今月のカメラとレンズ | 2013年 1月号 | Canon New FD Macro 100mm F4 |
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若いときに ある気持ちが先行して、マクロレンズは否定的だった。高校生の時に見た花の写真は、Nikomat ELに、スクリューマウントからレンズのみが取りだせる構造時代の、エルマー90mmだった。 「マクロレンズは、しょせんコピー用だろう」という気持ちが強く、生きている、花を撮影するには、コピー用のレンズを使う気にならなかった。 初めてマクロレンズを買ったのは、Nikkor 105mm/F4だと思う。そして、使ってみてマクロレンズはおもしろいと思った。105mmという焦点距離は、エルマー90mmよりは少し長いが、使ってみてしっくりいった。Olympus OMの85mmを常用していたせいもあったと思う。それで、100mmクラスのマクロレンズを多用することになった。 |
この Canon New FD マクロ100mm/F4 は、AE-1かF-1に使うために、中古で買った。買ったのは2003年だ。もう10年もたったのだな。当時1万3千円とメモしてある。今ならもっと安いかもしれない。 |
伸ばすと こんな感じ。 もっとも、一番寄って撮ったことは少ない。植物をメインに撮ったので、ここまで寄る必要は無かった。たまに、昆虫を撮ったときは、いちばん寄ったことがあったと思う。 この写真での本体はF-1だが、AE-1かAE-1Pで使ったことが多かったと思う。 |
フードは バヨネットだ。この写真でそのバヨネット部がわかる。しかし、このレンズ用の純正フードは、中古市場で見たことが無い。珍しいのだと思う。それで、フードが必要なときは、52ミリのねじ込みの、Nikon製か、ゴムの一般用の50mmレンズ用のものを使っている。どの程度けられるか実験していないため、効果が少ないけれど、50mmレンズ用を使っている。 |
New FDは こんな感じです。 キヤノンカメラミュージアムのデータでは 1979年9月発売 発売当時価格 7万5千円 レンズ構成3群5枚 最短撮影距離 0.45m 倍率0.5倍 最大径x長さ 70.3x95mm 質量 455g |
黄色の 指標は。専用の中間リング使用時の倍率を示していますが、専用中間リングは持っていません。中古市場では結構見かけますが、たぶん使いません1/2から当倍の間って、なかなか使いません。1/2倍で、ほとんど間に合いますから。 |
【雑談】 (2013.2.10) やたら忙しい1月だった。気がついたら2月で「今月の....」を書く時間がなかった。実家での祝い事からはじまり、年中行事の写真展、除雪と屋根の雪下ろし、そして、人生初のある出来事と、続けざまにいろいろとありすぎた。 去年は、下の子の卒業準備で、保護者側の役員だったので、それはそれで、1、2月は忙しかったのですが、項目が雑多で多かったのは、今年がすさまじかったと思う。 あわてて、この二月も中旬になってしまった。 まいったなあ。 つづいて、2月号も書かないといけない。 |