序章 『神と魔王と冥王』


GM:さて、では自己紹介は 蒼志->百合絵->美架->冬弥 の順番で。

蒼志:「ん、俺は高遠蒼志(たかとう そうし)。輝明学園の三年生よろしく頼むよ」
蒼志:「朱音に心配掛けないように頑張らないとな」
蒼志:「取り合えず・・・改めて初めまして」
蒼志:記憶をなくした暗殺者、経歴などは全て絶滅社の偽造らしい
蒼志:特技は料理、裁縫等色々?
蒼志:風/地属性 忍者7、強化人間3、龍使い2、GL12
蒼志:(ダイスロール)7&8
蒼志:クリティカル7→7 ファンブル8→10
蒼志:闘気は回避に6以上

百合絵:「私、斎 百合絵(いつき ゆりえ)って言います。輝明学園の高等部1年、4月からは2年生になります」
百合絵:「エル姉さまに導かれて、ウィザードっていう、エミュレイターから人を護る力を使えるようになりました」
百合絵:「私は守りたい。エル姉さまを、友達を、多くの人たちを……たとえこの手が、また紅く染まっても……」
百合絵:「それはもしかしたら、自分が許される為に傷付く言い訳なのかもしれない。でもそれで助かる人が居るなら、構わない」
百合絵:「もう迷わない。あの人の傍に居るって、そう決めたから。それをあの人が受け止めてくれたから」
百合絵:「私は強くなる。私はあの人のものだから、あの人は私のものだから。壊れたりしないように、壊させないように」
百合絵:火地の純勇者12レベル
百合絵:闘気6点は、抗魔に
百合絵:訂正。8点は抗魔に
百合絵:CF修正は2
百合絵:(ダイスロール)6&7
百合絵:C6F5でいきます。皆さん、頑張りましょうね
百合絵:以上

美架:「こんにちは。天宮 美架(あまみや みか)と言います」
美架:「輝明学園中等部の三年生で、現在は紘一お兄ちゃんとの二人暮しです」
美架:「でも本当のわたしは、世界を守護するために降臨した使徒……」
美架:「わたしは強くなりたい。 もう二度と誰も傷つけないために! 愛する人を喪わないために!!」
美架:「……あの人は、わたしの事を見ていてくれるのかな?」
美架:「それとも、彼女の事を……?」
美架:属性:天/風、GL14、使徒6、魔術師3、魔物使い5
美架:闘気6点は全て行動値に。
美架:CF振ります、修正値は4
美架:(ダイスロール)8&7
美架:C8、F3で行きます、以上。

冬弥:「橘 冬弥(たちばな とうや)、16歳。私立輝明学園の二年生」
冬弥:「ごく普通の、どこにでも居る高校生……のはずだった」
冬弥:「色々あって、いまは“夜闇の魔法使い”をやってる」
冬弥:「今でも戦う事は正直怖いけれど」
冬弥:「後味悪い思いはしたくないからさ」
冬弥:「せめて、今ぐらいは。出来る事をやるさ」
冬弥:普段は押しに弱い性格だが、土壇場で見せる覚悟はずば抜けている。
冬弥:属性:風・地、勇者11・GL11。闘気:行動+7 CF修正3
冬弥:(ダイスロール)9&10
冬弥:C8・F12。
冬弥:以上、久々ですが、楽しみましょうっ>ALL
百合絵:はいっ
美架:はーいっ
蒼志:うい

 注:今までの文章を見て、不審に思った方もいるでしょう。
   実はこのセッションで、私はPCとして参加しています。
   本来、『天使戦争編』とは縁もゆかりもない話だったのですが、この時、GMさんが私のPC(天宮美架)にいろいろ裏設定をつけました。
   その設定が、当初私の考えていた美架の設定と食い違う部分が出てきたため、当時の私は大いにとまどいました(苦笑)
   その後、どうにか矛盾のない設定の流れを考え、『天使戦争編』を始めた、という訳です。
   つまり、図らずもこのお話は、『天使戦争編』の序章的な話となってしまったのです。
   ちなみに、GMさんと参加PLさんたちの許可は取って、ここに掲載しています。

