第一章 『天使、襲来』


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   プレアクト
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GM:そういえば、恋とはどうなんですか?(笑)>八坂神父
英治:なーんにも、ありません(笑)
:なにごとかあるとしたらこれがラストチャンス(笑)
見学者A:悲しいくらいに何もモーションかけてないからねえ(笑)
英治:しかし……そろそろ、しょーさん(冬弥のプレイヤー)来てもいい頃ですが?
GM:こっちは恐らく干渉する余裕がないので、自力で頑張るよーに(爆)<ラストチャンス
英治:(笑)
:最後ですし、アプローチがあったら可能性は十分ですよ?(笑)
英治:(笑)
:他にめぼしい引退シナリオもなかったし、綺麗に終われるなら望むところだから

 GM注:このセッションをやっていた頃、ナイトウィザード・旧メインサイトの管理人さんが諸々の都合でサイトの維持ができなくなりました。
      そこで、この機会に全てを一新し、新サイトを立ち上げようという動きがありました。
      そのため、旧サイトのキャラをかっこよく引退させるための、引退セッションが活発に行われていました(天使戦争編もその一つ)

GM:む、すると干渉する余裕がないなんて言ってられないぞ、これは(・・;)
英治:こっちも、引退シナリオらしく、いくよう努力したいっす。結果はどうであれ、ね。
:恋11はまだ使徒ちからが少ないにゃ・・・
見学者B:使徒ちから(笑)
GM:なるほど、確かに使徒としては駆け出しレベルですな。
英治:しょーさん、まだかな? もうすぐ23時半ですよ。
GM:考えてみると、終戦記念日の今日に天使戦争編を始めるのは、皮肉な話ですねぇ……
英治:(笑)
英治:グレゴリオ聖下が、「忍びがたきを忍び……」という信徒向け放送を(おい

 と、そこにようやく主人公登場。

GM:冬弥は今現在GL11で良かったですか?
冬弥:はいな<GL11
GM:お疲れでしたら、もう少し待ちましょうか?
冬弥:大丈夫ですよん
GM:じゃあ始めますか?>PCALL
英治:私は、いいっすよ。
冬弥:OK
:おっけい
英治:始めましょう。
GM:始める前に一言。この話では様々な天使の設定が出てきますが、実際の資料とは違う事も往々にしてあると思いますので、責めたりせずに温かい目で見守ってて下さい(爆)
英治:はーい。それは、私も似たようなものだ(おい
:この番組はフィクションです以下略ということで。
冬弥:気にしません(笑)
GM:ありがとうございます。では、冬弥>恋>八坂神父の順で自己紹介お願いします。

冬弥:「橘 冬弥(たちばな とうや)、16歳。私立輝明学園の二年生」
冬弥:「ごく普通の、どこにでも居る高校生……だった。前はね」
冬弥:「色々あって、いまは“夜闇の魔法使い”をやってる」
冬弥:「戦う事には、いつまで経っても慣れる気はしないけれど」
冬弥:「後味悪い思いはしたくない。だから、せめて今ぐらいは」
冬弥:「出来る事をやるつもり。…そういえば、俺は誰の為に闘ってるんだろうな」
冬弥:普段は押しに弱い性格だが、土壇場で見せる覚悟はずば抜けている。
冬弥:鈍感なのが玉に瑕(キズ)?
冬弥:属性:風・地、勇者11・GL11。闘気:命中+1、抗魔+5 CF修正3
冬弥:(ダイスロール)11&5
冬弥:C10のF3、かな。ではよろしくどうぞ。
GM:これからの冬弥の運命を暗示してるような…(笑)<CF

:「輝明学園2年、天海恋(あまみ れん)です―」
:「最近、いろんな事件に遭って、ちょっと色々かんがえさせられちゃいましたけど・・・」
:「やっぱり、みんなで幸せになるのがいちばんだと思うんですよー」
:「最後まであきらめないこと・・・それさえ忘れなければ、きっと大丈夫です!」
:「今日もがんばってまいりましょ―!(すびし)あぅっ!?」
:誰が呼んだかずっこけシスター。16歳。
:地・天の使徒GL11(聖職者5/強化人間4/使徒2)
:闘気は7点行動に。
:CF修正は3です。
:(ダイスロール)6&9
:C7F11にします。
:以上、よろしくお願いしますね。

