比の今月のカメラ 2008年 9月号 PETRI FTEE


なかなか見つかりませんでした

ほんとは別なPETRIを探していました
見つからないので、これにしました。

おじさんは、PETRIを使っていました。
理由はわかりません。
高校一年のころだと思います。夏休みに母の実家に行きました。そのとき、撮った写真といっしょにPETRIを持ってきました。レリースボタンが、カメラの上についているのではなく、前に斜めに着いているのが印象的でした。

残念ながら、おじさんのPETRIと同じモデルは見つからないので、このFTEEにしました。




おじさんは、母の弟です
私が小学校のころは、毎年夏休みに母の実家に行きましたので、いつも遊んでもらっていました。
遊びは、釣りです。はじめての自分の釣りざおも、おじさんからのプレゼントでした。釣り鉤にハリスの結び方から教えてもらいました。

ほんとは、はじめてのお盆なので、母と一緒に、お参りに行かなくてはということで話していたのですが、結局、理由があって、いかないでしまいました。来年のお盆はいければよいのですが。






FTEE
については、予備知識はゼロでした。
それどころかPETRIの知識もゼロに近いものでした。
ネットで調べても、あまり情報はありません。無くなったメーカーのためでしょうし、マニア好みでもなかったのかも知れません。
かろうじて記憶にあるのは、市内で扱っていたのは、Yカメラ店のみであり、そのほかの市内の名件かあるカメラ店では扱っていなかったということです。そのYカメラ店の新聞に入る折り込み広告には、時々載っていました。他の35mm一眼レフと比較して、結構安い価格だったのを覚えています。その価格に匹敵したのはRICOHのXR500だったと思います。XR500も、このFTEEも最高速シャッターが1/500秒です。耐久性を考えた、材質は1/500秒までだと、コストダウンかのうなのでしょうか。でも、このFTEEは、AE動作可能なので、高級機のはずですね。




レンズは

55mm F1.8で、まう普通のレンズです。廉価版にありがちなF2やF2.2などという開放値ではないのが、意地だったのでしょうか。
ネットで見る限り、今中古やジャンクで見つかるのは、標準レンズばかりで、広角や望遠は、なかなか出てこないと書いてありました。私は、標準以外は見たことがありません。









特に
この方向は、凝った作りは見られません。しかし、レリーズボタンでびっくりした以上に、実は、中身がびっくりしました。底面に、ヨコにシャフトが通っていて、それでシャッター制御をしています。PETRIのカメラは、耐久性に問題があるということを、あるホームページに書いている方もいましたが、このFTEEも調子はいまいちです。分解して様子を見ましたが、どこがどうだか、はっきりとはわかりません。もともと、キリギリで動いていたのが、オイル、グリスの状態や、磨り減った部品の状態で、うまく動作しなくなっていったものと思います。また、そのうちに、分解してみます。






おどろいた
ネジです。
皿ネジにして、ツライチにするのが、通常のやり方のはずですが、これは、ナベネジで、飛び出しています。素人が分解した形跡も無いので、これがオリジナルのように思います。他に中古やジャンクも見かけないので、比較のしようが無いのです。そのうち、見ることもあるでしょうから、そのときは注意して確認しますよ。







マウントは
独特なスピゴットのようなやつです。正式な名称は、わかりません。回転角度が、ちいさいのも特殊です。なんとなく、安心感がないので、きつく閉めてしまいます。同様な感じのCanonのFDとは、まったく違う感触です。
事情はわからないのですが、PETRIには、M42マウント機も存在するようなので、M42で、もっと開発していれば、もう少し違った道もあったのかもしれないと、私は感じてしまいました。









【雑談】なんだか、土日になると、いまいちの天気になるようで、遊ぶチャンスが少ないみたいです。
夏休みの自由研究から開放された夏だったのに、結局充実したことをしなかったみたいです。
(2008. 9. 15)




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