今月のカメラとレンズ 2012年 6月号 Canon FD 28mm F2.8 S.C.


このレンズは
Canonのミュージアムによると
1975年3月発売
発売当時価格35,000円
構成 7群7枚。
ただし、二世代目も存在するということで、このレンズが初代とは限らないかもしれない。Canonのミュージアム意外に資料が見つからなかったため、これ以上の正体はわからなかった。








このレンズは
中古として買った。2002年だから、約10年前だ。
リサイクルショップで3000円。当時としては安かった。
記憶では、嫁様の父親のCanon FTbをレストアして、FDレンズが欲しくなった時期だと思う。しかも、ほかのカメラで、28mmを良く使っていたころで、見つけたときは、うれしかった。まだ中古カメラとレンズがある程度の価格の時期だったが、このレンズは人気が無かったのだろうか。FDレンズよりも、NewFDレンズのほうが人気があったのかもしれない。しかも、28mmにはF2のレンズがあるし、特に中古でFD 28mm/F2.8を買う必要の人が少なかったのかもしれない。






最近距離は0.3mだ

ちょっと無理しているような気がする。0.3mで、何枚か撮ってみたが、画像が甘い。どうもよくない。寄って使えないレンズと思った。寄ってなければ、まずまずの写りとなった。












これがFDレンズのマウント部の
一例ですが
このレンズの場合には、「手動絞りロックレバー」という一部のレンズにしかついていないものがあります。
赤い文字のLと白い点で示してあるところにあるレバーのことです。いったいどのレンズにこのレバーがあるのかは、Canonのミュージアムの情報にも記載がなく、調べることが困難のようです。










手動絞りロックレバー
というのは、FDレンズを使う場合の、レンズとボディーで、絞り連動機構のない中間リングやベローズを使う場合に、プリセット絞りにして使うために絞りレバー(ボディーとの連動のレバー)を固定するためにあります。
このように、自動絞りレバーを反時計回りにいっぱいにまわして、ロックレバーを白点から赤いLにところに回すと、絞りレバーは固定されます。
こりロックレバーを白点に戻せば解除されます。
私の場合、現実には、この機構の必要な場面は、いままでに無いので、これほ操作して撮影したことがありません。「ああ、こうやって使うのね」と動かしたことが何度かあるだけです。





まわりには
専用フード取り付け用のバヨネットが用意されていますが、初期のFDレンズは金属性もありましたが、プラスチック製となったためと、バヨネットのクリックストップが甘くなりやすく、耐久性がないために、フードは中古で見かけることは少ないのです。このレンズも、中古として購入時には、フードは付属していませんでした。そのため55mm径ねじ込みの汎用フード広角用というやつを別途購入して使うしかありません。

FDレンズのS.C.というコーティングのため、New FDレンズと違って、コーティング自体はたいしたことが無いのが見て取れます。




【雑談】
(2012.6.10)
天体現象が多い年ということで、金環日食、部分月食、金星の日面経過と、短期間連続的に見ました。特に金星の日面経過は、中学生のときに、水星の日面経過を見て以来に「金星も見てみたい」と、ずっと念願としていただけに、感激でした。天気がよくなくて、短時間、雲の切れ間から見えただけですが、それでも満足です。


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