英治:「俺は八坂英治(やさか えいじ)」
英治:「今まで随分と迷い、いろいろバカもやって回り道をしてきたが……今頃になってやっと、自分の進むべき道を見いだしたような気がする」
英治:「大義とかそんな立派なものではない。普通の人間が当たり前に持っている大事なもの……それを守るために俺はいる」
英治:「誰が何と言おうと、これが俺の信仰。そして奴らとの戦いの中で教えられたこと……もう迷いはない!」
英治:「ところで、あんたの戦う理由は……一体何なんだ?」
英治:「はあ……こんなエラそうなこと言いながら、女の子一人の心を掴めない俺って、一体……?」ため息
英治:天・地の総合11レベル。聖職者レベル10。転生者レベル1
英治:闘気は、「行動」に8つぎ込みます。
英治:CF決定。修正は4。
英治:(ダイスロール)9&4
英治:Cは7、Fは2で行きます。
英治:以上、よろしく。

GM:聖職者と使徒には神のご加護がついてるようで(笑)
GM:では、始めましょうか。
冬弥:さて、どーなることやら(笑)

  天使戦争編・第一章 『天使、襲来』


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   オープニング1:告白
    登場PC:橘 冬弥
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GM:さぁ、頑張りましょうか主人公( ̄ー ̄)
冬弥:はいほー(笑)
GM:ハンドアウトにも書きましたが、『神と魔王と冥王』の直後の事です。アレ、ちゃんと終わってませんが(笑)
冬弥:了解(笑)
GM:君は今、美架とともに夜の公園にいる。
GM:美架が大事な話があるといって、君をここまで連れて来た。
冬弥:「…………」
冬弥:何となく落ち着かない気分。そわそわ(笑)
GM:しばらく、何だか気まずい沈黙が続く……
冬弥:「えーと。……話、って?」
冬弥:微妙にマヌケだなと自分でも思いつつ、話を切り出す
美架:「……この公園でのこと、覚えてますか?」(GM注:機泥戦士マッドマンSEED第一話参照)
GM:いきなりと言えば、いきなり妙な事を言い出す彼女。
冬弥:「は? あー、いや、そーだね」
冬弥:「(内心;今思うと、割と大胆な事やってたよな、俺)……ごめん。気にしてた?」
美架:「気にしてたといえば、気にしてましたよ」
冬弥:「ごめん。何かあの時は美架ちゃんが本当の妹みたいに思えてさ」
冬弥:たはは、と苦笑
美架:「妹、ですか……」(嘆息)
美架:「蒼志さんの言う通り、冬弥さんにははっきり言わないとやっぱりダメみたいですね…」
冬弥:「あの時はそう思ってた。でも、今は……はい?」
美架「わたし………冬弥さんが好きです」
GM:小さな、でもハッキリとした声で、彼女は告げる。
冬弥:「友達として……ってボケは通用しないよね、やっぱ」
美架:「……本気で言ってるなら、殴りますよ」
GM:一瞬、怒ったような顔をするけど、すぐに元の…どこか寂しげな表情に戻る。
美架:「冬弥さんがわたしの事、どう思っていても構わない。ただ……わたしの気持ちが伝えたかっただけです」
美架:「冬弥さんが、他の誰かのことを好きだとしても……」
冬弥:「……正直、びっくりした」
冬弥:「同時に、ちょっと自分を情けなく思ってる所かな。……ごめん。そして、ありがと」
美架:「………」
冬弥:「情けないついでに、返事、もう少し後で構わないかな?」
冬弥:「今度は俺のほうから。ちゃんと話したいから」
冬弥:目を見詰め返して。
GM:彼女は黙って頷く。
美架:「それじゃ、もう遅いから………おやすみなさい、冬弥さん」
GM:そう言って、彼女は静かに公園を出ていく……
冬弥:「……おやすみ」
GM:ではシーンエンドにしますか。
冬弥:「好きな人、か。ちゃんと考えて、行動に移す。……実は俺よりずっと大人だったんだな」
冬弥:空の月を見上げている……エンドOKです

