某web情報によるとこのCARDIA mini EVERYDAY OPは
1992年7月発売
37,000円
だそうです。
レンズは
28mm/F4.5 4群4枚
最近接写距離は、48cm
シャッタースピードは、1/3秒-1/125秒
1991年発売のTRAVEL mini が、28mmと45mm切り替えの二焦点カメラだったものを、28mmだけにしたとのことだが、デザインはまったく異なっています。
ジャンクワゴンから買い取って、しばらく部屋のダンボールで放置していたのですが、当時のFujiの単焦点28mmレンズは良いという話を聞いたので、急に使ってみたくなり、ダンボールから出してみました。
単焦点レンズですがレンズは沈胴?
POWER ON で、わずかに出てきます。
それで、この28mmの写りですが、まずますという感じ。噂が噂だっただけに、期待が大きかったのか、期待までには達していないというところ。でも、この小ささのファミリーカメラとしてのデキとしては、良いと思うべきでしょう。
さて、話は飛びますが、昨年2006年の写真をとりまく環境は、かなりの変貌でした。デジタルだけになった感じです。Fujiは、なんとか、フィルム関係を存続させてくれて、ありがたいと思っています。このCARDIAを2007年初めに出してきたのも、私の感謝のあらわれです。
残念ながら、400Xというフィルムは、高くて簡単に使えないので、もっぱらFujiのNEOPAN400の100ftを使っています。どうにか、NEOPAN400の100ftの販売を続けて欲しいものです。KODAKのTX400やPlus-Xも使いたいのですが、だいぶ値上がりしましたね。消費量が激減したのでしょうがないでしょうが。フィルムどころではなく、モノクロ印画紙がどんどんなくなって、いったいどうなるのでしょうか。まだまだ、モノクロ出力向きの民生用インクジェットプリンターは、選択肢がなくて、買えないところですので、もうちょっとモノクロ印画紙にはお世話になりたいところですのに。三菱もやめちゃったね。とっくにAGFAもなくなったけど、一部再生産で入手できるようになったのが、ほんの少しの救いかな。
ボタン類はきわめて少なくて、上面は、POWERボタンと、レリーズボタンのみ。
まあ、ファミリー向けなのだから。
他のボタンは、背面にあり、遠景用の無限。セルフタイマー。ストロボ設定。途中巻き戻し。と、デートの設定があります。すっきりしていて良いんじゃないのかな。
バッテリーはCR123Aが一個。手もちのFUJIFILMブランドのものをつけてみました。でもね、webでの評判の通り、電池の消耗は早いし、他のカメラより、電圧降下に弱いのか、他のカメラが動作する電池を、こいつに入れてもBattery Lowの表示になって、動作しないのです。まだ、1990年はじめころの技術では、CR123Aの1個動作では、きびしいのかもしれません。。
Fuji得意のドロップローディングのため、ストッパーにより、ここまでしか開きません。ストッパーを解除しても、あまり全開にはなってくれません。
フィルムの確認窓以外には、モルトプレーンを使用していない設計で安心です。
三脚穴がかなり端っこについていますので、観光地での三脚使用のためには、なんだか不安定でしょう。
JAPANと書いてあるので、日本国内生産かな。でも、原産国表示の法律での義務化は無いので、このJAPANは、日本の会社だよという表示だったりしてね。
今シーズンは、エルニーニョ現象で、暖冬の見込みだそうですが、年を越しても、あまり雪は積もりません。今シーズンまともに、除雪機を稼動させたのはまだ一度だけです。
(2007. 1. 7)