記録型DVD徹底解説2 -PC講座

記録型ＤＶＤ
徹底解説
～Part2～

DVDを作る
記録型DVD規格でDVDを作るには、専用ソフトが必須です。手順は面倒で、時間も相当かかります。

ちょっとした豆知識として、DVD-Videoを作るには通常「DVD-Videoフォーマット」を使います。

これはデータがず～と続いた状態で書き込まないといけないので、もし途中でエラー等があると、書き込み失敗になって、時間も労力もメディア代も駄目になってしまいます。

そこで、普通に書き込みできる規格を、ということで「DVDビデオレコーディングフォーマット」(DVD-VR)というのが作られました。

以上はDVD－R/RWでの話ですが、同様にDVD＋R/RWでも同じような規格があります。(DVD＋VR)

より民生用DVD－Videoドライブに近づけたDVD＋VRフォーマットの方が、多くのドライブで再生できたり、追記・編集後でも再生が可能、等有利です。

片面2層記録
2004年5月に、いよいよ片面２層記録に対応した記録型DVDドライブが発売されました。

DVD-ROMというのは片側に２層で書き込むことができ、その場合は8.5GBまで書き込めます。しかし家庭用（民生用）では今まで１層記録しかできず、最大で4.7GBしか書き込めませんでした。

しかし、いよいよDVD+R側の陣営が２層記録のDL(Double Layer)規格を追加したので、このDL規格に対応した記録型DVDドライブなら、対応メディアと組み合わせることで、1枚のDVDに片面8.5GBまで書き込みできるようになりました。

この２層技術は「DVD+R DL」と呼ばれていて、DVD+Rの規格です。

対応メディアとDL対応ドライブを購入すれば、最大で8.5GB(Windows上では8GB程度)書き込むことができます。

もちろん対応ライティングソフト（書き込みをするためのソフト）も必要になりますが、ドライブを買えば付いてくるので問題はないでしょう。

問題は互換性ですが、DVD+Rが読み込めるドライブなら、半分以上の確率で読み込めると思います。

最近ではDVD-R DLというのも登場し、余計ややこしくなっていますが、両者ともそんなに性能差はないです。こちらももちろん、対応ドライブとメディア、ソフトが揃って初めて書き込みが出来ます。

ただし、よりDVD-R DLの方がDVDドライブとの互換性が高いといわれています。

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