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   オープニング2:謎の女性
    登場PC:天海 恋
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GM:では恋たん。あなたは今、夜の教会にいる。
:はい。
:お祈りを終えてお片づけ中ということで。
GM:相変らず、物を壊しながらですね(笑)
:椅子とか薙ぎ倒しちゃいます(がっしゃーん
GM:そんな時、あなたはふと強大な力がどこか近くで発動するのを感じる!
:「はぅ〜。お片づけが終わりませぇん(泣)」
:「・・・はわ!?」
GM:使徒としての恋の感覚が告げる……これは大天使、いやそれ以上の力だと!
:お外に出てみましょう(ぱたぱたすてーん
GM:ある一角から、凄まじい光が発せられてる!
:「あ、あれは!?」
GM:だが、それもすぐに収まり、同時に力も感じられなくなる。
:周囲の人目を確認しつつ光った方に向かいます
GM:光った場所は、輝明学園の敷地内のようだ。
:校門はあいてますか?
GM:さすがに開いてない。
:では、がんばって校門をよじ登りましょう(よじよじ
GM:飛ばないんですか?
:・・・はっ!?
:天啓がひらめいたので飛んでいきます。
:光の翼をばさぁっと広げて
GM:天啓なのか(笑) 飛ぶのはあくまで校門を乗り越えるためだけに?
:目的地が飛んでいけそうなら飛んでいきます。
GM:目的地からは、わずかながらに月匣の気配が感じられる。
:気配の方に向かいましょう
GM:そこに行くと、どこからかうめき声が聞こえる。
:声の方に駆け寄ります!
GM:では、駆け寄った所には茂みになっていて、そこに一人の女性が倒れている。
:「はわっ!? だ、だいじょうぶですかー」
:助け起こして外傷がないか見てみます
GM:外傷はないけど、プラーナをひどく消耗していて危険な状態。
GM:しかも奇妙なことに、衣服を身に着けていない。
:《プラーナ譲渡》します。
:「はわっ!? と、とにかくなにか着るもの・・・はぅ〜(泣)」
GM:そのあたりで一旦シーンを切りましょう。
:おっけーですー

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   オープニング3:守護者の危惧
    登場PC:八坂神父
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GM:お待たせしました、八坂神父。
英治:はいな!
GM:いつも通り(?)、教会で働いてると、一人の女性が近づいて来る。
英治:「?」
謎の女性:「懺悔したいことがあるのですが……」
英治:では、挨拶を。
GM:よーく見ると、アンゼロットだった(笑)
英治:「罪深き迷える子羊よ……」って、ひょ○きん懺悔室か!?
英治:「なっ!?」驚き
GM:驚くあなたに対して、意味ありげな微笑を浮かべるアンゼロット。
英治:「しかし、貴女が懺悔とは?」
アンゼロット:「ただの方便です。懺悔室のほうが密談には向いてますからね」
英治:「そうですか……いや、てっきりいたいけな少年にいたずらしたのかと……」(マテ
英治:「あ、失敬」
アンゼロット:「ほほぉう、貴方は私をそんな目で見ていたわけですね……」
英治:「いや、ほんの冗談ですよ」
アンゼロット:「ま、冗談はともかく、あなたに頼みたい事があります」
英治:「それより、ご用件は? 直接来られるってことは、重要要件なんですね」
アンゼロット:「先日、日本で超★天使の力を感じました」
英治:「超天使!?」いきなりのことで、びっくり
アンゼロット:「違います、超★天使です」(笑)
英治:「しかし、何故そのようなものが……?」
アンゼロット:「私にも詳細はわかりません。ですが、その事により、天使たちの活動が活発化しているのは事実です」
英治:「天使か……」
アンゼロット:「あなたには、天使たちの活動を監視して頂きたいのです」
アンゼロット:「何だかとても嫌な予感がするのです……大事にならなければ良いのですが……」
英治:「我々、聖職者やローマの信徒は、神の御使い、って教わってきましたが……」
英治:「わかりました」
英治:「そう言えば……使徒と言えば……」
英治:「一人、気になる人物がいるのですが?」もちろん、恋たんのことです(笑)
アンゼロット:「なるほど、ならばその人に協力を求めてみては?」
英治:「貴女から見て、彼女の周りに変わった様子は?」
アンゼロット:「私とて全てがわかるわけではありません。ですが、この辺りには、妙な緊張感を感じます……」
英治:「わかりました。気をつけましょう」
GM:そろそろシーンエンドOK?
英治:「しかし……神の御使いか……。一度、煮え湯を飲まされたこともあるしな……」
英治:いいですよ>エンド

