今月のカメラとレンズ 2011年 2月号 Nippon Kogaku EL-NIKKOR 5cm F2.8


まいりました
いろいろと仕事上の問題もあり、ちょうど雪の季節で日々の除雪に追われてしまっていたということもあって、ダブりに気がつくのが遅くなった。しかも2月号も3月号も4月号もで5月号を書こうとしたときに気がついたものだから、ただぼうぜんとしてしまった。
まず、冷静にならないと、そして、過去に扱ったものをちゃんと整理しないと。
と、思ったものの、作業が進まないまま8月になってしまいました。
8月の休みのときに、天気が悪くて、家にいたという、ただそれだけの理由で、やっと過去に扱ったものの整理をして、あらたに使うものの写真をとりました。

ということで、この2011年2月号は、2011年8月にまったく書き直したものです。
すでに、いままで、読んだ方にはすまないと思っています。




これはカメラに取り付けるレンズ
ではなくて、引き伸ばし機につける「引き伸ばしレンズ」だ。
旧日本光学、そして今のニコンは、引き伸ばしレンズはEL-NIKKORという名前で呼んでいる。これがそれだ。古い時代のものなので、Nippon Kogaku Japanと書いてあるし、焦点距離はf-5cm と書いてある。古い時代のSシリーズのレンズと同じだな。でも、価格がまるで違うけど。
こいつは、5cm/F2.8で、通常の35mmフィルムから引き伸ばすときに標準的に使うやつだ。






入手はネットオークション
価格はちょっと忘れた。安かった覚えはある。
引き伸ばしレンズは、引き伸ばし機とレンズのメーカーによらず、共通の、スクリューマウントになっている。大学時代は、ラッキー、つまり藤本工業の引き伸ばし機に、富士のレンズをつけていた。べつにニコンオヤジというわけではないが、ニコンのレンズを使ってみたくなったわけだ。









これが

上の写真の反対側だが、絞りの数字は、どちらがわでも見られるように書いてある。これが引き伸ばしレンズの特徴だ。













Nikonの
カメラ用のレンズの絞りは、奇数枚が基本だが、引き伸ばしレンズは「ボケ味」などというのは、意味が無いということか、偶数枚だった。

引き伸ばしレンズは、マクロレンズに近い特性があるというので、ベローズに引き伸ばしレンズをつけて、マクロ撮影する人がいるが、私は試したことが無い。そのうち実験してみるのもいいな。






【雑談】結局、1月にたっぷりと雪が降り、雪灯篭祭りには、充分で、運ぶ必要はなかったそうです。
雪はもうたくさんです。除雪と屋根の雪おろしでたいへんでした。  いや、まだ過去形は早いかもしれません。
(2011.2.19に記載文そのまま)

2011.8末 全面書き直し



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