比の今月のカメラ | 2010年 9月号 | Canon FD 50mm F1.4 S.S.C. |
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Canon FD 50mm F1.4 S.S.C.です このレンズは、なにかの中古カメラについてきたはずですが、なにを購入したときについていたのか、まったく思い出せません。 Canonの50mmについては、世代が多いので、わかりにくいのですが、1977年あたりに、FTbを使っていた友人が、レンズカタログを穴の開くほど見ていて、「赤いわっかや緑のわっかのやつは、およびもしないが、この50mm F1.4 S.S.C.という多層膜コーティングのやつは欲しいなあ。」と言っていたので、そのころですね。この時代は、S.C.がシングルコートで、S.S.C.がマルチコートじゃなかったかな。このあと、NewFDレンズへの切り替えで、全部マルチコートになったと覚えています。 で、ただしかったかな。 この、刻印に赤く、S.S.C.と書いてあるのが憧れだったのですよ。 |
FDレンズは この、銀色のリングをまわして、マウントへのレンズつけはずしを行います。 この時代は、文字がほとんど掘り込みで、それに色が流し込んでありますので、高級感があります。実際、このレンズの当時の価格は、32000円ですので、高級ですね。 参考として キヤノンミュージアムによると(I)と(II)の二つの世代があるのですが、 I世代は 1973年(昭和48年)3月 25500円 II世代は 1973年(昭和48年)6月 32000円 です このレンズはどちらかと言うのは考えたことも無かったので、わかりません。たぶん、絞りのAマークがあるので、II世代と推測します。 詳しくは、そのてのサイトで確認してね。 |
こいつは ちゃんと45cmまで近づけますね。 絞りは、16までしかないですね。でも、22とか32まで絞りたいときは無いと思いますので、これで十分です。 取り付けた本体は、F-1nです。時代的には、ぴったりでしょう。似合いますねと、自己満足です。 |
はずすと マウント部は、こんな感じです。 FLレンズとの互換のレバーは、この時代にはないのですね。 |
絞りは 8枚です。 Canonは、奇数にこだわらないようです。 かたちはきれいになっていて、いびつではないのが高級レンズということでしょう。 |
F-1nのマウントは こんな感じです。 AEがないので、開放F値の伝達、絞り設定の伝達と、絞り動作のつめのみっつだけですね。シンプルです。 |
【雑談】いろいろとありまして、アップが遅れていました。いろいろというのは、そのうち書きますよ。 (2010. 9. 18) |