ディアボルスな方々

 


※レヴェリー=メザーランス(レン):Effectus=Diabolus=Ardor

出典:EREMENTAR GERAD<漫画>

 「武器(わたし)は・・・・・・うまく使ってくれる人のほうがいい」

 

 コミックBLADE誌上で、好評連載中の人気漫画のヒロイン。  彼女はエディルレイドと呼ばれる、武器に変形し、契約者に強力な力を与える特殊な生命体で、その中でも「七煌宝樹(しちこうほうじゅ)」と呼ばれる、最強のエディルレイドのうちの一体。  何故か柩の中で眠っていた所を、盗賊少年クーに偶然起こされ、彼と共に謎の土地「エディルガーデン」を目指す旅に出た―――――  まだ連載が始まって間も無いので謎が多いが、今後それらは徐々に解明されてゆくであろう。

 主我魔器をやる際の参考になるのは当然だが、劇中では契約者たる人間とエディルレイドの絆もきちんと描写されていて、ディアボルスを真面目にロールプレイしたい人にとって大いに参考になるはず。  また、タイトルが「EREMENTAR GERAD」と言うだけあって、大半のエディルレイドには何かしらの属性(レンの場合は<風>)があり、さり気なく(?)エフェクトスの参考にもなっている。

 上の台詞だけを見ていると、かなり薄情な人間(?)に思われるかもしれないが、実際のレンは武器種族である自分を嫌っている節すらある。 そんな彼女を人間同様に扱ってくれるプレジャー(エディルレイドと契約した人間)であるクーを、レンはかなり信頼している様子。  じゃあなんであんな台詞を載せたんだと思う人も多いだろうが、答えは簡単。  ただ単に、私的に萌えな台詞だったから(爆)  武器種族としては、むしろああ言う方が正しいと思うぞ!


※深町 晶(ガイバーT/ギガンティックガイバー):Creata=Diabolus=Adamas

出典:強殖装甲ガイバー<漫画>

 「ガイバーギガンティック!!」

 

 エースNEXT誌上で好評連載中の漫画の主人公。  ごく平凡な高校生であった晶は、ある時偶然にも「ガイバー=ユニット」を拾ってしまい、迂闊にもそれに触り、起動させてしまった事で、強殖装甲・ガイバーTの殖装者となってしまう。  それ以来、彼は秘密組織クロノスとの戦いに巻き込まれてしまう。  壮絶な戦いの中で、肉親や仲間を失い、己の命すらも失いかける事もあった(むしろガイバーの殖装者となっていなければ、確実に死んでいた)  それでも、守るべきものの為に、彼は戦い続けるのだった・・・・・・忌まわしき力、強殖装甲と共に―――――

 背景世界は現代ではあるが、話のシリアスさからしてかなりブレカナっぽい。  しかも敵が秘密組織であり、その手先が怪獣じみた改造人間であるあたり、特撮ヒーロー物の色もかなり強い。  そして忌まわしき力に囚われ、それでもその力を使わなければ大切な人を守れず、敵に勝つ事ができないと悩み苦しむ晶の姿には、きっと何かしらの感銘を受けるはず。  人間的な甘さを捨て切れない彼は、戦士としては失格かもしれないが、そんな彼だからこそ、魅力的な人間と言えるだろう。

 ちなみに上記のアルカナは、ガイバー=ユニットそのものを表現している。  強殖装甲がなければ、晶は本当にただの人間なのだから。


※“剣の聖女”アナスタシア:Diabolus=Erus=Angulus

出典:WILD ARMS 2nd Ignition<ゲーム>

 (今現在、手元にソフトがないため、確認不能)

 

 かつてファルガイアの地を襲った<炎の災厄>―――それを倒せる唯一の剣、”聖剣アガートラーム“  誰にも抜けなかったその剣を抜き、<炎の災厄>と互角に戦った“剣の聖女“―――その正体は下級貴族出身の年端もゆかぬ娘であった。  しかし、聖剣アガートラームと魔狼ルシエド(アナスタシアがエルスたる所以)の力を持ってしても、<炎の災厄>は倒せなかった。  やむなく彼女は、自らの命と引き換えに<炎の災厄>を封印したのだった・・・・・・後の世のファルガイアでは英雄と称えられるアナスタシアであるが、果たしてそれが本当に彼女の望んだ事だったのか?

 聖剣を持ったが故に、絶望的な戦いに身を投じ、ついには散っていたアナスタシア。  この辺り、魔剣(実際は聖剣だが)の暗黒面を表しているように思われたので、この項で紹介する事にした。

 「英雄とは何か?」  この永遠の命題とも言える問いに、ブレカナとは違った答えを出しているのが、このWILD ARMS 2nd Ignitionである。  RPG好きならば、是非ともプレイしてもらいたいこだわりの逸品!!  なぜアガートラームはアナスタシアにしか抜けなかったのか?  何故<炎の災厄>はアガートラームの力をもってしても倒せなかったのか?  その謎は、実際にプレイして確かめてもらいたい。