今月のカメラとレンズ | 2012年 7月号 | Minolta MC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5 |
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このレンズは ミノルタに詳しくない私としては、わかりません。 MC ROKKOR という時代のものは、1966年1968年1973年とあるらしいのですが、これがどの世代のものかわかりません。 某カメラ店の中古の棚に並んでいました。隣に135mm/F3.5もありましたが、135mmには、かなり興味はあったものの、買っても使うことは無いだろうなあと、この28mm/F3.5だけを買いました。結局は、正しかったと思っています。 |
MC ROKKOR というものの、実は、マルチコーティングのMCではないということだ。すでに知っていたので、よけいな妄想はしないで買った。 写りとしては、まったく問題ない。いっちゃわるいかもしれないが、AUTO Nikkor 28mm/F3.5より、良い。まう、時代が違うということなのだが。 これは、中古のわりに、結構きれいな外観だ。ピントリングのローレットが、ゴムじゃないので、劣化していなくて見た目が良い。 |
最近距離は0.3mだ ちょっと無理しているような気がする。0.3mで、何枚か撮ってみたが、画像が甘い。どうもよくない。寄って使えないレンズと思った。寄ってなければ、まずまずの写りとなった。 レンズの根元に、絞込みのレバーがついている。ミノルタのカメラで、ボディー側に絞込みの機構がついていないものがあるためだと思う。この写真のボディーのSRT101には、この写真の通り、ちゃんと絞込みのボタンがあるので、特に必要は無いボディーなのだが。 おまけの話題だが、このSRT101の絞込みボタンは、巻き上げレバーで、シャッターチャージしないと動作しないので、知らないで使うと故障かと思ってあわてる。じつは、私がそうだった。 |
これがレンズのマウント部 レトロフォーカスの28mmは、後玉が小さいねえ。 |
絞りは 6枚。まあこんなもんでしょう。この時代は、ボケとかそういうことより。28mmという広角が一眼レフで実現できていることがすばらしいし。実際には、一眼レフで28mmレンズで正確なピンとあわせなんで、できるわけが無いので、とにかく絞って使うしかないという時代でしたね。 |
きれいなレンズです 見てるとうっとりしてくるのは、おかしいでしょうか。 レンズの周りの文字の掘り込みも深くて、丁寧に、お金をかけて作っているのが伝わってきます。 |
【雑談】 (2012.7.27) 梅雨も開けたそうで、暑くなりました。 フィルムも買ってきたので、この暑い夏を撮ることにしますよ。 |