第一章 『天使、襲来』


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   リサーチ8:それぞれの道
    登場PC:全員
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GM:まずはさっきの話の続きから。適当なところで冬弥も合流して下さい。
冬弥:はい
ガブリエル:「帰る場所がない、ですか……ミカエルは今どんな状態ですか?」>恋
:「う〜ん・・・なんだかなにもしたくないっていうか、いっそほうっておいて欲しい、みたいな感じで・・・」
:「そういえば、初めに見つけた時には、ずいぶんプラーナを失って消耗してる様子でしたけれど・・・」
ガブリエル:「……やはりまだ、過去の事を引きずっているんですね……」
英治:「……うむ」黙って聞いてます。
:「あ、そーだ。もし宜しければ、うちにおいでくださいませんか?」
英治:「そう……だな」
ガブリエル:「私としては願ってもない事ですが、ミカエルが私に会ってくれるのか……」
:「お会いしてお話して、お互いにちゃんと理解することが大事だとおもうんですよ〜」
冬弥:では、この辺で合流しましょう。
:「ややっ これは、橘さんこんにちわ」
ガブリエル:「理解してますよ……だからこそ、彼女の苦しみ、悲しみがわかるんです」>恋
冬弥:「(息を荒げて走ってくる)はー、は。八坂さん、あ、天海さんも」
冬弥:「少し困った事態になってさ……」と、事情説明>ALL
英治:「よく来てくれた……。こんな時に悪いのだが……」>冬弥
:「・・・美架さんが!?」
英治:「むっ!? なるほど、それは困った……」>冬弥から話を聞いて
ガブリエル:「美架さんがさらわれた、ですか? しかし一体何者が!?」>冬弥
冬弥「……それが分かっていたら、苦労しないっ」<何者
英治:「とにかく、落ち着け……」
冬弥:「……すいません、どうにも落ち着いてられなくて」
冬弥:「けれど、今回の一件と無関係とはとても思えない。余りにもタイミングが良すぎる。そっちは、どうなりましたか?」>恋
:「ええと・・・その・・・どうしましょう?」大天使様と八坂神父の方を見ますけど
英治:「とにかく、順番を決めた方がよさそうだな……」
英治:「まず、恋ちゃんとこの大天使様に話を聞こうか? 何か、知っているかもしれない……」
冬弥:「事情はよくわからないけど……いいの?」>恋
ガブリエル:「ミカエルの無事を確認したいので、私としてはそちらに行きたいと思います」
:「・・・仕方ありません。とりあえずお話して、みんな納得がいけばいいんですから」
:「それより、冬弥さんの方は大丈夫なんですか?」
英治:「冬弥くんには悪いが、その子(美架)に対する手がかりは、今はほとんどない……」
:「もしお急ぎでしたら、神父様と2人で先に探していただいたほうが・・・?」
冬弥:「……正直、手掛りもない。心配なのはやまやまなんだけどね」
ガブリエル:「無理して一緒に行動しなくてもいいのですよ?」>冬弥
冬弥:「だから、闇雲に探すよりは、少しでも関係ありそうな糸を手繰るよ」
:「私は、家に行くだけですから、大天使様をお連れして一人でもいけますよ」
英治:「むー、そうだな……」
英治:「わかった……。俺は、冬弥くんと2人で、その子を探すか」
ガブリエル:「何でしたら、私の連れて来た天使たちをお貸ししますが」>冬弥
冬弥:「……いや、英治さんは天海さんと一緒に行って欲しい。今は人手が必要な程絞り込めていないし。何より、嫌な予感がするんだ」>英治
冬弥:「こう言うとなんだけど、役に立ちそうにないからいいよ(苦笑)じゃあ、後は適宜連絡取るから」
英治:「そうか……ならば。ただし、何かあったら、すぐに知らせろ」携帯のアドレス教えます
:「わかりました・・・くれぐれも、お気をつけて」
冬弥:「……ありがと」
冬弥:で、退場します
GM:では一旦シーン切って、教会側に行きます。OK?
英治:はい。
:おっけですー

