今月のカメラとレンズ 2013年 12月号 Canon nFD 200mm F4


Canon New FD
200mm F4です。

キヤノンカメラミュージアムのデータによると
1979年6月発売
39,000円
6群7枚
最大径63mm, 長さ121.5mm
440g
となっています
New FDの35mm/F2.8と同時に発売ですね。
こっちのほうが、当時の価格が高いんだと、今回知った。






このレンズは
知り合いが、引っ越すというので、荷物整理で、使わなくなったという、Canonのいろいろのなかのひとつとしていただいたものです。ただ、すでに、いただいたときには、ジャンクレンズとして買ったものを持っていたので、これは二本目になってしまいました。


取り付けたボディーはA-1です。
時代的には、こんな感じでしょうね。







最短

接写距離は1.5mですから、200mmレンズとしては、いいほうですね。ただ、IFのために、距離を変えても、全長はまったく変化しません。このレンズの高価なところは、IFにしたせいでしょうか。
IFでは、近くにピントを合わせるほど、画角が広がってくるというのは、けっこうあとで知りました。このレンズでは試していませんが、ある200mmレンズで試したら、最短にすると、135mmくらいの画角になるのを確認しました。望遠レンズとしては、IFは使い勝手は良いのかもしれませんが、画角が変わるというのは、どうもこまります。
この状態は、組み込みスライドのフードを出しているところです。







New FD特有の構造
です。
これの発売当時は、50mm標準レンズ付で買うというより、35-70mmクラスのズームレンズ付で買うというふうに、変わっていった時代ですが、はじめついていたレンズの次に買うものは、100-200mm/F5.6のズームレンズにするか、この200mmにするかという選択肢だったでしょう。










絞り
羽根はこんなかんじ。
八枚です。
IFといい、八枚の絞りといい、高級レンズ仕様です。













結局
200mmは、どうもなじみが無くて、このレンズの出番はあまりありません。悪いレンズではないのですが、さすがに1.5mまで寄れると言っても、マクロレンズではないのでねえ。











【雑談】
(2014.1.1)
年賀状のことばっかり頭にあって、これのアップデートを忘れていました。
いきなり正月から、12月の後始末という感じで、年のスタートから、つまづいている感じです。


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