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 NightWizard 突発セッション
  「神と魔王と冥王」
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 OP1 蒼志
 登場PC:蒼志
 シーン:冥界
 乱入:不可
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GM:君はあるエミュレーターを追いかけて。そしてたどり着いた場所は冥界。
GM:死した魂が来るといわれている場所。
GM:だが、ここは冥王と呼ばれる 死者を操るエミュレーターが作り出した巨大な月箱だった。
蒼志:「生きた身で此処まで来るとは思わなかったな・・・さて」辺りを見回す
???:「それはこちらの言うことでもある。まさかここまで私を追ってきてくれるとはおもわなかったわ」
GM:黒い鎧に身を固めた異形の騎士。君がここまで追いかけてきたエミュレーターだ。
蒼志:「悪いけど性分でね」
???:「だが、ここでならば私も十全たる力を出せる。あの世界では枷が多くてな」
GM:と言って神速の踏み込みで切りかかってくる>蒼志
蒼志:「そうだね、此処は結界の加護の外だ・・・ット」
???:「ははは、第二の目的はお前に阻止されたが・・・・第一の目的は・・・こうして達成した」
GM:と言いつつ下から薙ぎ払うように剣が跳ね上がる。
蒼志:「流石に言うだけはある!!」一瞬身を消してかわす【白面】演出しよう
蒼志:「どんな目的かな?」とすれ違いざまナイフで切りつける
???:「ちぃ、こしゃくな!?」
???:「厄介なウィザードの大半は既にこの冥界に下りてきているということよ。お前も含めてな」ごろんと転がった首が喋る。
蒼志:「・・・お前自身がオトリか・・・」
蒼志:「不味いな・・・急いで戻らないと」
???:「計画の成功は二次的な目的よ。お前たちを冥界に足止めし・・・・我らが冥王様の役にたてれば本望・・・」
GM:といった直後急激なプラーナの増大を感じる>蒼志
蒼志:「冥王?・・・・何だこの気配は・・・」
GM:自爆(きっぱり)
蒼志:ああやっぱり
GM:白面か幻想舞踊を使わないと 大打撃。
蒼志:じゃ舞踏で
GM:OK
GM:では、画面がホワイトアウトしたところでシーンを切ります。
蒼志:「チィ!!」

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 OP2 百合絵
 登場PC:百合絵
 シーン:ショッピングモール
 乱入:可
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GM:休日の昼下がり。
GM:百合絵はクラスメートと一緒にウィンドウショッピングを楽しんでいた。
百合絵:「あっ、これ。聖ちゃんに似合いそうじゃない?」>同行クラスメート
:「えー。こういうシックなのは私には似合わないよー。それよっり、ほら、こういうのって百合絵の方が絶対似合うってば〜」
百合絵:「え。でも。腕とか見えると……最近、筋肉が見えるようになってきたし」(死 (←筋力が妙に高い女勇者)
:「そこがいいんじゃない。世の男どもは見る目がないわよね(腕組みしつつうむうむとうなずき)」
ヘレン:「コーイウのは ドデスか?」と今日の主賓の少女が長袖とロングスカートをもってやってくる。
百合絵:「そこがいいって……まさか、それでサッカー部のマネージャーに」(マテ
百合絵:交換留学生?
GM:ダンガルド魔法学園からの交換留学生。インド系だけど、英国人ね。
百合絵:「うん、ちょっと、合わせてみるね」と。拡げて身体の正面にあててみせる>同行者
:「ま、まさか、ばか言わないでよ。そそそそ、そんなことあるわけないでしょ。やだなー。本当の理由はしってるくせにー」(がっくんがっくん)>百合絵
百合絵:「あ〜あ〜、破れる破れちゃう〜」(がっくんがっくん)
ヘレン:「ハイ。キト。似合いますのコト」>百合絵
百合絵:「それじゃ、置いといてっと。ヘレンさんには、こういうのはどうかな?」と、クラスメートに同意求めつつ
ヘレン:「アマリ肌出す 服 着タコト ナイ ですよ」と困ったようにぶんぶんと頭を振って>百合絵
GM:さて、そんなほのぼのとした日常風景なのだが。ちょーっと厄介な現象が起こる。
百合絵:と、いうと?
GM“覚醒セヨ”
GM:と言う声が頭の中に響く。
百合絵:ちょっと目つき鋭くして、近くの人間を観察。同タイミングで変化あった人間、居ます?
百合絵:(これは……何かからの呼びかけ。でも、何……?)
GM:そうだね。同行者の中でウィザードはみんなぴくんっと反応していますよ。
GM:もちろんヘレンも。
GM“チカラアルモノ。オノレノチカラを振エ”
GM:ウィザードたちの体の内側からプラーナが増強されて。強力な”攻撃”の波動がもれ出てくる。
GM:もちろん、その影響は百合絵にもある。
百合絵:なるほど……それじゃ、目配せして。「そういえば……ちょっと宿題あったんだ。手伝ってくれないかな?」と、ウィザードの人たちを集めたいんだが……やっぱ、強制力つきか
百合絵:とりあえず、今回は何人居る?>ウィザード・同行者
GM:ヘレンと君と それから聖はどうだったかな?
GM:あと数人通りがかりのウィザードが。
百合絵:聖は非ウィザード。予知の能力持ちだったけど、それは忘れていい
GM:まぁ、でも力が増幅されるので頭を抱えている<聖
百合絵:通りがかりも居るのか……とりあえず、同行者のウィザードを……あっちゃー
GM:しかし、しばらくするとその強制力も弱まって。みんな普通の状態に戻るよ。
百合絵:とりあえず、影響下の知り合い集めて、裏道へとりあえず連れ込もう
GM:では、裏道に引きずり込まれた。
百合絵:時間的に、ここで切りませんか?
ヘレン:「イタイ・・・・今、ナニガ ドナッタですか?」
GM:と言うところできりましょうか。
百合絵:OK

