比の今月のカメラ 2009年 10月号 FUJIFILM FUJICA AUTO-7 QD


だいぶFUJICA続きますが

FUJICAの最後です。
富士 FUJICA AUTO-7 QD。
というのも、これのあとのAUTO-8になると、FUJICAではなくなってしまったのです。

こいつも、ジャンクで買ってきました。
とりあえず、素性は、
発売は1984年
レンズはFUJINON 38mm/F2.8  4群4枚
シャッターは、電子制御プログラム1/8-1/500秒

で、先月のFUJICA AUTO-7 DATE
発売1981年の3年あとで、手動日付機能から、やっと、日付が時計内蔵の自動になりました。ここで、やっと、最終的なフィルムカメラに近づきました。このあと、コンパクトのフィルムカメラは、ズームレンズになるだけです。デザインは、このあとすさまじく、いろいろなものが出ますが、とりあえず、誰でも簡単に写真が撮れるという要求を満たして、記録として日付は必須ということの要求も満たしたわけです。



ああ、時計です
ただし、電池は抜いてある状態で撮影してしまったので、液晶表示がないのは、失敗でした。
AUTO-7といいながら、AUTO-7 DATEから、日付がAUTOになったので、AUTO-8でもよかったのですが、なぜでしょうねえ。AUTO-8というモデルは、1985年、1年後にでていますが、レンズを35mm/F3.5と、ちょっと不思議な変更をしています。AUTO-8から、FUJICAのロゴはなくなって、FUJIのロゴになっていますので、このAUTO-7 QDが、最後のFUJICAになるのでしょうか。違うカテゴリーも含めて詳細は調べていないので、断言はできませんがね。






QDになったので
日付は、フィルム圧板の方から写し込む仕様になりましたね。日付用の電池は、コイン電池です。
フィルムのローディングは、AUTO-7 DATEと同じ、マークまで、端を持ってきてフタを閉めるだけです。












フィルム会社

だからでしょうね、フィルムが見える窓をつけたのは。フィルムのパトローネの仕様を決定できるのでしょうから。これは、便利です。フィルムが入っているのに開けてしまったといことを防止できますし。入れてから、「あれっ、何枚撮りだっけ?」とか「感度はなんだっけ」とか、悩まなくて良いですね。久しぶりに使ったカメラにフィルム入れようとしたら、入っていたとか、感度設定間違ったとか、だいぶやりました。







電池室のフタは
だいぶ頑丈なつくりになりました。これもこわれていません。「巻き戻し中に電池交換をしたときは、必ずリワインドボタンを押してください」というのは、電池がお疲れで、巻き戻しきれずに、途中で電池交換したばあいを想定していると思えますが、はたして、一般の人は、まき戻しが完了したのか、途中で電池が切れて巻き戻しが半端なのか、判別つくのでしょうか。気になります。
それと、依然として、Ni-Cdはだめなんですね。電流が流れすぎて、モーターが焼けることを心配したのでしょうか。





【雑談】体育の日のあった連休の時に、いろいろとしたいことを考えていたのですが、想定外のことが発生して、やりたいことはできませんでした。残念。そんなものかもね。
いつものグループの来年の写真展の場所を予約しました。こどもの学校の大文化祭での地区PTAの展示物にと、写真を準備しました。ネットで、写真を出すより、じかに現物を見てもらいたいというのが、自分の気持ちです。
(2009. 10. 17)




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