2001年1月の「今月の...」
で書いた、Nikon F50の続きといえるものだ
2001年当時は、まだまだフィルムカメラの出番が多く、フィルムの一眼レフで撮るのが「きれいに」撮れるということで、嫁様もここぞという写真は一眼レフで撮っていた
Nikon F50は、うちで買った一眼レフでも貴重な、「新品で買った」ものだ
当時、標準ズーム付きで、5万円程度の価格なので、コンパクトカメラよりは高い それが、今はミラーレスも含めて、一眼タイプのカメラが、5万円あれば、いろいろな選択肢があるのは、カメラメーカーのコストダウンの努力の賜物と考えていいのだろう
びっくりだ
さて、このNikon F50のその後の話だ
あたりまえですが
嫁様は、とっくにデジタルカメラにしました
でも、一眼タイプを選ばずに、コンパクト機でも、ちゃんとした写真が撮れるし、持ち運びが楽ということで、レンズ交換のできない、一般のコンパクト機になりました
充分ですし、安いしね
それで、このF50についているレンズだが
まだF50を使っているときに、当初は、一般的で、一番安い35-80mmをつけていたのだが、シルバーのレンズが中古で格安で売っていたし、28-80mmと、広角側に広がるということで買った
この写真では、ちょうどぴったりに見えるが、実は、F50本体は、ちょっとゴールドがかった色で、レンズがまったくのシルバーなので、実物では、良く見ると違いがある
でも、だいたい同系色ということで、いいかと使った
レンズを
見ると、分解可能なように、ひっかける部分がフロント部に見て取れる
メーカーによっては、廉価版のレンズは、ほぼ分解不可能なものがあるのだが、Nikonの思想は、あくまでも分解してのメンテ可能ということなのだろうか
そうだとしたら、Nikonの思想は、個人的には、りっぱだなあと感じる
なお、このレンズの仕様は、Nikonのwebページ情報では
2001年3月発売
希望小売価格 25,000円 (税抜き)
6群6枚
複合型非球面ガラス1枚
最小絞り 22
最短距離 0.35m
最大径×長さ(約) 66.5×64 mm
質量 195g
なお、このレンズは、Nikon U というフィルムの一眼レフとのセットレンズとしても売られたものだ
たぶん
絞りリングの無いGレンズというタイプとしては、このレンズが私としては、初めて買ったものだと思う
手持ちのカメラでは、Gレンズを使えるのは、少なかったので、あえてGタイプは選ばなかったが、安かったし、F50にしか使わないだろうからとGタイプでも良かった
Gタイプは、レンズをはずすと、絞り羽いちばん絞られた状態になるので、レンズをはずした状態では、こんな感じになる
さすがにNikonで、奇数の7枚の絞り羽となっている
めずらしく
フィルター径が58mmなので、手持ちのKenkoのUV SL-39をつけたが、さすがに手持ちなので、黒の枠だ
そして、中古でも、ほぼジャンクみたいなものだったので、キャップもついていなかったので、これも手持ちのキャップをつけたため当時のNikon標準とは違う
ズームのゴムターレットは、しばらく使っていないため、白っぽくなっている 本来ならブラック仕様と同じで、真っ黒だったと思う
たしか
嫁様が自分専用としてデジタルカメラのコンパクト機を
買ったのは、2009年の1月なのだが、それ以前に、あまり一眼レフを持ち歩かなくなった。記憶では、すでに2003年ころには、あまり持ち歩かなくなったと思う
つまりは、ほぼ10年くらいは、あまり使用されずにいたということだと思う
持ち歩いていたときは、専用ケースを使っていた
これがそれだが、標準ズーム用がふつう仕様で、こけとは別にフロント部だけ長いレンズ用のものも買った
ケースの下にあいている穴は、昔はやったパノラマモードに切り替えるスイッチが下にあるので、それを操作するものだが、結局は、写るエリアの上下を狭めた、真の意味でのパノラマということではないため、この機能は使ったことが無い
だいいち、パノラマサイズのプリントは、高いのだから
これが
長いレンズ用のフロント部をつけた時の状態だ
けっこうくたびれた状態なので、使い込んだ感はある
確か、ファスナーのトラブルで、ファスナーを一番前まで開くと、はずれてしまうので、先まで行かないように、糸でしばって制限したはずだ
(2014.11.3)
まったく忘れていたというのは、どうしたことなのでしょうか 歳とって、脳が老化したのでしょうか
「今月の...」の更新を、九月も、十月も忘れていました
はたと思って、状況？を見たのが11月1日でした
あわてて、ネタの準備を見たら、レンズの写真撮影は、9月分まで、8月に撮影していました.......
..........と、9月号に書いたものと、ここまで同じですが
それで、今回のネタは新たに撮影したものです
実は、ここ何年かもうジャンクカメラもレンズもあまり買っていないので、在庫が増えていません
そのため、この「今月の...」も、もう長く続けていくというわけには行かないでしょう
ざっと考えても、あと二年は持たないかなと、過去の履歴と、手持ちのものを眺めて思いました