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 OP3 美架
 登場PC:美架
 シーン:放課後の学校
 乱入:可能
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教師:「はいはい。とっとと掃除かたさないと家に帰れないわよ〜」
GM:っと君たちが教室の掃除をしているところに先生が見回りに来る。
美架:「それでね、お兄ちゃんたら……まずい、先生来たよ理恵!」
美架:友人と会話してて、掃除をサボってた模様(笑)
理恵:「ああ、先生今日も美人で。ほれぼれしちゃいますよ♪」
教師:「ありがと。けど、それとこれとは別だから」
美架:「うう…ごめんなさい……」
教師:「天宮もあんまり遅くなるとお兄さんが心配するでしょ?」>美架
GM:さて、小さくなって弱腰になっている美架の目に、純白の羽が目に入る。
美架:「ええ、そうですね………?」
美架:どこにその純白の羽はありますか?
GM:目の前にひらひらと舞っている。
GM:その数は次第に増えていくが。どうも理恵と先生には見えていないようだ。
美架:(これは一体? みんなは気付いてない!?)
美架:上を見てみますが、何かいます?
「私の使徒。愛し子・・・・」
GM:上には何もいませんよ。
美架:(今度は声まで? ……あなたは誰?)
美架:テレパシーか何かで通じればありがたいですけど。
GM:次第に純白の羽は数を増し 君の目の前に“それ”が現れる。
天使「私は絶対なる善なるものの御使い。唯一にして絶対なる神の僕」
美架:“それ”が現れても、周りは無反応?
GM:うん、周りの人間には見えていないようだ。
GM:より正確にいうならば認識できていないと言うほうが正しい。
美架:「すいません、ちょっとトイレ!」と理恵と先生に言って、ダッシュで人気のないところに行きたいです。
理恵:「へ?美架〜!?こら、薄情者ぉぉぉぉ!」
GM:と言うわけで人気のないところに行ったらシーンを切りましょう。
美架:了解です。

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 OP4 冬弥
 登場PC:冬弥
 シーン:AnyWhere
 乱入:不可
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GM:さて、ここはどことも知れない場所。
GM:そこにはずらりと人々が整列して君に跪いている。
冬弥:「やあ、今日もいい天気だ洗濯日和」
黒服の男「お待ちしておりました。我らが主」
冬弥:「……って何だここは」
GM:恭しくも礼節を持って君を迎えているぞ。
冬弥:「……俺は確かにポンチョを月一恒例の虫干しをしている最中だったはずなのに」
冬弥:「そう、主。君たちの主。……何、それ」>男
黒服の女「ここは、どこでもありどこでもない場所。しばしの間 時とも空間とも考えなくて良い場所です」
冬弥……どくん。
黒服の老人「貴方です。我らが主よ。貴方こそが正当なる我らが主」>冬弥
冬弥:ふと、今の自分が「自然」であるような感覚を覚える。
冬弥:って感じか(笑)
GM:そんな感じだ(笑)
冬弥:「そうだ、我は……いや!?、俺は……橘冬弥。誰の主になったつもりもない!」
冬弥:かぶりを振って、この場から駆け出そうとする。恐怖のままに
黒服の少女「そんなことはありません。貴方は我らの主となられました。この地に来られたことこそ、その証」
冬弥……どくん。
冬弥どくん、どくん、どくん
冬弥『そう、だな――』
GM:走り出した君の背中を追いかけるようにその声が届く。
冬弥:静かに足を止め、振り返る。
冬弥『そう、我は……汝らが……』
冬弥:少女の頬に手を延ばし、触れる、悪役チックに(笑)
GM:そして、触れた瞬間にぱっと目の前の風景画一変する。
冬弥「我……違う、俺は――!」
GM:上空にはさんさんとした太陽。そして、目の前では風に揺られるポンチョ。
冬弥:「な、ん、だ……? ……はは」
冬弥:「夢? 幻覚? それとも……」
冬弥:がくり、と膝を落とす。
冬弥:「いや、例え夢でも幻覚でも」
冬弥:「俺は、確かに、“ああ在ることを当然と受け止めて”あの女の子を……」
冬弥:不意に、地面に拳をたたきつける。
GM:と、この辺りでシーンを切りましょうか。
冬弥:「どうなってるんだ、一体――!」
冬弥:おけ<エンド