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   リサーチ1:天使たちの降臨
    登場PC:冬弥、他PCも乱入可
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GM:では、あの告白の日から三日後の事。
冬弥:「うーん」
GM:冬弥は一人寂しく登校中だった。
冬弥:「まあ、美架ちゃん可愛いし、すぱっと付き合ってしまえばいいんだろうけどなあ」
冬弥:「……なんかしっくりこない」ぶつぶつ(笑)
GM:煮詰まってるねぇ(笑)
冬弥:とぼとぼと登校しています(笑)
GM:そんな風に考え事をしていたせいで、気付くのが遅れたのか? 辺りに人の気配がなくなってる。
:とりあえず、裸の女の子は自分のうちにかつぎ込んだってことで良いんでしょうか?>ぷろふさん
GM:うちというと教会ですね? OKですよ。
冬弥:「あーっ、うだうだしてるのは性に合わない。それに」
冬弥:「カンが鈍りそうだしね」
冬弥:周囲に注意を払いつつ、進む
GM:すると、空から白い羽が数枚、ひらひらと落ちてくる。
冬弥:「羽」一枚指先で挟んで、空を見上げる
GM:見上げた空には、見慣れない数名の天使たちの姿がある。
天使A:「汝の持つその気配……冥王か?」
GM:天使たちは冬弥を囲むように舞い降りてくる。
冬弥:「最近、なーんか唐突なのが多いよな」嘆息
冬弥:「昔はそうだったのかもしれないけど?」
天使B:「ふむ、そうか…ならば問う。冥王ハデスを知っているな?」
冬弥:「さあ……てね。その人に何の用なんだ? 天使さん」
天使C:「知れた事、奴の攫って行った“風の大天使”を返してもらおう」
天使D:「知らぬとはいわせぬぞ、冥王!」
冬弥:「……ハデスは“解放”された。もう、あいつは誰も怨まず、誰も憎む必要はないんだ」
GM:天使たちは、結構殺気立ってる。戦いも辞さない態度だね。
冬弥:「それに、その天使なら、確か美架ちゃんが……」
天使B:「冥王ハデスの事などどうでもいい。我々は“風の大天使”を返してもらえればそれでいい」
冬弥:「……突然出てきて不躾なんだよ。人間だって、最低限の礼儀がなければ気分悪くもする」
英治:では、登場しましょう。
冬弥:「その天使のことなら美架ちゃんに聞いてくれ。彼女が助け出したはずだよ」
英治:「む……? 失礼だが、天使とは、神の御使い、と聞いているが……」ここでいきなり登場
天使A:「みか…? 何者だ、そやつは?」
英治:「しばらく監視してたが……意外に早くおいでなすったな」>天使たち
天使C:「……ウィザード、それも聖職者か」>八坂神父
英治:「確かに聖職者であるが……」
冬弥:「……はあ。いいや、連絡取ってやるから」>天使
冬弥:「あ、八坂さん。ちょっと待って」
冬弥:O―PHONE(レイフォン)をぴ・ぽ・ぱと美架の番号へ。
GM:連絡とろうとする? 何故か出ないね<美架
英治:「しかし、神の御使いがそろって、少年ひとりを囲むとは……ちょっと穏やかではありませんな……」
天使A:「緊急時なのだ、仕方あるまい。聖職者であるなら、黙ってみていろ。我等の邪魔をするな」
冬弥:「……おかしいな」用件は留守電に入れときませう<美架りん
天使D:「早くしろ! 我等は急いでいるのだ!!」
冬弥:「俺はカトリックじゃないからよく分からないけど、……天使って礼儀知らないの?」>英治
GM:天使Dが槍を今にも冬弥に突きつけんばかりの勢いです。
英治:「さあな、神の御使いだけに、エラそうなのかもな……」(苦笑)
冬弥:「……人を、甘くみるなよ」>天使
英治:「待った! 使徒ならば……一人、心あたりがあるぞ!」
冬弥:「非常時だって言うなら、これでもウィザードだ。協力する腹積もりもあるんだ」>天使
天使A:「ふん、ようやく本性を現したか、冥王!」
英治:「……と、言っても、頼りになるかどうかは、わからんがな」
GM:今にも一触即発な状況、だがそこに凛とした声が響く。
英治:「?」
???「お止しなさい、あなたたち!!」
冬弥:「……人の話を聞こうともしない、か。これだからシューキョーって」現代若者の偏見(笑)
GM:そこには、西洋系の顔だちの美女が立っている。
英治:「誰だ?」
天使たち「ガッ、ガブリエル様!?」
冬弥:「知り合い? ……じゃないのか」>英治<美女
GM:天使たちは一斉にひざまずく。
英治:「なにっ!? ガブリエルッ!?」これは、さすがに驚きました
ガブリエル:「いかに時間が惜しいとはいえ、力に頼るのは良くありませんね」
天使A:「も、申し訳ございません……」
英治:「さすがは、大天使。話がわかるようだな」これは、小声で
ガブリエル:「ああ、私の同胞がご迷惑をおかけして、申し訳ございません」>冬弥、八坂
英治:「いえ……。それよりも、どうされましたか?」礼儀正しい相手には、敬語で答えます。
GM:ここで一旦切りましょうか。
英治:はい。
冬弥:はいな<切り