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   リサーチ9:ミカエルとガブリエル
    登場PC:恋、八坂神父
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GM:では三人は教会に到着。
:美晴さんは、いますか?
GM:いますよ。
英治:「さて……久しぶりにここへ来るな……」
英治:「お邪魔します……っと」
:「よかった・・・美架さんのこともあるし、さらわれてたらどうしようかと・・・」
GM:美晴はベッドに座って、ただ窓の外を見てるだけ。
:思わずぎゅっと抱きついちゃいます
GM:今、美架って、美晴の近くで言ったね?
:はい
GM:ならば、恋のその言葉に彼女が一瞬、ピクッと反応した。
:「?? 美晴さん・・・?」
美晴:「今なんて……いえ、何でもありません……」
ガブリエル:「ミカエル! 探しましたよミカエル!!」
美晴:「ガブリエル………」
GM:何故だか、二人の間に奇妙な沈黙が訪れる……
英治:うー、入っていけそうもないです(苦笑)
美晴:「……何しに来たんです? 私を捕えに来ましたか?」
ガブリエル:「ミカエル……私はあなたが心配でただ……」
英治:(なお、今のうちにアンゼロットに経過を報告します)
GM:了解。
美晴:「心配? 堕天使の烙印を押された私をですか?」(自嘲的な笑み)
ガブリエル:「ミカエル!」
美晴:「どうせ天界に戻ってもまた、牢獄に囚われるだけなんでしょう?」
ガブリエル:「………」
美晴:「冥王ハデスにさらわれた時、これでようやく死ねる、ようやく楽になれるって思えたのに……」
:「ガブリエル様・・・?」
:「・・・・・・」
美晴:「結局、私は生き残ってしまう……なぜなの?」
:「・・・美晴さん!」
美晴「お願いだから放っておいて! 私が生きようと死のうと、あなたたちには関係ないじゃないですか!!」
:「自分で自分を捨てるみたいな・・・そんないいかたしちゃ、いけません!」
:「私は、使徒としてはまだ未熟ですから、美晴さんの苦しみを全てわかることなんてできませんけれど・・・」
:「生きることをあきらめて、自ら消滅をのぞんで、その先に一体何があるんですか!」
英治:とりあえず、恋の説得を見守りましょう。
ガブリエル「放っておけるなら、とっくの昔に放ってます! 何ですか、私の気持ちも知らないで!!」
:「ガブリエル様が美晴さんを迎えにきたのは、本当に美晴さんを罰して、幽閉するためだとお思いですか?」
GM:ガブリエルは怒って、部屋の外に出ていってしまう。
:「・・・はぁ・・・」
:「神父様、ガブリエル様のもとについていていただけますか?」
:八坂神父様?
英治:ああ、様子を見てるだけですから、安心を。OKです。
GM:では、冬弥のほうにシーン移そうか。
冬弥:はいな