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 メインフェイズ1
 登場PC:蒼志
 シーン:ウィザード記念病院(マテ)
 乱入:可能 ぜひお見舞いに来てください(笑)
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GM:そういうわけで君は目的を達成して命からがら現実世界へと帰還した。
GM:冥界で蝕まれた体はなかなか言うことを効かず朱音の手によって病院に放り込まれた。
蒼志:「・・・・動きが鈍い・・・」
蒼志:コッソリ無茶な動きを試してみたり
GMビキっといういやな音がして 四肢の一つが動かなくなる<無茶な動き
百合絵:「もぅ。そんなにしてると、よくなりませんよ」果物籠持って、現れようか
百合絵:悪化してるし……
百合絵:個室、ですよね?
蒼志:「そうみたいだね・・・悪いけど手を貸してくれないかな?」
GM:もちろん<個室
百合絵:「まったく。どうして無茶する人ばかり、知り合いに居るんだろ」手を貸して治癒魔法掛けつつ、自分の事棚上げな文句を(笑)
蒼志:「無茶ってのは出来る時にするものだからかな?・・・今のは違うけどね」
百合絵:「そちらも、何かあったんですね……」と、小さくため息ついて
蒼志:「ああそれと今のは朱音には内緒にして貰えるかな・・・ああ一寸ね」
蒼志:「誰の気配も無いな・・・冥王って奴の手下にしてやられたよ」
百合絵:「もうっ、自業自得って言うんですよ」ぷいっと横向いてあげよう>朱音に内緒
百合絵:「また、たいそうな名前の相手ですね……多分、実力もあるんでしょうけど」と、蒼志の容態見て
蒼志:「如何も実力のあるウィザードを冥界に足止めするのが目的だったみたいだけど・・・変わったことは無かったかな?」
百合絵:「ありましたよ。こちらは、声が頭に響きました。ウィザードに……ううん、力ある人にだけ」
蒼志:「目的の一つは潰したけど・・・それが本命みたいでね」
蒼志:「どんな声かな?」
百合絵:「“覚醒せよ”“力ある者。己の力を振るえ”それと、衝動……」小さく、身震いして
冬弥:では、ここで「コンコン」とドアがノック。
蒼志:「それは確実に“力ある言葉”だね・・・と」
蒼志:「どうぞ」>ノック
冬弥:「どーも。大変だったみたいだねー。あ、これ花と、妹の手製のクッキー」
冬弥:青い顔して、荷物片手に入って来る。
百合絵:「橘さん……どうしたんですか? その顔……」心配そうに
蒼志:「なに、我が身の事ならそれほど大変でもないかな」
冬弥:「あ、いやね……」>百合絵
蒼志:「どうかしたのかな・・・?」
冬弥:心配そうに顔を見てきた百合絵の顔が、あの夢の少女と被ってずざざっと引く(笑)
冬弥:「っ、ぜーぜーぜー……」
百合絵:「ええと……あの……?」昔の自分が重なるな、その引き方(笑)
蒼志:「冬弥にも何かあったか?」
冬弥:「あ、いや御免。ここんとこちょっと夢見が悪くてさ」
冬弥:と、冗談混じりに夢の事を話す。少女のことは抜いて(笑)
黒服の少女の声「貴方は確かに我々の主となったではありませんか」と脳内でリフレイン(笑)
百合絵:「すみません、ちょっと、席をはずしますね」トラウマ引っかかないよう、退室しよう(笑)
冬弥「――っ!」思わず百合絵の肩を掴む(笑)<リフレイン
百合絵:「ぇ? え、え? ええと……何か?」怪訝そうに見上げよう
蒼志:「冬弥?」怪訝そうに
冬弥:「……やっぱ調子悪いみたいだ。蒼志さん? そっちの“件”について、校長先生から協力するよう言われてるから、後でメールお願いします。百合絵さんの方も……」
冬弥:ふらふら、と出て行こう。
GM:では、冬弥の様子がおかしいことが解ったところでシーンを切りましょうか。
蒼志:「一寸心配だな・・・」
百合絵:「そうですね……」
百合絵:OK
蒼志:うい
冬弥:はいな

