今月のカメラとレンズ | 2014年 8月号 | Olympus ZUIKO 50mm F3.5 |
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Olympus ZUIKO 50mm F3.5 です。 見てわかるようにマクロレンズです ZUIKOの銘がつくので、OMシリーズ用です OM愛用者がいうところの「銀ブチ」です なので、コーティングがよろしくなくて、あまり愛好者のいないレンズだと思います いいレンズなのは、言うまでもないのですが、OM用のマクロとしては、人気が無いといっておきましょうか |
このレンズは 中古で買いました。 安かったからというのが理由かな 高校1年でM-1を買ったときは、50mm/F1.8をつけて買いました。交換レンズは、そのあと社会人になるまでは、おこずかいか、または、大学時代はアルバイトで買ったので、たくさんは買えませんでした 特に、50mmで、F1.8を持っているのに、マクロの50mmという、同じ焦点距離を買うのは、どうしてもできませんでした 高校時代にあこがれていたのは、ライツのエルマー90mm/F4のスクリュー時代のレンズでした まあ、おこずかいでもアルバイトのお金でも、なかなか買えない価格でした、もちろん中古ですら高いのです なので、ZUIKOとしては、50mmマクロは買わずに、もっと長い焦点距離を使っていました |
レンズを 繰り出すと、こんな感じです OM用特有の、絞りリングが先端にあるため、この状態で、絞り値を変えるのは、なかなかたいへんです レンズ単体では、1/2マクロで、等倍にするには、中間リングが必要です まあ、ふつうの撮影では単体での使用でまにあいます 中間リングは持っていますが、このレンズにつけて使ったことはありません それで間に合っています |
OMのマクロを 買わなかったのは、へんな意地もあったかもしれません。 高校大学、そして社会人になっても、85mmとか100mmがあれば、そっちのほうがいいよという意地があったかもしれません。そして、そこらへんの焦点距離の画角に慣れてしまって、それがぴったりとするといこともありました。ズームレンズは、買えなかったというか、買わなかったというか、使わなかったので、単焦点レンズになじんでしまったのでね マクロレンズを買うきっかけになったのは、まだまだデジタルカメラが一般的になる前の時代に、こどもが小学生のときに、市内に住む、昆虫のスペシャリストといか、それで、もうプロという人のフィールドでの昆虫の観察会に、こどもと一緒に行きました。その人は、なんとOMシリーズ使用者でした。まあ、当時は、マクロ撮影はオリンパスOMだという時代でもあったわけで、同然だったかもしれません。その人は、長い玉のマクロを使っていて、マクロ用のストロボをレンズの前につけていました。完璧な、マクロ仕様でかためていました。私はというと、OM-2に、たぶん100mm/F2.8をつけて行ったと思います。まあ、ちょっ離れて使っていたので、詳しくは見えなかったのでしょうけれど、マクロレンズをつけてきたと勘違いされました。たんにそれだけなのですが、マクロレンズの一本でも持っていて当たり前という感じに思われたというのが、ちょっとしたショックで、「買うしかないな」という気になりました まだOMシリーズが終了していなくて、まだ現行品でボディーもレンズも販売していた時代だったのですが、なにしろマクロレンズは高かったので、すぐに買えませんでした だいぶ、年月がたって、もうOMには、見切りをつけて、Nikon FEをメインにして、マイクロ105mm/F4をつけっぱなしにしていたときのこと、カメラ店で目にしたZUIKOの50mm/F3.5でした。安かったので、衝動買いとなりました。ただ、もうNikon FEになじんでしまったので、もうOMにつけて、50mmマクロを使うときは少ないのです。なので、まだ、キレイなままのレンズです |
ばすすと なんだか普通のOM用のレンズという感じです 今見ても、かなり小さなレンズです Olympusの今のデジタルカメラに、アダプターつけて、100mmマクロ相当として使うというのは、やりそうもありません。もっといい、OM用のマクロレンズを持っていれば考えるのでしょうけれど |
【雑談】 (2014.8.24) 写真撮る時間の余裕がなくなって二年目です。夏休みこそはと思っていましたが、結構長い夏休みの年なのに、天候不順となり、写真撮るチャンスは、少なくて、結局デジタルカメラで、ちょっと撮っておしまいでした。 もう、有効期限切れのフィルムがゴロゴロしています。どうしましょうか。 |