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   リサーチ10:ウィザードとイノセント
    登場PC:冬弥
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GM:美架をさがしてアテもなく、街中を走る冬弥。
GM:だが、一向に手がかりは掴めず、時間だけが無情に過ぎてゆく―――
GM:気がつけば、もう夕方だ。
冬弥:「目撃情報はなし、知り合いには頼んだけれども、進展はなしか」
冬弥:ふと気が付くと、例の公園で休んでいるって感じで。
GM:ふと気がつくと、冬弥は例の公園に足を運んでいた…ってな感じでよい?
GMあ、シンクロしてる(笑)
冬弥:「八坂さんたちの方に、何か手かがりがあればいいのだけどな」
冬弥:まあ、分かるっしょ(笑)<シンクロ
GM:ほんの三日前…あるいはすでに三日も前に、冬弥は美架からその想いを伝えられた場所――――
冬弥:ベンチに座って一息。
GM:そこに今、君はたった一人でいる。
冬弥:「休んでる場合じゃない、か」
冬弥:想い出を振り切るように立ち上がって、飲んでいたお茶の空き缶をゴミ箱へ
紘一:「あれ? 冬弥君じゃないか?」
GM:公園の入り口に居る紘一が、そう声をかけてきた。
冬弥:「……あ。こんにちは」ぺこり
冬弥:「……どうしたんです?」
紘一:「どうしたって、買い物の帰りだけど? 君こそこんなところで何してるんだい?」
冬弥:「ちょっと人生の悲哀を噛締めてました。……美架ちゃん、まだ帰ってませんか?」
紘一:「美架かい? 美架からじゃないけど、さっき葉月ちゃんから連絡があって、今日はうちに泊まってくってさ」
紘一:「おかげで今日はコンビニ弁当だよ、トホホ…」
冬弥:「はい?」<葉月
GM:わからないかな? これは学園側の措置。家族に怪しまれないためのね。
GM:つまりは、学園側も美架を見つけていないという事でもある。
冬弥:「そうですか……。葉月ちゃんにも、よろしく」>紘一
冬弥:「じゃあ、俺行きますんで」
紘一:「ああ…何をそんなに落ち込んでるかわからないけど、元気だしなよ!」
冬弥:「(ぐっと拳を握って)……ありがとうございます」
GM:何も知らない彼は、そんな月並の言葉で君を励ました、つもりなのだろう。
冬弥:英治たちの元へ行くとしよう
GM:ではシーンを切ろう。

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   リサーチ11:ミカエルの真実
    登場PC:八坂神父
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GM:ガブリエルを追って、現在教会の中庭ですかね。
英治:そうですね。
英治:いましたか?
GM:いますよ。うなだれてますけどね。
英治:ふう
ガブリエル:「苦しいのは、貴方だけじゃないのにッ……!」
英治:大天使といえども、我々人間と同じ感情を持つんだな、と妙に親しみを感じています。
英治:「何が……ありましたか?」
ガブリエル:「……見苦しいところを、見せてしまいましたね」(微苦笑)
英治:「いえいえ」
GM私にロールプレイさせると、人外でも妙に人間臭くなる傾向があるので(爆)
英治:「しかし、実を言うと私も、わけあってローマから逃げた、聖職者だ……」
ガブリエル:「そうでしたか……」
GM:あなたを軽蔑するでもなく、その言葉を受けとめるガブリエル。
英治:「逃げたミカエルが堕天使なら、さしずめ私は、“堕神父”ですな」皮肉な笑い
ガブリエル:「……ミカエルも昔はああではなかったのです」
英治:(むー、むしろローマの連中より、人間的かもな……)」
ガブリエル:「最も人々を愛し、最も人々に尽くした大天使……そう呼ばれていたんですよ」
英治:「昔の私は、それほど偉くはありませんでしたがね」(苦笑)
ガブリエル:「でも、それが彼女の仇となってしまったんです……」
英治:「と、言うと?」
ガブリエル:「彼女は地上に現れた侵魔から人々を救うべく、単身地上に舞い降りました」
英治:「……」さらに続きを聞きます。
ガブリエル:「それが、約二十年前の事……」
ガブリエル:「侵魔を退治はできましたが、その際ミカエルも傷を負い、地上に落ちました」
英治:「(20年前か……。大天使にしてみれば、それほど長い月日ではないかな?)」
ガブリエル:「ちょうど、今みたいな感じで…」
ガブリエル:「ですが、今と違っていたのは、彼女がその時、使徒としての記憶を失った事です」
英治:「?」
ガブリエル「彼女はその間、人間とともに生活しました。そして……人間の男性と結ばれたのです」
英治:「……!?」
英治:これは、驚きました。
ガブリエル:「ですが、人間と交わる事は神によって禁じられた行為です……」
英治:「なるほど、それで堕天使扱いに……!」
ガブリエル:「はい……そして、彼女の関わった人間は………」
英治:どうなりました?(汗
ガブリエル:「……神の命を受けた天使たちによって、殺されました」(搾り出すように言う)
ガブリエル:「天では堕天使扱いされ、地上の愛する人たちを失った彼女は生きる希望を失い、あのようになってしまった……」
英治:「……」何と言っていいのか……。
英治:むぅ、それは「神とは何か?」という根本的な問題に突き当たらざるをえないですね。
ガブリエル:「八坂神父様は、堕天使グリゴリの話は知っていますか?」
英治:「はい。人間に知恵を授け、人間の娘と交わって、堕天使となったものですね」
ガブリエル:「ええ、主はあれの再来を恐れたのでしょうね……」
英治:「しかし、今にして思えば……」
英治:「あのグリゴリも、人並みの感情を持っていたのでは?」あえてそこまで言う
ガブリエル:「そう、かもしれません……」
英治:「我々、聖職者も……“神の道”か“人の道”か、悩む時がある……」
英治:「そこで、あえて尋ねたい……」
英治:「貴方は……どうしたいのですか?」
ガブリエル:「私は……主からミカエルを取り戻せと命じられました。ミカエルの力を利用されないために、と……」
ガブリエル:「でも、ミカエルを天に戻しても、再び幽閉されるだけ……正直、どうしていいか、私にはわかりません」
英治:「そも、神とは、正義とは何ぞや……?」誰に語りかけるまでもなく、独り言のように
GM:それじゃ、ここで切りますよ。
英治:はい。一旦切った方がいいでしょうね。
GM:これ以降は、怒涛の展開が待ってますからね〜( ̄ー ̄)
英治:なんとお! いや、引退セッションだから、それでいいのですが(笑)