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 メインフェイズ2
 登場PC:美架
 シーン:輝明学園
 乱入:可能
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GM:時間は昼ごろ 場所は中庭
GM:君は昨日現れた”天使”の言葉を反芻していた。
美架:おや、回想シーン?
天使:「世界に危機が迫っています、我らが愛し子。貴方はそれに立ち向かわなければなりません」
GM:いえ、天使の台詞はこれだけですから。 中庭でボーっとしているってところです。
美架:(世界の危機? でもそれは一体? そもそもどんな形で……?)
美架:などと考えながらボーッとしてます。
ヘレン:「お隣・・・・イデスカ?」>美架さん
GM:と、長身の上級生。交換留学生で高等部の少女が声をかけてきます。
美架:「(う〜ん、アレは一体……)…え!? あ、ど、どうぞ!」
ヘレン:「アリガトです。(にっこり)」
GM:彼女は君の隣に腰掛けると お弁当を広げる。
美架:「え〜と、高等部の方ですか?」>ヘレン
GM:女の子のお弁当にしてはやたらに量が多いけれど。見た目とても美味しそうだ。
ヘレン:「ハイ。高等部に編入サセテモライマシタ。ヘレン・グラウンドフォール、イイマス」(にこ)
美架:「そうですか。あ、わたしは天宮美架。中等部三年です」
美架:「それにしても、随分大きなお弁当ですね。……知人に似たような人がいますけど」(笑)
ヘレン:「美架サン デすカ」
ヘレン:「ソデスカ? 午後カラの授業トテモ ハード。キチンと栄養補給シナイト体 モチマセン(微笑)」
ヘレン:「美架サン。無理シテ笑ウ シナクテ ヨイデス。悩ミコトデス?」
美架:「そうですかぁ……え? 悩みごと、ですか?」
美架:悩みって、天使の事か、それとも冬弥の事か?(笑)
ヘレン:「ナニカ悩ンデル 顔 シテマシタ。余計ナ御節介デス?」
GMあったばかりの娘にそれがわかるか(笑)
美架:ですね(笑)
美架:「そんな事はないですけど……そんなに落ち込んだ顔してましたか、わたし?」
ヘレン:「デスヨ? 辺リ 暗クナテマシタ」
美架:「そうなんですか? そういえば、周りに人がいなかったなぁ…」(苦笑)
ヘレン:「悩ム 良イコトデス デモ 暗クナル 良イコトナイデス」
美架:「心配してくれてありがとうございます。でも大丈夫です、大した事じゃありませんから」
ヘレン:「ソデスカ。ソレジャ。オマジナイシマショー(ニコ)」
美架:「おまじない?」
ヘレン:「ハイ。オマジナイデス」
美架:「面白そうですね、どんなおまじないですか?」
ヘレン:「(額にちょんと指をあてて)悩みの種さん遠く遠くへいってください。コレダケデス」
美架:「へぇ、いたいのいたいの飛んでけー、みたいですね」(微笑)
冬弥:では、ここで登場と。
ヘレン:「ハイ。あ、ベルです。それじゃ帰るですよ」
冬弥:ふら〜と中庭を幽霊のような足取りで歩いている……(笑)
美架:「あ、もうそんな時間ですか……あれ、冬弥さん?」
冬弥:「あ、美架ちゃんに確かヘレンさん。やっほ〜」
冬弥:「二人でお昼? いいね。最近どうにも食欲がなくてね……」
美架:「えと、どうしたんですか? 何か変でしたよ、冬弥さん……」
GM:ではここでシーンを区切って 二人のシーンやったほうが面白いね。
美架:OKです。
冬弥:はいな

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 メインフェイズ3
 シーン:学校の中庭
 登場PC:冬弥 美架
 乱入:可能
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GM:と言うわけで ヘレンさんは既に教室に帰り。美架と冬弥だけが残った。
GM:ちなみに既に授業開始のベルはなっている。(マテ)
冬弥:ヘレンが去った後、美架の横に座って夢の話をしたところってとこかな<シーン開始
美架:わお、授業サボリ?(笑) でもこのオイシイ状況は見逃せないです(マテ)
冬弥:早退届は出してある(笑)
冬弥:「……まあ、こんな訳。夢見が悪いぐらいでこれじゃ、参るんだけどさ。たはは」>美架
美架:「もう、しっかりしてくださいよ冬弥さん。冬弥さんが元気じゃないと、わたしまで暗くなりそうです……」
美架:言ってから、勝手に赤くなってたり(笑)
冬弥:「そう言ってくれると、少し嬉しいかな」
冬弥:「でも、俺とは関係無く、少し元気がないんじゃない?」
冬弥:前を向いたまま、不意に呟く
美架:「う、冬弥さんにまで見抜かれるなんて、天宮美架、一生の不覚かも…」(笑)
冬弥:「までって。俺だって木の股から生まれた訳じゃないよ」
冬弥:「……ふ。俺も恥ずかしい内情をさらした訳だし。さあ、素直に吐けば楽になれるぞ?」からかうように
天使の声「貴方は世界の危機に立ち向かわなければなりません。そしてその世界の危機は貴方の身近な人に宿っています」と声が聞こえる>美架
美架:「わ、わたしは冬弥さんみたいに、夢遊病みたいにフラフラ歩いてしまうほどじゃないですよ!」
美架:「!! また!?」
冬弥:「それはまた、酷いなあ……」
冬弥:ぽふっと横に倒れこんで、頭を美架の膝に(笑)
美架:思わず立ち上がって……と思ったら何をー!?(赤面)
冬弥:「御免、やっぱロクに寝てないのが響いてる……少しだけ……御免」
冬弥:速攻で寝息を(笑)
美架:「あうう、こ、困りますけど、困りません……な、何言ってるのわたし!?」(笑)
GM:主役が寝てしまったのでシーンを切るかね。美架の行動を待って(笑)
冬弥:「……(すー←無防備で穏やかな寝顔と寝息)」
美架:(でも今の声の言った事は、まさか……!?)
美架:一抹の不安を抱えつつも、そのままの姿勢でいます。
冬弥:「(すー、すー)」
美架「……なんであなたはいつも、わたしを困らせるような事ばっかりするんですか」
冬弥:無防備な……信頼しきった寝顔を見せております(笑)
美架:と言いつつも、顔はあまり困っていなかった(笑) ……このあたりでシーンエンドでいいです。

