今月のカメラとレンズ 2013年 4月号 Sigma Macro 90mm F2.8


シグマ
マクロ 90mm F2.8だが
ネット検索すると、世代別にたくさん出てきて、これがいつの世代のものなのかさっぱりわからない。
ジャンク扱いで、だいぶ前に買ったものだ。
あまりに安く買ったので、買ったときの価格はあえて書かないことにする。

時代的に近いだろうと、New EOS Kiss に取り付けてみた。








0.33mまで
近づけるので、たぶん1/2だろうか。1:1ではないだろう。
レンズ構成はどうなのかわからないが、シグマとしては、90mm F2.8 というマクロがいろいろとある。ただ、ネットに書いてあるのは、タムロンの、マクロ90mm F2.8に敗北したと書いているのは見つけたが、確かに、タムロンの90mmは、ベストセラーだものなあ、シグマの90mm は聞かなかったなあ。








下方向から見ると

こんなかんじで、金属の上に、ゴム状の表面処理が剥がれてきていて、いかにも使い込まれていますと言う感じだが、黒塗装で、塗装がはがれると真鍮色が出てくるカメラと違って、いかにもみすぼらしくなるのはいただけない。シグマのこの表面処理は、一時代にだいぶ採用されたが、消えていった。たぶん、だいぶ言われたのだろうなあと想像される。
表面に印刷があるので、みんな剥がして塗装するという気持ちにもならないので、この状態のまま使っている。








マウント部は
EOSシリーズ用の廉価版レンズがプラスチックになっているのに、これは金属だ。
これに似合うそとがわの処理であってほしかったなあ。

ところで、写りのほうはどうだいということだが、
可もなし不可も無しというところで、まあまあの写りだ。まあ、単焦点なので、ズームと違って、設計と製造は楽なのだろうと推測される。以前EOSシリーズのデジタルカメラに取り付けて使ったときは、周辺まで、廉価版ズームとは比較にならないほどちゃんと写っていた。  あたりまえだがね。





横にあるスイッチは
オートフォーカスが全域までか、近距離部分まで行かないかの切り替えが、LIMIT/FULL だ。つまり、フォーカス合わなくて、ギーコギーコと、無限と最近を行ったり着たりして、さっぱり合わないということのないようにするわけだ。むかしのオートフォーカス機は、たしかにそれは多かった。今のカメラは優秀なので、真っ白とか、真っ黒とか、いかにもフォーカスが合わない状況の場合を除いて、あっというまに「キュッ」と合ってしまう。右は、読みにくいが、AFとMFの切り替えだ。








こんなかんじ
New EOS Kiss だけど。
出番は少ない。
フィルムを使う場面だと、やっぱりNikon FEを持ち出してしまう。












【雑談】
(2013.4.27)
いやあ4月21日の積雪というのはびっくりした。桜が咲いてから雪が降るというのは過去にあったが、10センチ以上つもるというのは、あったのだろうか。



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