このレンズは
CanonのNew FD 28mm F2.8。
キヤノンカメラミュージアムによると
発売開始 1979年6月
発売当時価格 35,000円
レンズ 7群7枚
最短撮影距離 0.3m
となっている
CANON LENS MADE IN JAPAN
とい記載と
CANON LENSE FD
と、なんだかダブっているような感じだが
前者は、CANONという会社名で、原産国表示をしている表記で
後者は、CANON LENSE FD というシリーズ名の記載だ
Canonは、昔はレンズにSERENAR という名前にして、NikonのNikkor、OlympusのZUIKO、MinoltaのROKKORのように記載していたが、なぜか、CANON LENSE という、味気ない表記になった。SERENARを使って欲しかったなあ。
このレンズは
FD 28mm F2.8が、個別におかしいのか、すべておかしいのか、特に最近距離近くで写りがよくないので、28mmが欲しいために中古で買った。
FDレンズより、このNew FDが小さくてもって歩くには楽だ。
まともな写りで、あたりだと思った。
New FDだと
マウントはこんな感じになる。
絞り羽根は５枚
もし、いまだったら、ボケが汚くなるとか、攻撃の的になるに違いない。この形でも、特に困ったことは無い。まあ、広角レンズでボケのどうのという写真は撮っていないので、考えなくてもいいということだが。
New FDは
すべて、S.S.C.つまり、スーパー・スペクトラ・コーティングを施しているとなっている。前玉は、そんな感じの色だ。後ろ玉は、単層と思う。今でもレンズの作りはそうなっているね。
(2012.9.17)
いつまでも、残暑は続く。写真撮りに行く気力もうせてくる。ちらちらと、デジタルカメラで、撮ってみたくらいだ。