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 メインフェイズ4
 登場PC:蒼志 百合絵
 シーン:夜の病院
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GM:さて、抜け出す手はずだな。君たち(笑)
百合絵:既に共犯か従犯にされてしまった模様(笑)
GM:断り切れるなら問題はないぞ?(笑)
百合絵:ま、そんなんで止めてても埒があかない。進めましょ(笑)
蒼志:「悪いね・・・片棒担がせて」(マテ
百合絵:「本当に悪いと思ってるなら、こんな事させないで下さい」つ〜ん
蒼志:「さてと・・・・何とかこれで戦えるな。(持って3撃程度か)」動かない腕をテープでガチガチに固定して
蒼志:「まあ知ってしまったからには動かない訳にもいかないし・・・ね」
百合絵:「それじゃ梢ちゃん。うまくやってね」と、身代わり箒に寝た振りしてもらっておこうか
ベル:「ずいぶんと懐かしいにおいをさせているわね。貴方たち」
蒼志:「冬弥の様子も変だったし・・・」
GM:特別病棟から抜け出して病院の裏手に降り立ったところで 輝明学園の制服を着た少女に出会う。
蒼志:「っと・・・君!?」
百合絵:「においって、そんなに…ぁっ」出しかけた声を、自分で塞ごうか
百合絵:ポンチョ無しの、ベルですか?
ベル:「理由を教えてもらえるかしら?」にっこりと少女とは思えない艶やかな微笑を浮かべる
GM:ポンチョなしのベルですな。よく朝方冬弥と登校してきたタイプ(笑)
蒼志:タイプ言うなー(笑)
百合絵:「無事だったんですね。橘さんもよろこびますよ、きっと」(マテ
蒼志:「冬弥には会いに行ったかい?」(マテ
蒼志:「匂いってのは・・・冥界の匂いかな?」
百合絵:「どちらから、においますか?」>理由&におい
ベル:「なんていうか、お気楽よね。貴方たち(くすくす)」
ベル:「二人ともよ」<匂い
百合絵:「2人とも……ですか。それじゃあ、やっぱりこの事件は、繋がってるんですね……」
蒼志:「二人か・・・ならやはり関連性が有るという事だな」
百合絵:それじゃあ、2つの事件について、教えてしまおうかな? 止める?>蒼志
ベル:「冥界なんて単語が出てきたってことはどうせ冥王の誰かが出てきたってことよね。で、貴方たちからその匂いがするってことはこの辺りで“お遊び”をはじめたってことね。」
蒼志:「君には借りがあるからね」いや止めない(笑)
百合絵:それじゃあ「こんな事があったんです……」と、情報流してしまおう
蒼志:「そうだと思うよ・・・」とこちらも情報を流そう
百合絵:で、終わった後に「それと。橘さんの様子も。最近おかしくて……」(ぉ
ベル:「ふーん?まぁ、そのヘレンって女には気をつけることね。ほほぉ、誰かあたしの玩具に手を出したと。あたしに逆らうとどうなるか教えてあげるわ」(にーっこり)<冬弥
ベル:「聴きたいことはもう聴いたから。どっかいっちゃていいわよ」と手を振る
蒼志:「それで、君は如何するのかな?」>ベル
GM:と、問いかけたところにベルはもう居ない。
GM:さて、これ以上ぐずぐずしていると警備員の人が見回りに来るぞ?
蒼志:「魔王に冥王か・・・そろそろ行こうか?」
百合絵:「グラウンドフォールさんが?」ちょいと呟いてから、エンドかな?

