比の今月のカメラ 2007年 6月号 Minolta RIVA ZOOM 70w


探しました

情報がないのです。「Minolta RIVA ZOOM」で検索しました。
日本語のページに限定せずに検索したらひっかかりました。
eBayに結構出ていました。どうやら、国内向けではなく、海外向けモデルのようです。
それで、Minoltaのよくやるやり方で、国内と海外向けで、モデル名だけ変えていると考えて、Minoltaのコンパクトカメラを28mm-70mmのズームというので探していったら、ありました。Capios 25というやつです。画像もありましたので、間違いないと思います。
それで、その Capios 25 の仕様は

1995年3月発売
価格45,000円
レンズ28mm/F3.5〜70mm/F8.4 4群4枚

えっと思いました。ズームが、4群のレンズで構成しているの?
古典的なズームレンズでは、確かに4群だったと記憶していますが、この時代でもあるのですね。




ジャンクとして
売られていました。2年くらい前に買ったように思います。海外で買ったのでしょうね。逆輸入で販売したということはあったのでしょうか。実情はまったくわかりません。謎のカメラです。

小型です。このころは、もうこのレベルの仕様のカメラは、どんどん小型化してました。APS機が小型なので、35mmも小型化しないと売れなかったのかもね。小型がすてきです。小型が好きです。Olympusのミューは、初代の小型のやつが好きだしね。

Minolta のコンパクト機は、ジャンクいじりをはじめた頃、どうも難物のように感じて、ずっと、手を出さずにいました。でもこれは、デザインが気に入ったのと、外側にキズや汚れが決めて少ないので、なんとなく気に入って買いました。たぶん動作すると思います。でも、ためし撮りしていません。試し撮りする時間があったら、愛用の一眼レフ持ち出して、撮りたいものがたくさんあるからです。ごめんなさいね。生かしてあげられずに。





上から見ると
まあ当時としては、一般的な機能があります。液晶表示だし。
レンズは、この状態が28mmの状態です。このコンパクトさで、28mmからズームがスタートしているので、なかなか面白いカメラだと思いますよ。結構集めた、PentaxのESPIOシリーズで、小型で28mmから始まっているのは無かったように思います。Minoltaは、結構良いカメラ作りましたが、時代の流れとしてもカメラから撤退したのはまったく残念です。CLEは欲しかったけど、高くて手が出ませんでしたよ。CLは、Leitz Minoltaと書いてなくて、単にLeitz CL というのが欲しかったという考え方は、若かったからと、今は反省してます。












望遠にすると

こんな感じ。
70mmだから、この程度しか出っ張らないね。コンパクト機は、あんまり欲張らずに70mmくらいが良いように思います。135mmまでいくズームのコンパクト機は、ピーカンでの撮影でなんとかなる可能性があるのでしょうけれど、ファミリーカメラとして、こどもの運動会なんて、撮れたのでしょうか。以前は結構見かけましたけれど。
















MADE IN CHINA

なのに、OSAKA, JAPAN と記載があるのは、なかなか面白い
銘板です。Minoltaが生産委託した、あの工場で作られたのでしょうか。三脚穴は、お義理でつけたみたいに、端っこです。
ストラップは、この部分につけます。下にストラップ取り付け部があるのも、少ないかもしれない。だいたいは、横の真中かな。
















ファインダーの右側の

たんなる丸いフタは、パノラマ機能の切り替えレバーの名残でしょうか。小型のカメラの常道で、パトローネは、右側に入ります。でも、なれないと、ネガ見たとき上下逆であわてます。順番逆になる、まずフィルム全部引き出すカメラも、ネガ見てびっくりするけどね。
後玉が、プラのコンパクト機もあるけど、こいつは、ガラスだね。マルチコートの色が魅力的です。
こいつの不思議なことは、ズームレバーが、裏ブタについていて、日付設定のボタンが本体の上についているのですよ。普通とまったく逆でしょ。日付写しこみは裏ブタでやるためか、裏ブタにスイッチがついていて、ズームレバーは、本体の右手で動かす上のほうについているでしょう。設計者は、なにか意図があったのでしょうけれど、そこがまったくわかりません。本体と裏ブタの電気回路は、細いリード線が、ヒンジ部分を通っています。フレキシブル基板よりは、切れにくいかもしれませんが、ズーム使えなくなったら、致命傷ですね。日付つかなくても、なんとか写真にはなると思いますが。







【雑談】
じつは、この6月号の準備は、5月号と一緒にしました。書きかけのまま、一ヶ月半も放置してました。6月の土日は、いろいろあります。手が出せずに、時間の取れる平日しかチャンスはありません。
5月に、カラーネガまとめて現像してから、それからフィルムを使っていません。フィルムでの写真は、時間と気持の余裕がないとなかなか撮れなくなりました。さっと行って、さっと撮るということができなくなったのは、若さがなくなったためでしょうか。
(2007. 6. 20)




[「由美と比の趣味の廊下」にもどる]