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   リサーチ2:絶望する使徒
    登場PC:恋
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GM:OPの翌日です。例の女性は、ベットの中で昏々と眠り続けている。
:とりあえず衣類は自分のを貸してあげます。修道衣ですけど(笑)
GM:ここで知覚力チェックをどうぞ。
:(ダイスロール)16です。
GM:では彼女からは使徒の力を感じる。さすがに超天使クラスではないけど。
:「はわ・・・やっぱり、あの光は・・・」
GM:やがて、女性は目を覚まします。
:「はわ。おはようございますー(にこにこ」
???:「ん……あ、ここは、どこ…?」
:「貴方がどちらから来られたのかはわからないんですけれど、ここは私のおうちですよ〜」
???:「そう、ですか………」
GM:彼女の返答は、何だかひどく無気力です。
:「昨日の夜、学校で裸で倒れていらしたんで、勝手に連れてきちゃいました。ごめんなさい」
???:「……なぜ、助けたのです?」
:「ほぇ?」
GM:なぜか責めるような視線で恋を見つめる。
???:「私には、為すべき事も、帰るべき所もないのに……あのまま死ねればどれほど楽だったか……」
:「う〜ん・・・事情がよくわからなかったんですけれど、なんとなく、ほうっておけませんでしたから・・・」
:「成すべきことも、帰るところも、ない?」
GM:一瞬、しまった言い過ぎた、というような表情をするけど、すぐに元の無気力・無感動な表情に戻る。
:「う〜ん・・・じゃあ、それが見つかるまで、ここに居てもらえませんか?」
???:「………何故?」
:「う〜ん・・・なんとなく、いてほしいから・・・じゃ、だめですか?」
???:「……別に、構いません」(投げやりな口調)
:「じゃあ、決まりですね〜(にこにこ」
GM:そろそろシーンエンドにしますか。
:おっけえですよー
冬弥:名前は聞かなくていーの?(笑)
:あ(笑)
GM:良い指摘だ(笑)
冬弥:やあ、定番でしょう(笑)<名前
:「あ、そういえば・・・おねえさんのお名前、教えていただけませんか?」
???:「……み……る、美晴よ」
:「美晴さんですねー。わたしは恋っていいます。よろしくです〜」
GM:今度こそOK?
:おっけーです

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   リサーチ3:使徒が多すぎる
    登場PC:冬弥、八坂神父
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GM:では、ガブリエルを名乗る女性とともにいるお二方。
英治:はい。
冬弥:はいな
ガブリエル:「申し訳ありませんでした。私が注意を怠っていたばっかりに…」
英治:「それよりも、一体何が……?」
冬弥:「……謝罪はありがたく」
冬弥:「そういえば、八坂さんはどうして?」>英治
英治:「いや、とあるお方の命令で、な」
ガブリエル:「本来ならば、これは極秘事項なのですが……まぁ先程の狼藉に対する謝罪というわけではありませんが、お教えします」
ガブリエル:「我々は二体の天使の行方を追っています」
冬弥:「(極秘事項……天使って諜報活動には向いてないんだろうなあ)」
冬弥:「風の天使と……もう一人は?」
ガブリエル:「一人は“風の大天使”ミカエル。そしてもう一人は、“暗き天使”サンダルフォン」