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 メインフェイズ5
 登場PC:なし
 シーン:願いの叶う樹
 登場NPC:ヘレン
 乱入:可
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ヘレン:「ここまで大きく育てて。人の欲望は限りない」
GM:と願いの叶う樹に手を当てて微笑むヘレン
ヘレン:「この子が溜め込んだプラーナを使えば。世界結界を紐解くこともできるわ」
ヘレン:「”風の大天使”貴方のおかげよ」
GM:少女が呼びかけると願いの叶う樹に縛り付けられた大天使が浮き彫りになっていく。
美架:「ヘレン……さん? これは一体!?」
風の大天使:「美架。我らの愛し子」と力のない声で。
美架:「あなたが、わたしを呼んでいたの? あなたは一体…?」>風の大天使
ヘレン:「願いの叶う樹。その正体です(微笑)」
風の大天使:「我らのいとしい子。神の右手に座す・・・・」
美架:「“風の大天使”とあなたが呼んだのが、そうだと言うんですか?」
ヘレン:「それ以上は言わなくていいわ」と続けて一言二言呪文を唱えると 天使の体から血が吹き出る
美架:「!! 何をするんですか!?」
ヘレン:「そう、生命の樹を司る偉大なる大天使。それがこの願いの叶う樹の正体」
ヘレン:「貴方に貴方自身の正体を知ってもらっては困る。さぁ、戻りなさい。貴方がこれ以上ここに居ても何もできない」(にっこり)
美架「わたしの正体!? 一体何を言ってるんですか!」
ヘレン:「“気づいてない”のね。それで良いわ」と言って片手をかざす
GM:そうすると美架の額に記された印に反応して美架が月箱の外に吹き飛ばされる。
美架:額の印?
GM:さて、最後に一言どうぞ>美架
百合絵:ほら、おまじないされたでしょ?(笑)
GM:うむ、伏線はちゃんと張っておいたぞ<額の印
蒼志:おまじない
美架:うわ、あれかい!?
美架:「何!? こ、これは……きゃあぁぁぁぁぁっ!!」

 しかし……ほとんどの人が額のおまじないに、すぐに気付いたというのに私は……(T_T)

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 メインフェイズ6
 登場PC:冬弥
 シーン:学校帰り
 乱入:可
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GM:と言うわけであの後学校からの帰り道。
冬弥:「ふああ。よく寝た」延び
冬弥:「考えてみると、結構大胆な事してたな。……まあいいか」
冬弥:「美架ちゃん、何もなければ良いけど」
GM:君は見慣れたと想っていた、“人”を“発見”する
冬弥:てくてくてく。
冬弥:ぴたり。
ベル「大胆なことって?」くすくすと微笑みながら噴水に掛ける 超絶的な美少女。
冬弥:ざあっ。と風が吹く。カメラワークが回って、止まる(笑)
冬弥:すたすたすたすた。
冬弥:ぴたり。目前で止まる。
冬弥:「そうだな。例えば。こんな事とか」
冬弥:……ぎゅっ。
冬弥:有無を言わさず、腕の中に引き寄せる。
ベル:「うーん、しばらく見ない間に強引になったのかしら?」っと背中を預けて頭を胸に当てて冬弥の顔を見る
冬弥:「こうしていないと、すぐに居なくなりそうだから……ね」
冬弥:「言いたい事も聞きたい事も山ほどあるんだ」
ベル:「まったく寂しがり屋なんだから(首に手を伸ばしてぎゅーっと抱きしめる)」
冬弥:「でも。最初にこれだけ、言う。俺が言っちゃいけない言葉かもしれないけれど」
冬弥:「おかえり」
ベル:「ただいま。背が伸びたわね」(くすりと無防備に微笑む)
冬弥:「(嘆息)ここで終れば、多分とても綺麗なお話なんだろうけど。現実はそうはいかないか」
美架「冬弥さ……」 その光景を見て、凍りつきます(笑)
冬弥:「単刀直入に訊く。俺の夢と、今回の事件。どこまで知っている?」>ベル
ベル:「大体のことは把握しているわよ。それより・・・・・」
冬弥:「――」振り向く>美架
ベル:「この体勢はあの子には刺激が強すぎるんじゃないかしら(悪戯っぽく)」<美架>冬弥
美架:「あ、う………」 言葉がうまく出ず、馬鹿みたいに突っ立ってる。
冬弥:「……それでも、俺が望んで取った行動だよ」憮然として、離れる>ベル
美架:「……!!」
冬弥:「美架ちゃ……」>美架
美架:「…ごめんなさい、お邪魔したみたいですね」
冬弥:「!? 何か、あったのか?」服の汚れとか、前シーンで吹っ飛ばされた痕跡に気付いて。イイ?(笑)
美架:そういえばそうか。あってもおかしくないですね。
冬弥:「やっぱり何か、あったんだ。……大丈夫なのか?」>美架
美架「何でもないです!!」 必要以上に大きな声で、冬弥をつっぱねます。
ベル:「そう、依怙地にならないで話しちゃった方がいいわよ。ヘレンの印までつけていたら説得力ないわ」>美架ちゃん
美架:「わたしの心配なんてせずに、彼女の側についててあげたらいいじゃないですかっ……」
冬弥:「っの……」>美架
美架:「ヘレンの、印…!!」(慌てて額に手を当てる)
冬弥:「ヘレンの印だって? まさか」>ベル
冬弥:「……はあ」無言でO−PHONEをプッシュ。
ベル:「冥王の一人。正確には冥界の一つ。”ヘル”の女性格」(くすくす)
冬弥:『もしもし。百合絵さん?』とTELしますだ。
百合絵:『橘さんですか? 何でしょう……』病室の事で、ちょっと間を意識した感じで
冬弥:『事態は思った以上にややこしいみたいだ。良ければ、出てこれる? 美架ちゃんと、プラス一名も居るから』>百合絵
百合絵:『あ、はい。分かりました』で、切って移動開始
GM:では、この辺りでシーンを切りますか。
冬弥:「少し卑怯な手だけど。行こう」引っ張っていく(笑)>ベル、美架
冬弥:はいな
美架:その前に逃走したいですが…却下?
冬弥:おや、逃げますか
GM:逃走してもいいですよ。 逃走するなら次は蒼志と美架のシーンを作りましょうかね。
冬弥:逃げられた場合は蒼志に連絡するからおっけー(笑)
美架:逃げますとも、泣きながらね(爆)

