今月のカメラとレンズ 2012年 4月号 OLYMPUS G.ZUIKO 28mm F3.5


OLYMPUSは
高校から、社会人、こどもが生まれたころまで愛用した。
M-1を買って、そのあとOM-1でがんばった。
広角レンズは、OLYMPUSを使い始めて十数年間まったく興味がなく。広角レンズを買ったのは、たぶん社会人になってから「広角でも買ってみるか」と思った程度だった。
28mm/F3.5を買ったのは、自分ではない。妹がカメラを私と共通化したいというので、OM-2にした。そのときに、私とダブらないということで、妹がこの28mm/F3.5を買った。つねに私のレンズを借りていったので、この28mmの出番は少なかっただろうと思う。






28mmが
私の手元に来たのは、私が社会人になってからだ。妹に「レンズなにか買ってやるから」と言ったら、「ズームレンズが欲しいと言った」それで、その頃一般的だった標準ズームの35-70mmを買って、プレゼントしたら、「これは使わないから」と38mm/3.5が手元に来た。なんだか、こちらが得をした交換になってしまったようだった。

さて、この28mm/F3.5だが、第二世代の「黒ブチ」の「G.ZUIKO」と書いてあるタイプだ。コーティングは後期とちがって、あまりよろしくない。そのため、28mm/F3.5にしては、あんまり人気が無いようだ。まあ、自分としては、28mmの手持ちがなかったので、これで十分だったのだが。




最小絞りは16

で、最短は30cmだ。ここらへんに当時のOLYMPUSの思想が感じられる。若い頃は、絞りは22とか32があると、仕様としては、「立派だなあ」と思ったものだが、いまとなって、考えれば、16までも使わないし、絞りすぎは画質悪化になってしまうので、16まであれば十分といえる。最短も30cmが普通だろう。マクロレンズじゃないのでね。












この28mmは
こどもが生まれて、スナップ写真をたくさん撮るようになってはじめてまじめに使い始めました。スナップ写真を撮る前は、85mmを愛用していましたが、室内も含めて、85mmでスナップ撮るのは、きわめて使いにくいのです。
28mmで、ストロボは35mmまでカバーする広角アダプターをつけましたが、目立たない程度の周りの光量低下程度なので、なんとか使い続けられました。ある程度余裕は見てくれていたんですね。ストロボメーカーさんは。








後玉は
小さいですね。マウント部を見ても、あんまり交換した形跡がないので、妹もあんまり使わなかったし、私は、当時ほとんどつけっぱなしだったように覚えています。

結局、OMシリーズは、オートフォーカス化に乗り遅れて、デジタルの一眼レフになるまで、レンズ交換の一眼レフでは、まったくダメな時期がありました。そのためもあり、OLYMPUSに「あいそをつかした」私は、NIKON使用者となってしまいました。
OMシリーズは、今、ときどき使っても、いいかんじで、使いやすいと思いますが、NIKON使用者になったのは、しょうがなかったと思っています。




【雑談】ちょっといろいろと思うところがありまして、4月号はアップが遅れました。
雪が多かったので、雪解けが遅れたし、3月末から4月はじめにちらちらと雪が降ったりで、桜の開花が遅れました。それがラッキーなのは、上杉祭りとぶつかりまして、久しぶりの桜のきれいな、上杉まつりとなりました。

さて、OMシリーズですが、カメラもレンズも結局は現在たいして数はありません。では、NIKONのカメラとレンズが多いのかというと、そうではないのです。一時期、カメラレストアに狂ったときに、たくさん買い込んだのは、Canonでした。理由は、安くジャンクのカメラとレンズを買うことができるということでした。でも、レストアしたCanonは、あんまり使っていないなあ。やっぱり、NIKON FEを持ち出してしまうなあ。
(2012.4.29 )



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