 GM注:本来、ミカエルの司る属性は“火”ですが、天使戦争編用に設定を変えてあります。
     (ちなみに、本来の“風の大天使”はラファエル)

英治:「ミカエルに、サンダルフォン!?」どちらも良く知っている名前です
冬弥:「宗教組織ってのも大変だね」嘆息<命令>英治
冬弥:「それがおかしいなんだよな。風の大天使なら、美架ちゃん……使徒の一人が解放に成功したはずなんだ」>ガブ
英治:「宗教組織でも、大天使にお目にかかれる、ってのは滅多にないなあ……」
ガブリエル:「そうです……地上でも名の知れた二人の天使が、現在行方不明なのです」
ガブリエル:「そうなのですか?」>冬弥
英治:「おい、美架って、誰だ?」>冬弥
ガブリエル:「その時の事を、詳しく教えて頂けないでしょうか?」>冬弥
冬弥:「天宮美架。アンゼロット麾下の使徒で、学園中学部の子だよ」>英治
冬弥:「構わないけれど……本人から直接聞いたほうがいいかもしれない。彼女の家に行ってみようと思うけれど、一緒に来ますか?」>ガブ、英治
英治:「そうか……。いや、あの学園にはいろんなのがいるから、今更驚かないが……」(苦笑)
英治:「うむ、そうするか……」
GM:おいおい、今現在登校途中だって忘れてないか?(笑)>冬弥
冬弥:忘れてないよ。O−PHONEが通じない事を気にしている訳である。
冬弥:「の、前にと」今度は自宅に直接通話してみます<美架りん
ガブリエル:「そうですね、お願いできますか?」>冬弥
紘一(電話):「はい、天宮です」>冬弥
英治:「むう、学校は一日くらい休んでも、いいだろ? 非常事態らしいから」(マテ
冬弥:「あー、どーも。橘です。美架さんはもう学校行きました?」>電話
紘一(電話):「は? 当たり前じゃないか、今何時だと思ってるんだい?」>冬弥
冬弥:「……ですよね、どうも」ぷちん>紘一
冬弥:「……杞憂だったかな、俺の(呟く)。とりあえず、学校行ってみますか」>英治、ガブ
英治:「そうだな……」
ガブリエル:「そうですね」
英治:「輝明学園か……。そういえば、あの子も、あそこの生徒だったな……。今頃、いるかな?」
冬弥:てことで、移動っす。一旦エンドかな?
英治:はい。
GM:ういっす<エンド

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   リサーチ4:合流
    登場PC:恋
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GM:さて、恋は学校どうしますか?
:うーん・・・
:とりあえず、美晴さんには今はゆっくり休んでもらって、学校にいくことにしましょう
GM:了解、じゃあここで全PC合流しましょう。
:「すみません、私これから学校にいってきますので、ゆっくりしていてくださいね〜」
美晴:「どうぞ、お構いなく……」
:「何も言わずに居なくなったりしちゃいやですよぅ」>美晴さん
英治:では、ここで恋の携帯に連絡入れていいっすか?
GM:OK
:というわけで学校にいきます
英治:では、恋の携帯に連絡します♪
:「ふぇ・・・? あ、神父様、おはようございます」
英治:「あー、久しぶり。恋ちゃ……いや、シスター・天海……」語尾はちょっと、緊張気味(笑)
英治:「そのまま学校まで来て欲しいのだが……」
:「?? どうかなさいましたか〜?」
英治:「実は、ちょっと会わせたい人がいる。それに……こんなこと電話で話すわけにもいかないし……」
英治:「突然で悪いんだけど、学校まで来てくれるか? 俺は、そこにいる」
:「はわ・・・わかりました。どこかで待ち合わせですね〜」
英治:「じゃあ」と、一旦切ります。
:ではとてとてと学校に到着です
英治「(ふう、この待ち合わせが、非常事態でなければもっと良かったのだが……)」と、余計なことを考えてます(爆
GM:八坂神父、学校に入りますか?<恋が来たら
英治:そうですね。
英治:ただし、途中でガブリエルや天使たちのことも、話しておきましょう。
冬弥:冬弥から校長(コネあり)の入場許可を貰っておきましょう<英治
英治:ああ、それは助かる!? ども!>冬弥
GM:ちょっとイベント起こしたいので、一旦シーン切っていいですか?
英治:はい。
冬弥:こっちはOK
:どうぞー