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 メインフェイズ7
 シーン:夕暮れの公園
 登場PC:美架 蒼志
 乱入:可能
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GM:と言うわけで 泣きながら逃げた美架ですが。疲れ果てて“いつもお兄ちゃんと来ていた公園”でブランコに揺られているということで。
美架:では、それでいきませう。
GM:では、ブランコに揺られていてください。 しばらくすると蒼志が音もなく現れますので(マテ)
蒼志:「おや、美架ちゃん・・・1人かな?」よいしょっと隣のブランコに腰掛ける
美架:「最低だ、わたし………うわ! 蒼志さんっ!?」
美架:思わずブランコから転落(笑)
蒼志:「何かあった・・・・みたいだね。その様子だと(微苦笑)」
蒼志:「立てるかな?」手を貸そうとするけど
美架:「別に何も……」と言った瞬間にさっきの事を思い出して、涙があふれ出てきてしまいます。
蒼志:「ん、泣きたいなら思い切り泣いた方が良いと思うよ」
美架:「うっ、ひっく……う、うわぁぁぁぁぁぁん!!」
蒼志:「心の中に溜め込むのは良くないからね」と落ち着くまで待とう
美架:「ひっく…うぅ……ごめんなさい、蒼志さん……驚かせちゃいましたね」
蒼志:「いや良いよ・・・泣きたい事は誰にでもあるからね・・・相談に乗ろうか?」
美架:「え? でも……ちょっと恥ずかしい話ですし……」
蒼志:「うん、まあ話したくないなら話さなくても良いけど」
蒼志:「人に話すってことは自分の気持も整理できるよ?」
美架:「そう、ですね。 正直な所、自分で自分の気持ちがわからなくって……」
美架:「わたしの話で良かったら…聞いてくれますか?」
蒼志:「良いよ、さて座って話そうか」
蒼志:とブランコに座りなおそう
美架:「はい……」 ブランコに座り直して、ベルと冬弥の一部始終を話します。

蒼志:「なるほど、で美架ちゃん君は如何したいのかな?」
美架:「どうしたい、って言われても……」
蒼志:「泣くほどまでだったんだから、君は冬弥に言ってやりたい事の一つもあるんじゃないかな?」
美架:「それは………そうですけど」(赤面)
蒼志:「何も言わない何も伝えないでは、そこで全て終わりだよ・・・」
美架:「でも……今のわたしの気持ちを伝えても、冬弥さんには迷惑なだけかもしれないし……」
蒼志:「迷惑って言うのもそこに関係があってこそさ」
蒼志:「だから、君は君にしか出来ない、君にしか言えない事を伝えれば良いんじゃないかな?」
美架:「わたしにしか、言えない事…?」
蒼志:「そう、君にしか言えない事」
GM:さて、ではそろそろシーンを切ってもよいかな?
美架:じゃあその前に一言だけ。
美架:「わかりました。今のわたしの言いたい事、言える事を精一杯伝えてみます!」
蒼志:「うん、その意気だよ」
蒼志:とこっちはOK


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