今月のカメラとレンズ 2011年 1月号 Nikon AF NIKKOR 50mm F1.4


Nikon のAFレンズ
50mm F1.4 です。

このレンズは、伯父の形見でいただいた、カメラとレンズのなかのひとつです。伯父は、NIKON愛用者だったので、AFの時代になったときに、50mmは必須と思い購入したものと推測されます。伯父は几帳面な正確なので、キャップにもきちんと名前シールを貼り付けています。はがさずにそのままの状態にしています。フィルターも保護のためについていて、そのままにしています。






AF NIKKOR 50mm 1:1.4
だけの表示で、さびしくなりました。私からすれば、もっといろいろと書いてあって欲しいのですが、マクロレンズ使用者は、写りこみを防ぐため、前面は黒く塗りつぶす方もいらっしゃるということで、記載されている文字は、少ないほうが良いのかもしれませんが。










このレンズは
AFレンズとしては、古いほうで、まだ距離データにも対応していません。ただ、そのデータを使うカメラは1台しか所有していないし、その機能を使っていないので、まったく気になりません。ただ、マニュアルフォーカスの時の、ターレットが薄いのと、ヘリコイドがスカスカ、ユルユルなのは、感触が良くありませんし、回転角度も小さくて、少し回すと、ガクッとかわるので、よくありません。この後の世代のほうが、マニュアルフォーカスでの使用を意識しています。
この写真の状態が、最近接写距離の45cmのときです。








これが

無限遠の時です。














絞りの
リングには、NIKON送りで、ガチャガチャ用のツメをつけてもらうことができるため、位置合わせ用のマークがついています。もちろん、私は、このレンズに爪をつけてまで、ツメが必要なカメラに取り付けて使用するつもりはありません。この状態でも、Ai以降のカメラでは使用可能ですから。

シャッター優先、あるいは、プログラムでの使用を想定して、絞りリングを最小絞り(値としては「最大値」)に固定している状態の解除ボタンがちゃんとついています。NIKONのGレンズと呼ばれる、絞りリング無しのレンズじゃないものは、絞りを最小絞りにしないと、AEのプログラムやシャッター優先で動作しなくて、エラー表示になるのですが、そのエラー表示が、嫁様には瞬間的に、直感的にわかりにくく、せっかくカメラを持っていっても、「壊れた! エラーだった」と、言って、その日一日写真を撮ってこないという状況がありました。いまの時代は、そんなことにはならないでしょうね。





絞り羽は
7枚です。 円形絞りではないのですが、まあまあ、ゆがまずに動作します。













【雑談】一年に一度の、仲間のみんなの写真展の展示を昨日やりました。これで、ここ半年くらい、いろいろな作業に追われていたものが、だいたい決着ついたことになります。ほっとしました。
雪は、そこそこ積もってきました。スキー場には十分でしょう。雪灯篭祭りには、まだちょっと足りないかもしれませんが、一般住民には、これいじょうの雪は必要ないという量です。
(2011.1.10)




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