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   リサーチ5:混乱そして予兆
    登場PC:冬弥
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GM:これは冬弥単独のシーンですので、他の方々は登場不可です。
英治:はい。
冬弥:では、英治が待ち合わせしている間のシーンかな。美架ちゃん探しに中等部へごー。
GM:中等部はなにやら騒がしい。
冬弥:「ん?」ひょいと入っていく
GM:美架のクラス……3年A組には誰もいない。
GM:ふと思いついたんですが……美形様出していい?(爆)
冬弥:いいですけど(笑)

 GM注:美形様とは、以前冬弥のプレイヤーさんの使っていたPCの愛称。
      ワークスが輝明学園の教師だったので、私のイタズラ心が動いたというわけです(笑)

美形様:「あれ、橘? こんなとこで何してるんだ?」
GM:今にも倒れそうな感じの、美形様こと矢神先生のご登場です(笑)
冬弥:「ちょっと用事が。3−Aどうしたんです? 学級閉鎖とか?」
美形様:「ん、ああ、実はそうなんだ」<学級閉鎖
冬弥:「え? 風邪とか聞きませんけど」
美形様:「え〜、まぁ、何だ。私も突然のことで良く知らないんだ…」
冬弥:「……ども」
冬弥:頭下げて、校長室へ直行
GM:行こうとして教室を出た君に、誰かがぶつかって来る。
冬弥:「っと、ごめん……あれ?」
GM:ぶつかって来た少女に見覚えがある。美架の親友、羽崎理恵です。
理恵:「あ、ごめんなさい……あっ! 橘先輩!?」
冬弥:「あれ? 理恵ちゃん。……美架ちゃんは?」
理恵:「美架……そうだ! 美架が大変なんだよ!! 助けてよ、先輩!!」
GM:すがりつくような目で、理恵は君を見る。
冬弥:「……分かった、急ぐんだろ? 話は行きながら。どっち!?」
理恵:「何で、何でみんな忘れてるの!? 美架がさらわれたっていうのに!!」
GM:錯乱状態で、冬弥の話もまともに聞いてるか怪しい状態です。
冬弥:「ったー……そういうことか」
美形様:「ま、まぁ落ちつきなさい、え〜と羽崎くん?」
理恵:「あいつら教室に突然やってきて美架を……うわぁぁぁぁん!!」
冬弥:「しょうがない。急がば回れ、か」
GM:やがて、少覚纏や秋月竜也がやってきて、理恵は保健室に連れていかれようとする
冬弥:「理恵ちゃん、とりあえず行こう」ひょい。ダッシュ保健室。纏先生に頼った方が良さそうだ<理恵
冬弥:あ、その前に来たか
少覚:「迷惑かけてごめんなさいね」>冬弥
冬弥:「……一体何が起こってるんです?」>纏、竜也
秋月:「話を聞いたんだね……我々も状況を完全に把握してないんだ」
秋月:「詳しくは生徒会長の高倉君に聞いてくれ。彼が今、対策を検討中のはずだ」
冬弥:「まどろっこしいのは嫌いなんですよ。……分かりました」
冬弥:移動
GM:ではシーン終了〜

