比の今月のカメラ 2010年 2月号 Canon New FD 50mm F1.8


キヤノンNew FD 50mm F1.8

です。
キヤノン カメラミュージアムの説明では、
1979年6月発売
発売時価格 22,000円
4群6枚
となっていますので、先月のお話のNFD50mm/F2より約1年先に発売されています。
1979年6月はNFD50mm/F1.4と同時に発売されています。
時期としては、カメラ本体はAV-1の発売が1979年5月ですので、そのころです。ただ、不思議なことに、キヤノン カメラミュージアムのAV-1の説明では、発売当時価格がNFD50mm/F2付となっています。ずれがありますねえ。若い人が気がつかずにwebの情報を作ったのでしょうか。

この写真は、あくまでも参考なので、本体はFTbです。こんな使い方した人は発売当時はないでしょうけどね。




このレンズは
ジャンクのAE-1を買ったときについていたように覚えています。AE-1発売当初は、FDレンズなので、たぶんシャッター速度優先のほうが良いと思った人が、AV-1ではなく、AE-1を選択して、50mm/F1.8をつけて購入したと想像しています。

最短撮影距離は、この写真のように0.6mです。NFD50mm/F2と同じですね。バヨネットのフードマウントも同じくです。







レンズ構成は
詳しくは覚えていません。床下に押し込んでしまった当時のキヤノンサークル誌には解説があったかもしれません。そのうち、掘り出してきて、確認してみようかな。構成の4群6枚ということと、眺めてみて、FD50mm/F1.8の最終世代と、光学的には、コーティングのみの変更のように感じます。外形が小型化されたので、使いやすくなったように感じます。なにしろ、AE-1に付けたとき、FDレンズは、巨大ですから。

マルチコーティングは、一部の面だけですかねえ。これだけ見ると、リアは、シングルコートのように見えます。




レンズマウントの

詳細は、その方面のwebページを見てくださいね。いろいろと難しいので。
NFDレンズのスタンダードの作りと思います。

50mmを付けっぱなしの人だったらしく、マウント部は、そじていません。まだズームレンズは、高額だった時代ですね。35-70mmが普及型となるのは、1983年の35-70mm/F3.5-4.5になってからですね。それまでは、まだ50mmレンズ付が普及版だったわけです。カメラもT50が発売されだ時期となります。単焦点命の世代は、1983年以前の世代ということでしょうね。





キャップは
だいぶ落としました。このF1.8も、AE-1につけて、だいぶ外を持ち歩いたので、確か、いつのまにか、キャップがなくなっていたこともあったはず。キャップは、純正にこだわりたいので、ジャンク品を安く売っているのを見つけると、一時期は、だいぶ買いましたが、いまは、外に持ち出すときは、自然には外れにくい?汎用品をつけています。これは、保管のときと撮影用ということで。








FTbの
ボディーマウント部の機構はこうです。どれがどうというのは、そのてのwebページで確認してくださいね。プログラムはもちろん、AEも無いですよ。これでも、開放測光のために、レバー類が3つもあります。













【雑談】嫁様が妹の入院のために、留守となったとき、予想外の大雪となった。屋根の雪を下ろさないといけない。ひとりで雪を下ろして、いつもはやってもらっている下の雪のかたずけもやると、筋肉痛を通り越して、手首に激痛が来た。ものがつかめなくなった。その直後に、こどもが新型インフルエンザとなって、ついには、自分がひどい風邪となった。さんざんな冬だった。
しかし、なんとか恒例の仲間内の写真展もできた。早めに準備していて助かった。今回は、伯父の形見である16mm魚眼で撮ってみたが、初心者ダマシでしかなく、よくご存知の皆様の目にはとまらなかった駄作でした。想定内の結果となった。さて、次回の写真展の自分の課題は何にしようか。まだまだフィルムでの写真から離れる気は無いが、C41の現像液が買いにくくなっているし、C41で使いやすい現像タンクも、もう買えない。モノクロ重視に切り替える時期に入っているのかもしれない。
(2010. 2. 14)




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