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   イベント0(マスターシーン):黙示録の刻
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 美架誘拐の翌日の事―――――

 その日の朝、彼らは唐突に世界中に舞い降りた。
 白い翼を持つ、天使たちの一団。
 彼らはその手に剣や槍を持ち、武装していた。
 彼らはその手で、世界中の都市を破壊し、人々の虐殺を開始した。
 それはまるで、黙示録に記された『最後の審判』の光景そのものであった。
 彼らは、口々にこう叫んでいた―――――

 「楽園を追放されし、愚かなるアダムとイヴの末裔たちよ。よく聞くがいい」
 「我等は汝らに聖なる裁きを与えるために舞い降りた」
 「主の加護を、愛を忘れた愚者である、汝らを裁くために」
 「汝らは、この世界に生きていく資格を失ったのだ」
 「滅びよ人間、滅せよ愚者ども。この世界のために―――」

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   イベント1:望まぬ再会
    登場PC:冬弥
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GM:こうして世界は、イキナリ危機的状況に立たされます。
冬弥:あはは(笑)

 笑い事じゃないぞ、勇者。

GM:もちろん、冬弥たちの住む街にも、天使たちは進攻して来る。
冬弥:「愚者か……ならばお前達の神の賢明さは、一体誰が証明してくれるんだ?」
冬弥:「……いや、そんなこともどうでもい」
GM:それには答えず、黙々と戦いを続ける天使たち。
冬弥:「こいつは互いの生き残りを賭けた生存競争だ。それならば、エミュレータとの闘いと、変わりはない――!」
冬弥:全力を持って、天使たちとの闘争に身を置く。
冬弥:冬弥の力なら、雑魚天使兵ぐらいは簡単になぎ倒せる。
冬弥:「――美架ちゃん。無事でいてくれよ……伝えなくちゃならないことは、まだたくさんあるんだ!」
GM:そうして、君は天使たちを切り進みながら進んでゆく!
GM:気付けば、天使軍の中心まで進んでしまったようだ。
GM:そして君は気付く。そこにいる、強大な力を持った天使の少女の存在に―――
冬弥:「……冗談」
GM:そう、そこにいるのは天宮美架。だけど、少し違う。
冬弥:「……悪い冗談だ、ほんと」
GM:髪の色がなぜが白く、瞳の輝きが紅い。なによりも、その瞳の宿す光は暗い―――
白美架:「ほぅ、ここまで進んでくるウィザードがいるとはな……」
冬弥:「オマエは、誰だ?」
白美架「我はサンダルフォン。貴様如き卑小な人間が声をかける事、本来なら許されぬ至高の存在なり」
冬弥:「なら、人にしか見えないその姿はなんなんだよ!」
白美架:「愚かな…我が真の姿を見てもそう言えるか!?」
GM:そう言うと彼女は、黄金に輝く六枚の翼を展開する!
冬弥:「愚か愚か? ああ愚かでいいさ。賢い馬鹿より、俺は愚かな馬鹿でいい。だからな……」
冬弥:「いい加減やめろ。美架ちゃんの姿を使うのは。キレそうだ」
GM:う〜ん、知覚力判定してみて。
冬弥:プラーナを10点ほど
冬弥:(ダイスロール)26
