ＧＭのこぼれ話：蒼天を翔ける翼編
いやぁ、すさまじいまでの怒涛の展開でしたよ、このシナリオは。それもそのはず。本来ならば、二話分のシナリオを、強引に一つにまとめあげたものですから。おかげで、結構プレイヤーさんたちを置いてきぼりにしてしまった気がします。
当初の予定では、ギラがフリーダムマッドマンとして復活（この復活劇を行いたいがために、前の話でギラを瀕死にしたがった私）、ガーブジャマーをＧジャマーキャンセラーで中和する、までがまず一話分（ここで、カラミティ・フォビドゥン・レイダーと再戦させる予定でもあった） その後、トリニティ本社ビルに乗り込み、シン＝マックビー、もといライル＝クルーザーを滅ぼすまでで、さらに一話分の予定でした。とはいえ、二話分の予定の話が、わりと短時間で終わってしまった（強引に終わらせたとも言う）ので、案外これでよかったのかもしれません。
さすがに最終話直前だったので、ついにフリーダムマッドマン＆ジャスティスマッドマンを登場させました！ ギラがフリーダムに生まれ変わって帰って来るのは、元ネタ知ってる人であれば、大方予想できたのではないでしょうか。ついでに喋り方まで、人間っぽくしてしまいましたが、あれは今までのように、カタカナ表記で台詞を喋らすのが面倒だったためです（笑） Ｆ７使えば簡単じゃねぇか！、と叱られそうですが、それ以前にあの表記は（私も）読みにくいので、その事への対策でもあるんです。
そして、ジャスティスマッドマンの登場はどうだったでしょうか？ 意外だと思っていただけたのなら、私の目論見は成功です。というか、ＰＣ側がニ体の最新機を手に入れても、話が盛り上がりませんしね。元ネタのように、こじつけた理由で、都合良く和解なんてのは、どうしてもイヤでしたし（爆） 再度、悲しき戦いが繰り返される、という展開のほうが盛り上がると思ったので。
さらに、再びあの女こと、ヒルダの再登場。というか、このエンディングをしたいがために、あのキチガイ女（ひでぇ）を予め出して、伏線を張ったんですがね。でなきゃ、あんなヤナ女、好き好んで私は登場させたりしません（酷！） さっきも言いましたが、変なこじつけの理由で和解するよりは、「そんなのおかしいですよ、○テジナさん！！」的な展開のほうが盛り上がるでしょう？（笑）
さて、この話にはいろいろなＮＰＣが出てきましたが、私的に一番面白かったのは、仮面の男ことライル＝クルーザーです。まさか、冗談で出したはずのキャラが、黒幕にまでなってしまうとは……（笑） 葉月ちんにとっても、非常に意外だったようですしね（爆） でも、仮面をつける意義をつきつめた結果ですから、ある意味では必然だったのかもしれません。
ついに、マッドマンＳＥＥＤも残すところ、あと一話！ できれば、あとホンの少しだけお付き合い下さい。