比の今月のカメラ 2009年 3月号 OLYMPUS PEN-EE2


2008年10月号、12月号の

続きです。
OLYMPUS PEN-EE2です。
これも、EE,EESと同じく、レストアの部品取りにと手配されたもので、残ったものをいただいたのです。
この個体は、基本的には、問題の無い個体でした。掃除とモルトの交換でまともに使えるようになりました。
ストラップは、オリジナルがついていました。ケースはありませんでした。






EEとEESから
このEE2になり、まったく新しい機種であるくらいの違いです。フィルムカウンターは、自動復元になっています。フィルム入れて、撮り始めてから、しまった、スタートにあわせていないということはなくなりました。ホットシューもつきました。EEとEESは、ホットシューどころか、アクセサリーシューもないので、クリップオンのスピードライトが取り付けられずに、手に持っての撮影でしたが、EE2は、そのまますぐに使えます。

それで、このEE2は、いつ発売なのでしょうか。オリンパスのサイトにも、EESは記載があるのに、EE2は、ありませんね。エポックメーキングな機種扱いじゃないのでしょうね。でも、各所に、その後のコンパクトフィルムカメラの標準となるやりかたで作ってあるのですよ。




セレンの置いてある
前にある、透明プラスチックのパターンは、機種によってことなります。このデザインは、一般的なものですね。EEとEESは、蜂の巣のような感じにならんでいるタイプです。EEとEESは、大きなプラスチック板から切り出しているのでしょうか。

レンズは、28mm/F3.5です。D.Zuikoです。
ピントあわせはなくて、パンフォーカスで使います。
フィルムの巻き上げがレバーじゃないところも含めて、レンズつきフィルムの操作のようなものです。






裏蓋は

EEやEESが、下にスライドさせてすっぽりとはすずタイプだったのが、EE2は、ヒンジで開くタイプです。ただ、ロックは、巻き戻しクランクを引き上げるのではなく、この写真の右のように、レバーを引っ張る方式です
三脚穴も巻き戻しボタンも、現代的なやつです。

オレンジの数字は、フラッシュやスピードライト使用のときに、絞りをあわせるものですね。








蓋を開いた状態
まるきり違うので、EESからは、変更というより、新規設計みたいなものでしょうね。

それで、何台か持っているハーフサイズカメラのなかで、こいつが一番見た目もきれいで、それで、まともに使えますね。電池も必要ないし、いつでも、すぐにでも使えるというのは良いことです。でも、出番はすくないですね。







【雑談】とにかく、こどもが二人ともいちどに、卒業と進学というので、いろいろとやることが多くて、時間が制約される。今年の写真展は、3月に場所の確保ができずに4月になってしまった。4月の写真展だから、なんとかなると、たかをくくっていたら、じつは、3月が忙しいものだから、写真展準備の時間がとれない。とにかく、やらねば。
大学の某サークルの「追いコン」兼OB会? が、久しぶりでおこなわれた。最近やっていなかったためか、人数は、たくさんは集まらなかった。でも、ひさしぶりに、いろいろと話ができてたのしかった。その昔の顧問が一人づつに届けた、論文集は、強力です。読んだ感想をもとめられないことをいのります。
近くの、カメラ屋さんで、カメラの無料点検というのをやっていただいた。気になった、F3とよく使うFEのシャッタースピードを見てもらったら、どちらもOKだった。なんだかほっとした。今年も使うぞという、気になりました。
(2009. 3. 28)




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