GM:彼女からから感じるプラーナはまぎれもなく美架のものだけど、そこに何か異質なモノが混ざっているのに気づく!
冬弥:「……っ!」
冬弥:「美架ちゃんを、どうした」
GM:エミュレイターの邪気にも似てるけど、エミュレイターのものではない。
白美架:「みか…? 何を言っている、恐怖のあまり狂ったか?」
冬弥:「じゃあ、オマエの取っているその姿はなんなんだよ!」
GM:この辺りで一旦切ろう。他の人も回さんと。

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   イベント2:覚醒、風の大天使
    登場PC:恋
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GM:恋のいる教会にも天使たちは攻めてくる。
:「くっ・・・どうして・・・神の御使いが人々を襲うんですっ!?」
:ガブリエル様と美晴さんはどちらに?
天使:「堕落した人間どもから世界を開放するためだ!!」
GM:美晴は子供たちと一緒に教会の奥に隠れてる。
GM:ガブリエルは一緒に戦ってる。
:「全ての人間が、堕落したとでもおっしゃるんですか!?」
天使:「ならば今の世界はどうなのだ! 人間どもはこの世界を死滅させようとしているのだぞ!!」
天使:「だが、真剣に地球の事を考えている人間がどれだけいる!?」
ガブリエル:「無駄ですよ、恋さん! この者たち…浄化派天使たちは聞く耳など持ちません!!」
:「それでも・・・人は学ぶことができます!」
天使:「学ぶだと? 何千年経ても、ほとんど進化もなく、愚行を繰り返す貴様らがか!?」
GM:そんな風に恋とガブリエルがそっちに気を取られているスキに、教会から子供たちが引きずり出される!!
:「!! やめてください!」
ガブリエル:「しまったっ!!」
天使:「邪悪の芽は今のうちに摘み取るべし!!」
GM:容赦なく剣が子供に振りかざされる!!
:「だめぇぇぇ!」
美晴:「やらせないっ!!」
:身を挺してかばいます
GM:その前に、子供の心臓に突き刺さるはずだった剣は、美晴がくらう。
美晴:「もう二度と……あんな思いはしたくない! これ以上、誰も死なせない!!」
:「人間の世界は・・・人間の手で築くもの・・・強要された正義なんて望みません!」
GM:そして、美晴…いやミカエルはその力を解放する!!
GM:まずは<神性介入>で復活(笑)
GM:彼女の姿が、まさに風の大天使に相応しい姿に変貌してゆく。
ミカエル「お引きなさい、天使の名を騙る悪魔ども。これ以上戦うと言うなら、私も容赦はしません!」
GM:そして、巨大な風の魔法が発動し、教会の周囲の天使たちがなぎ倒されて行く。
天使:「バッ、馬鹿な!? 二人も大天使がいるなんて聞いてない…う、うわぁぁぁぁぁ!!」
:「美晴さん・・・」
GM:残りの天使も、その勢いに恐れをなして後退して行く……
ミカエル:「恋さん……子供たちは無事ですよ」
:「すみません・・・私がいたらないばっかりに・・・」
ミカエル:「私は、ただ……昔のように後悔したくなかっただけです」
ミカエル:「久しぶりに力を使ったら、疲れました……恋さん、ガブリエル、あとは頼みます」
GM:そう言って、彼女は気を失う。
「ありがとうございます・・・天使みんなが人をにくんではいない・・・それだけでも、本当に・・・」
GM:シーン切りますか?
:おねがいします。

