ADSLって何?
よくTVのCMなので「ADSLは速いァ安いz繋ぎ放題」とか言ってますね。では、ADSLってそもそも何なんでしょう?
ADSLとは、非対称デジタル加入者線の略です。
簡単に言えば、電話線の音声で使用されていない帯域(周波数)を利用して、高速度インターネット通信をしてしまおうということなんです。
非対称というのは、上り(アップロード=このページが見たいァなどという情報を送る時などに使う)と下り(ダウンロード=データを取ってくる)の通信速度が違う、ということです。
昔はNTTがADSLや普通の音声通話に必要なメタル(銅)線を開放しなかったため、サービスの実験すら手軽に出来ない状態でした。
しかし、NTTが方針を180度変え、急に「ADSLを普及させるぞゥ」と言い始めて、爆発的に普及し始めました。
最初は利用料金が物凄く高かったんですが(月々1万くらいしました)その後参入業者がどんどん増えて、値段はかなり下がってきました。それで月々6000円程度で収まったと見えましたが…
2001年夏に、いわゆる「Yahoo!BBショック」というのがおきます。あの検索エンジンで有名なYahoo!率いるソフトバンクが低価格でADSLに参入してきたのです。
この値段にあわせるために、他社も必死で値段をさげ、そして通信速度も1.5M/bps→8M/bpsまで上がりました。
さらに2002年の秋にはフレッツADSLモアを始めとする12Mbpsサービスが始まり、今では40Mbps超サービスもあります。
ADSLは利用するときに、回線を変更する必要や、基本的に家トを工事する必要がありません。
しかも
低価格
高速通信
使い放題(定額)
という3拍子がそろって、おまけに電話中も使えます。これが普及の要因ですね。
さらにADSLは以下の特徴があります。
電話をかけてインターネットしている訳ではないので、インターネット接続中に電話が使える囹(話中になることも、かけられないなんてこともありません)
※ただし回線の状態が良くない環境では、電話の着信時に回線が切れます(すぐに繋がりますが)
上記特徴より、ダイヤルQ2や国際電話に勝手にかけられて、後で凄い料金が請求される、といったことがありません。
次のページでは、ADSLの仕組みについて教えます。
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2002/7/14公開
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