今月のカメラとレンズ 2012年 12月号 OLYMPUS E ZUIKO 100mm F2.8


OLYMPUS OMレンズ
増強計画を妹とやったのは、妹が高校に入った頃だったと思う。
50mm/f1.8
135mm/F2.8
300mm/F4.5
と、望遠だけ買っていた私は、その次のレンズは広角かな? マクロかなと思っていたが、そのころ好きだった写真家のエルマー90mm/F4で撮った写真が気になってしまった。だが、中古のボロボロのエルマー90mmですら高くて買えないため、それに近いものを使いたいということで、OLYMPUSでは、100mmか85mmかとうことになる。当時は90mmマクロは発売前だったのでね。
それで、悩んで85mm/F2を買った。
それでは、また望遠ではないのか。

まだ、100mmの話にならないねえ。



そのあと
やっと広角を買ったのは、しばらくあとだ。
妹は、50mm/F1.8ではじめは間に合っていたし、望遠なら135mm/F2.8で十分だった。
広角は、35mm/F2.8を買った。
まあ、広角は当時撮っていた写真の題材では、ほとんどいらないと思っていたので、35mmでいいやということになったわけだ。

やっと、妹の話だ。
妹は、どのレンズを買うかということなって、広角と、望遠を一本づつ買うという決心をした。
そのため、まあ、想像はつくと思うが、28mmと100mmという選択となった。
つまりそのとき買ったのが、この100mm/F2.8のわけだ。





伸ばすと

こんな感じ。1mmまで寄れる。
OMシステムの特徴で、先端部に絞りリングがあるレンズが多い。これもそうだ。そのため、ヘリコイドを繰り出すと、絞りリングも前に繰り出されてしまうという、不自然なことになってしまう。

結局、妹は、CanonがEOSシリーズを使い始めたので、そのときにOMシステムは全部私のところに来た。
85mm/F2が私の目となっていた状態で、それ以外はいらないというときだったため、この100mmはほとんど使っていない。
85mmに内部の曇りが出てきて、使用をあきらめてから、出番は出てきたが、もはやOMシステムをあきらめて、私がNIKONに移行したため、やはり100mmの出番がなくなった。





E ZUIKOです
A,B,C,D,Eと、レンズの枚数でアルファベットをつけていたので、このレンズは、5枚レンズとなります。
OMとしては、中期なのでしょうか。このあとA,B,C,D,Eなどの表記がなくなって、マルチコートになっていきます。
こいつのコーティングは、いまとなっては、さびしいものです。










100mm/F2.8
としては、小さいものです
これをつけていても、たぶん望遠レンズとは認識されないでしょう。













【雑談】
(2012.12.16)
晩秋の頃、米沢のよくある話題としては、「今年の雪は.....」というものがある。長期予報ではなくて、昔からの言い伝えによるものが、話題としては、よく出てくる。
「カメムシが多い年は、雪が多い」「カマキリの卵が、高い位置に生まれるときは、雪が多い」「ナデラ山が早く白くなった年は、雪が多い」など
今年はなぜか、「カメムシが多い」派と、「カメムシをあまり見なかった」派が出てきて、人によって、「雪が多い」「雪が少ない」と、話がかみ合わない。
私の感じでは、「カメムシは例年の通りぐらいは、出てきた」だ。しかし、ちょうど、カメムシが、越冬の場所探しをしている時期に、天候が不安定だった。そのため、天気がよいときに、窓を開けたりした家では、「多い」と感じ、窓を閉め切っていたときに、天候が良くてもカメムシが、屋外のなにかの陰を探してしまったら、「少ない」と感じたのではないだろうかと思う。私のうちの周りは、どうも、家に入り込まないで、屋外の「なにか」の陰にもぐりこんだようで、室内には入ってこなかった。だが、雪囲い作業をするため、材木を重ねてあるところから、木材を出し始めたら、過去に経験しなかったくらいの大量のカメムシがひそんでいて、臭くなってしまった木材があったくらいだ。びっくりした。だから、うちの場合は、室内に入ってきたカメムシは、少ないと言える。だからって、雪がどうのっていうのは、行っても仕方のないことで、雪は少ないほうが暮らしやすいので、おねがいだから降らないでね。というところだ。



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