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   イベント3:天使軍VS堕天使軍
    登場PC:八坂神父
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GM:八坂神父も教会で戦ってたはずが、いつのまにか別の場所に出てしまったようです。
英治:「はあはあ……」
英治:「これが……神の意志だというのかあぁぁぁぁっ!?」
GM:目の前には、まだ多くの天使兵たちがいる……
英治:「くっ!」演出で【ジャッジメントレイ】+【古代魔法】!(このレベルでは使えないので。あくまで演出です)
天使:「そうだ。神の意志の前では貴様ら人間は無力なのだ」
GM:何体かは倒せるけど、それでもまだたくさん。
英治:「ふっ、それはどうかな……?」強がり言いますが、無理してる……。
天使:「諦めろ、人間。貴様がここで死ぬ事に変わりはないのだから」
英治:「あの時と、同じだな……。俺がローマを去った時と……」
GM:そう言って、天使兵の剣が八坂神父に叩き込まれる!?
英治:「あの時も、正義とやらに対する、疑問と怒りが……くうっ!」
GM:と思った瞬間、その天使兵は何者かに吹き飛ばされる!
英治:「!?」
GM:そこには、新たな天使兵がいる。
英治:「おおっ!!」
GM:しかも、これまたかなりの大軍だ。
英治:「おおっ、我らに味方する者たちか……!?」
GM:その中で、一際輝く翼を持ち、炎そのもののような剣を持つ天使が叫ぶ!
???「剣を収めろ、浄化派の天使ども! さもなくば、この場で堕天使と認定し、斬り捨てる!!」
天使たち「うわぁぁ! ラ、ラファエルっ!?」
GM:浄化派と呼ばれた天使たちが一斉にどよめいてます。
英治:「ラファエルッ!? 四大天使の一人が……!?」
ラファエル:「行けっ、能天使たち!! 浄化派天使どもを叩き潰せ!!」
GM:戦況は、これで一気に逆転します。
英治:「これは……エデンの戦いが繰り返されるというのか……?」
英治:「いや、そんなことはどうでもいい!」
英治:「俺は……自らの道を進むのみだ!」
GM:数分後には、全てが終わります。
英治:「とりあえず、一段落か……?」はあはあ
ラファエル:「ふぅ、何とか収まったな……そこのアンタ、大丈夫か?」
英治:「なんとか、生きている……すまない」
ラファエル:「いや、こっちこそ同朋たちが迷惑をかけて済まん」
英治:「なあ、神僕の俺がこういうのも何だが……これは、本当に神の意志か?」
ラファエル:「馬鹿言え! こんなの浄化派どもが勝手にやってる事だ!!」
英治:「そうか……」ほっとした
ラファエル:「言うなれば、堕天使どもの暴走だ……」
英治:「しかし何故、今頃になって奴らは暴走を?」
ラファエル:「そいつは俺も知りたいね。何はともあれ、一旦体勢を立て直そう」
英治:「あんたは……信用できそうだ。」
英治:「俺は……エイジ・グンター・ヤサカ・クロイツシュタイン。落ちこぼれの神僕さ」
ラファエル:「俺はラファエル。七大天使の一人、“火の大天使”ラファエルだ」
GM:ここでシーン切りましょう。
英治:うい。


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