比の今月のカメラ 2010年 6月号 MINOLTA MD ROKKOR 50mm F1.7

MINOLTA MD ROKKOR
50mm F1.7 です
まず、X-70ありきで。X-70の動作しないジャンクを入手しました。それについていたのは、某レンズメーカーの、28-70mmでしたが、なにしろその時代のズームレンズなので、悲惨な写りでした。なんとか、まともなX-70につけられるレンズがほしいということで、東京地区出張のとき、いまは店がなくなった、秋葉原の、あるカメラ店で、ジャンクあつかいの、このMD ROKKOR 50mm/F1.7を当時としては格安で購入しました。なにがジャンクと言って、こいつのジャンク度は、変わっていて、マウント部が少しひずんでいて、付れはずしが、硬い。そのため、カメラ本体に、ストレスをかけそうなので、ジャンクの本体にしか、取り付けていない。しょうがない。ジャンクだもの。
でも、写りは、まともです。この時代のミノルタの設計は、すばらしいと感じました。これを見て、友人の50mm/F1.4を見て、ミノルタの設計に感動しました。





ああ45cmまで
ちゃんと近づけます。それで、写りが良いので、文句はありません。45cmまで、レンズを繰り出しても、なんだか、あんまり、レンズ自体がとびだしていないように感じるのは、設計の問題でしょうか、それとも全体のデザインがなせる、「気のせい」?











ミノルタのマウント
については、詳しくはありません。
この爪は、何用とか、まったく説明できませんが、やたら爪があるのは、いろんな時期の本体にあわせて、互換性を確保していたのでしょう。この互換性のある状態から、α-7000で、まるで違うマウントにしたのですから、ものすごい決断だったでしょう。










ピンは

2本出ています。1本は、絞り動作用、1本は、絞り値をボディーに伝えるため。

マウントサイズは、今見ると、やたらと小さくて、このまま物理的に取り付け互換を残して、オートフォーカスにしなかったのは、しょうがないところでしょう。
赤っぽい、マルチコートなのですね。









本立て側マウントは
この状態です。
先に書きましたが、本体はX-70です。














絞りは
偶数なのですね。
当時は、ボケについては、あんまりうるさく言われない時代なので、そんなもんでしょう。一枚羽根を増やしただけで、コストはかなりアップするでしょうから。











【雑談】毎年6月は、いろいろと忙しい。昨年から、こどもが、ひとり、関東地区にいっちゃったので、比較的時間がとれるようになりました。それで数年ぶりに、家庭菜園を再開したので、やっぱり、やるべき作業が増えてしまいました。
(2010. 6. 21)




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