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   リサーチ6:大天使様といっしょ
    登場PC:恋、八坂神父
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GM:一方、その頃……
GM:学校入って、どのあたりで話します?
:エスコートは任せます(笑)
英治:「いや、良く来てくれた……」ちょっと、嬉しそう(笑)
英治:学校で、あんまし人気のないとこで話しますか。誰にでも大声で言えることではないし。
GM:にやける神父の側らには、金髪美人が立っている(笑)
GM:では無難に中庭のあたりという事で。
:「いえいえ〜。それで、そちらの方は?」
英治:いえいえ、にやける、というより、ちょっと緊張してます(笑)。
英治:「……大天使ガブリエル……様だ」
ガブリエル:「初めまして、同胞よ。ガブリエルと申します」>恋
:「はわっ!?」
英治:さすがに、大天使の前で、おおっぴらにはラブアタックできません(笑)
:「は、はじめましてその、えーと、あのぅ・・・」つっかえつっかえ自己紹介します
ガブリエル:「堅苦しい挨拶は抜きにしましょう。状況が状況ですから」>恋
:「は、はいっ」
:「えー・・・と、それで・・・大天使さまはどうしてこちらに?」
GM:ガブリエル、かくかくしかじかと状況説明<二体の天使を探してる
英治:「実は……大天使が2人、行方がわからないそうだ」
:「はわ・・・(ひょっとして・・・?)」
英治:「む? 何か、心当たりでも?」>恋
ガブリエル:「何か心当たりでも?」
:「で、でも、どうして大天使さまが突然居なくなったりしたんでしょう?」
:「ええ、えーとぉ、そのぅ・・・こ、こころあたりなんて、そんな、あのぅ」しどろもどろ
ガブリエル:「そう言えば、そのことについてまだ話していませんでしたね」<居なくなった理由
英治:「何でもいいから、ここ数日で何か変わったことはなかったか?」>恋 使徒の力のことは、彼女が気にしているでしょうから、直接的には言わない
:「い、いえそんな〜。別に変わったことは、ありませんですよー(汗)」
「使徒の力を持ってる女の人をかくまったりとかはしてませんよ〜(汗)」
GM墓穴を掘るか〜!(爆笑)
ガブリエル:「………隠し事は良くありませんね、恋さん」(苦笑)
英治:「……知っているのか?(相変わらず、嘘が下手だな)」
:「は、はわっ!?」
ガブリエル:「申し訳ありませんが、事は深刻なのです。教えていただけませんか?」
:「え、えーと、あのぅ・・・なんだか、事情があって帰れないみたいなことをおっしゃってたんですけれど・・・」
:「連れて帰られちゃうんでしょうか・・・?」
ガブリエル:「帰れない? …もしや、その方は栗色の髪の、少々童顔な女性ですか?」
GM:と、美晴の特徴を言い当ててるガブリエル。
:「う〜・・・はい・・・」
ガブリエル:「良かった…無事だったのですね、ミカエル……」
:「なんだかどこにも行き場所がないっておっしゃってたんで・・・うちに居てもらうことにしたんですけれど・・・」
ガブリエル:「行き場がない、ですか……」(嘆息)
GM:そろそろシーン切って、冬弥のシーンに移しましょう。
:りょうかいです
英治:はいな。
冬弥:じゃあ、シーン切る直前に一つ。
GM:どうぞ。
冬弥:英治のO−PHONEに連絡&事情説明の連絡、てことで<最後に
冬弥:「あ、八坂さん。かくしかって事態で、少し合流遅れますからっ」
冬弥:以上っす
英治:はい。それなら学園内の状況もわかるのですね。
英治:「了解、何故だ……次から次へと」
GM:ええ、何だか騒がしい気はします。
GM:次行ってよろしい?
英治:はい。
冬弥:どもでした

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   リサーチ7:生徒会長室にて
    登場PC:冬弥
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GM:では生徒会長室で、仮面の生徒会長こと、高倉幹弥とご対面している冬弥。
幹弥:「やぁ、珍しいね。君がわざわざここに来るなんて…」
冬弥:「まどろっこしいのが嫌いなのは知ってるだろう? 説明、頼む。急いでるんだ」
幹弥:「……わかった。今から約30分前、3年A組に謎の集団が押し入った」
幹弥:「彼らは、天宮美架君を拘束し、そのまま連れ去っていった……簡単に説明するとこんなところだよ」
冬弥:「30分まえの状況は分かった。現在の状況と判明している情報は?」
幹弥:「残念ながら、新しい情報はない。謎の集団の目的も不明だし、何らかの要求の連絡もない」
冬弥:「分かった。早退届けの代理、頼む」
幹弥:「それは構わないが……手がかりも無しにどうするつもりだい?」
冬弥:「無いなら探す。違うか?」
冬弥:「……そうだ。情報はないと言っても、その集団の容貌ぐらいは目撃されてるだろ?」
幹弥:「それは正論だよ。だが、今の君は焦っているように見える……そんな状態でまともに手がかりを探せるのかい?」
幹弥:「謎の一団は、白い服……聖職者の着るカソックに似ていた物を着ていたらしい」
冬弥:「迷いも焦りもするさ。人間なんだから。それに、俺一人じゃ駄目なら、誰かの助けを借りる。それも、正論だよ」
冬弥:「……後は頼む」
幹弥:「……わかった。健闘を祈ってるよ」
冬弥:出て行きます。で、英治たちと合流〜
GM:ではシーンを変えましょう。


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