今月のカメラとレンズ 2013年 6月号 OLYMPUS ZUIKO 35-70mm F3.5-4.5


OLYMPUS ZUIKO
35-70mm F3.5-4.5だ
OMシリーズ用のレンズだ。
これを買うまで、OMシリーズに、いわゆるスナップ写真のためにはTAMRONの35-70mm F3.5を使っていたのだが、持ち運びで、OMシリーズのレンズと比較して大きいので、なんだかじゃまだった。OLYMPUSのレンズが小さくていいなと思っていたら、市内のあるカメラやさんで中古市をやっていたので覗いてみたら、お安く置いてあった。時代はすでにオートフォーカスの時代になっていて、マニュアルフォーカスのレンズ、そしてこの古い普及版標準ズームレンズは値下がり気味だったので、買い時と思った。たぶん、1990年くらいの時期だったと思う。中古カメラと、中古レンズにハマる以前のことなので、いつ、いくらで買ったというメモは残していないのが残念だ。
このレンズを買ったあとは、こどもの写真と出張に持っていく場合は、、このレンズで撮っている。
画質は、まあ当時としては、普通だった。




このレンズは
OMシステムとして、はじめからラインナップされていたものだと思う。75-150mmの次だったような記憶がある。ただ、初代の場合は、「銀ブチ」と呼ばれる、先端の角部分が銀色をしているかもしれない。これは真っ黒なので、光学的には変更無しに、外側だけマイナーチェンジしたものと思うが、OMユーザーだったのだが、ズームレンズは、あまり興味がなかったので、いまもって知識が無い。









最短接写距離は

CLOSE FOCUS と書いてあるだけで、具体的な数字が書いていない。ふしぎな感じだ。特に接写としては、使っていないので、どうでもよかったのだが。
それと、OM用のレンズは、単焦点の場合、絞りリングは、ヘリコイドよりも前についているのが普通だが、これは、私が買ったOMのレンズのなかでは、はじめて、マウント側に絞りリングがついていた。すでにタムロンのズームを使っていたので、絞りが先端にないと、使いにくいということはなかった。

なお、写真に撮ったボディーは、ブラックのOM-1だ。





後ろ玉が
こんなに丸くて、飛び出しているのでびっくりしました。
なにげなくマウント側を下にしておいたときのガードのためか、突起がふたつついています。当時の一眼レフ使用者の基本は、レンズを置くときは、マウント側を上にして置きますが、私の世代より、若い人で、マウント側を下にして置くのを見ると、ひとごとの場合でも、「ドキッ」とします。
私の先輩は、10年くらい前、カメラ屋さんで、中古レンズを買うときに、店員さんがレンズをボディーからはずして、レンズをマウントを下にして置いたときに、「こんな店員のいる店で買いたくない」と言ったのを忘れません。まあ、そこまで気にする必要はないのかもしれませんが。





こどもの写真を
撮るためと、出張にもよく持って行ったので、使い込まれました。先端部分がツルツルです。小さいのと、丁寧に使ったので、傷やへこみはあまりありません。今は使わなくなりましたが、たぶん、いまだと、ジャンク扱いにしかならないでしょう。中古として、売ることは考えていません。

今、OMのボディーを持ち出すとしたら、やっぱりマクロレンズをつけてしまいますから使わなくなっています。







【雑談】
(2013.6.15)
ふたシーズンも、家の庭をいじっていなかった。理由はちゃんとあるので、べつにぐうたらしていたわけではないのだが。
それで、今年こそはいざ春から、庭の手入れと思ったら、だいぶひどいことになっていた。
天気のいい日は、「庭いじり」ということが、4月から多くなってしまい、ゴールデンウイークは、写真撮りに行けたのはちょっぴりだけだった。しょうがない。
それでも、庭いじりは、完了していないので、本格的に写真撮りにでかけるのは、もうちょっと先になりそうだ。


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