今月のカメラとレンズ 2011年 5月号 Fuji FUJINON-EP 50mm F3.5


まいりました
いろいろと仕事上の問題もあり、ちょうど雪の季節で日々の除雪に追われてしまっていたということもあって、ダブりに気がつくのが遅くなった。しかも2月号も3月号も4月号もで5月号を書こうとしたときに気がついたものだから、ただぼうぜんとしてしまった。
まず、冷静にならないと、そして、過去に扱ったものをちゃんと整理しないと。
と、思ったものの、作業が進まないまま8月になってしまいました。
8月の休みのときに、天気が悪くて、家にいたという、ただそれだけの理由で、やっと過去に扱ったものの整理をして、あらたに使うものの写真をとりました。

ということで、この2011年5月号は、2011年9月に、遅ればせながら書いたものです。
いままでで、一番遅くなったということになりました。




これはカメラに取り付けるレンズ
ではなくて、引き伸ばし機につける「引き伸ばしレンズ」だ。
富士写真工業が作った引き伸ばしレンズは「FUJINON」となるが、そのあとに、グレード別になんらかの文字がつく。これは、-EP で、高いグレードのものになる。











入手はジャンク扱いで
中古屋さんにあった。500円の価格だったように覚えている。Fujinon-E 50mm/F3.5と一緒にジャンクとして出ていて、一緒に買ったように思う。
ちゃんとオリジナルのケース付きと言うところが良かった。

大学時代は、Fujinonを使っていたので、懐かしくて買った。おなじものかどうか、詳しい記憶が無い。引き伸ばしレンズには、こだわるレベルじゃなかったので、自分の引き伸ばしの技術を向上させるほうが先だった。





横から見ると

こんなかんじ。
絞りは22まであるが、11まで絞ったこともあまりないので、はたして必要なのだろうか。

グレーに見える部分は、ゴムでてきていて、滑り止めとなっている。ゴムじゃないほうが耐久性はありそうだが、Fujinonの引き伸ばしレンズの共通構造となっている。ジャンク品には、このゴムが切れてなくなっているものがある。






マウント部は
結構使い込まれたあとがある。付けたりはずしたりするのは、レンズの焦点距離を換えたいということが多いだろう。とすると、35mmフィルムばかりじゃなくて、違うサイズのフィルムを使った人が使い込んだと見える。











絞りは
10枚だ。工作精度は高いようで、きれいな形になっている。まあ、一眼レフのレンズの絞りのように、高速で動作する必要も無いので、精度は出しやすいかもしれない。












【雑談】5月号を9月に書くというはずかしいことになっている。5月の話題が書けない。
本来、4月29日から、5月3日に開催される上杉祭りが、今年は延期された。9月ということで、「上杉祭り秋の陣」というのだそうだ。しかも、期間が春の標準より、長い。はたして、生まれて初めて経験する、秋の上杉祭りとはどんなものか。

(2011.9.3 遅ればせながら)





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