比の今月のカメラ | 2010年 12月号 【改訂版】 |
Nikon LENSE SERIES E 50mm F1.8 |
|
Nikon LENSE SERIES E 50mm F1.8 です。 当時の「日本光学」、いまの「ニコン」は、以前は、レンズには、Nikkor というブランド名をつけていました。この「Nikkor」のつかないこのレンズは、1980年のNikon EMの発売時に廉価版として、35mm, 50mm, 100mm の三種類が発売された。正確には、50mmは、日本国内販売されていない。この、E 50mm F1.8は、日本国内販売されなかったレンズだ。 このレンズは、したの子のEMにつけるため中古ショップで買った。ジャンクではなく、ちゃんとガラスショーケースに飾られている中古品だが、かなり安かった。シリーズEは、安レンズと思われているため、不人気なのが安い理由と思った。 |
E 50mm F1.8は 日本国内発売されるときには、なんとNikkor 50mm/F1.8Sとなって登場した。SERIES E ではなくなっていた。でも、このSERIES Eで十分でしょう。 このレンズは、最近接写距離が60cmしかない。このために、下の子に嫌われて、私の手持ちのマイクロ55mm/F3.5を持っていった。まあしょうがないか。それで、今は、棚に残ってしまった。しかも出番は無くなった。50mmクラス使うんだったら、やっぱり、マイクロ50mm/F2.8を持ち出すものね。 あっ。やはり、親子? |
このレンズは ガチャガチャ用のツメは、はじめからついていないし、あとでつけることもできない。あらためて、このレンズを旧ボディーにつける人は、想定していないのだろう。Nikon EMのユーザー層の設定だろう。しかし、ちゃんと、FM, FEなどの、ファインダーでの絞り値の光学読み取り用の小さな絞り値がちゃんと記載されている。立派です。 |
あ 赤外フィルム用の指標もあるし。被写界震度の目盛りの色分け線もあるし、最低限のつくりはしていますね。 |
絞り羽は こんな感じです。 工作精度のためでしょうか。この状態は絞り5.6ですが、7角ですが、ひずんでいます。 |
マウントは ちゃんと金属だし。作り自体は、Nikkorレンズとかわらなく見えます。 |
【雑談】いろいろとありまして、アップが遅れていました。 そのいろいろいも、ようやく終わりました。ほっとしています。 (2010. 12. 30) いちど、smc PENTAX-M で12月分をあわててupしましたら、じつは、すでに、そのレンズのことを書いていることに、あとで気がつきました。慌てふためいて、撮影して、upしました。 まったくはずかしい (2011.1.2) |