところなんかは、EOS650あたりの雰囲気だね。この操作ボタンと液晶表示の通信をフレキシブル基板でやっていますが、切れていないところを見ると、設計に失敗していないことがわかります。KonicaのBIGMINIシリーズでこんな感じに作っているやつなんか、フレキシブル基板が、見事に折れますから。 |
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ここにフレキシブル基板が 見えます。シリアル転送しているのか、思ったより細い基板です。 ところで、これを見て「おやっ」と思いました。日付写しこみのLEDがここに見当たりません。フィルムの後ろからは写しこんでいないのですね。パノラマ切り替えだし、本来なら、ここに二つもLEDのユニットが付くはずなのに。 |
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中からなにかして 日付を写しこんでいるのでしょうか。きょろきょろと見てみましたが、見つかりませんでした。 どうも仕様によると、メッセージ写しこみ可能となっているので、どこからかLCDの画像を写しこむようになっているはず。 ジャンクで買ったので、取り説もないし、リモコンもついてこなかったし、謎のまま終わりそうだね、この高級カメラ。 |
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電池はCR123Aが2本です 奥に写っているコインで回すマイナスネジを外して電池室のフタを開けます。 Made inJapan と書いてあるります。やっぱり高級仕様です。 ボトムの部品はプラスチックです。ソコまでは、お金かけていないというシャレを言ってもよいかな。 Autoboy S のSの意味はなんだったんでしょうね。 Specialでしょうか。 |
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10月になって、紅葉がちらほら見え始めると、気持としては、冬が近いなと感じて、なんか憂鬱です。こんどの冬も豪雪になるのかなあ。 (2006.10.22) |
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