シーン１５　　光と闇、ぶつかる時　＜グラディウス逆位置＞

　このシーンからバリスのプレイヤーさんが急用で抜けてしまったため、彼のセリフが無くなっています。　その辺り、御了承下さい。

ＧＭ：では、どうしますか皆さん？

レオ：指針が無いので、ここにいるしかないのですが・・・

ティナ：「場所は知っているぞ」と一応は言っておこう。

ＧＭ：教会前で待機してます？

レオ：ここにいるしかないです。

ティナ：砦から出てくる可能性が高いので。　あと、例の女の子と少し話がしたいんだけど。

ＧＭ：ええ、どうぞどうぞ。

ティナ：「お主・・・同類だな」（←さっきのシーンで知覚判定に成功し、イクスがクレアータである事に気付いた）

ＧＭ：お、お主！？

ティナ：お主とは言わんか（笑）　「お前は、私の同類か？」

ＧＭ：「・・・そうみたいね」

ティナ：「お前を創ったのは誰だ？」

ＧＭ：「産みの親は知らない。　実験中の事故で死んだって、わたしを育ててくれた人は教えてくれた」

ティナ：「お前を育ててくれた人は、今どこにいる？」

ＧＭ：「殺された・・・・・・あの人達に」

一同：うわぁ・・・・・・

レオ：「それで、何で殺した奴が君の事をかくまっている？」（←いつの間にか、会話に入っている奴）

ＧＭ：「よくわからないけど・・・・・・『お前は同志になる資格がある』って、あの人は言ってた」

ティナ：・・・どういう意味かな？

レオ：ただの変態ではなさそうですね（笑）

ティナ：「同志とはどういう事だ？」

ＧＭ：「わからない・・・・・・」

リサ：まさか・・・・・・その人達も『創られし者』！？

レオ：う〜ん、殺り甲斐かあるなぁ（笑）

リサ：「それより、子供達を避難させたほうが良くないですか？」

レオ：「そうだな・・・」

ティナ：「そうなのか？」（笑）

リサ：「あの人達、絶対に来るでしょうし・・・・・・」

レオ：「さっきみたいに、人質に取られるのも面倒な話だしな・・・・・・じゃ、どっかこの辺にいい場所はないのか？」

ティナ：「奴らを改造している人間を、お前は知っているか？」

ＧＭ：首を横に振ります。

ティナ：知らないか・・・　ところで、イクスに何か覚えはないかな？

ＧＭ：ここにいる全員、特に覚えはありません。

ティナ：「お前は砦で何をしていたのだ？」

ＧＭ：「暇なら何か手伝いでもしておけって言われたから、掃除とか洗濯をしてた・・・」

レオ：案外、マトモやな。

ＧＭ：案外マトモって・・・何を想像してたの（苦笑）

ティナ：聞く事はこれぐらいかな。　「もうそろそろ来るな、連中が」

リサ：「じゃあ、子供達を安全な場所に避難させましょう」

ＧＭ：そんな事を話していたその時！　∵大破壊∵が教会に対して撃たれます！！

一同：うおっ！？

ＧＭ：∵奇跡∵はどこにいても撃てるから便利だよ。　しかし、ここで＜束縛＞が起こってしまうのが悲しいなぁ・・・・・・　このままでは教会は焼け落ちてしまいますよ。

レオ：早よ助けんと！！

リサ：ここは∵天真∵で打ち消しか！？　でも、ここで使っていいのかなぁ・・・・・・？

　ふふふ、ここで迷ってもらうために敢えて∵奇跡∵を使ったのですから、大いに迷ってもらわないと。

　そして、英雄は決断を下した！！

リサ：∵天真∵で打ち消します！！

ＧＭ：教会が一瞬、紅蓮の炎に包まれたと思った瞬間！　炎はかき消すように消えましたね。　各自、＜束縛＞をくらっておいて下さい。　∵奇跡∵を使ったリサさんには・・・・・・コロナの逆位置を差し上げます（笑）

レオ：戦闘の前に逆位置が来るとは・・・・・・　何か来ているのがわかるんで、軽く準備したいです。

ＧＭ：それはＯＫ。　もっともこっちも準備万端、殺る気満々だけど（笑）

レオ：凄く不敵な笑みを浮かべながら、剣に毒を塗ります。

リサ：その行為に、＜悪徳＞を感じそう（笑）

レオ：それだけ憎んでますから。

ティナ：私も準備しよう。

ＧＭ：では、皆さんの準備が整った頃に・・・「ほぉう、俺様の∵奇跡∵を防ぐとはなかなかやるな。　やっぱ只者じゃねぇとは思っていたが・・・てめぇら＜聖痕者＞か！！」と言って、ゼノンが現われます。

ティナ：もしかして、＜共振＞してるかな？

ＧＭ：してますね。

リサ：私はまだ聖痕の力に気付いていないから、戸惑っています。　さっきの∵天真∵もハイランダーの≪天罰≫と同じように、知らないけど発動した事になってます。

ＧＭ：元々、∵奇跡∵はそんな感じですよ。

レオ：このオッサン、どんな格好してます？

ＧＭ：背中には大剣を背負ってて、鎧はプレートメイルを着ている。

リサ：バリスさんみたいな格好ですか？

ＧＭ：そうですね。　ただ、滲み出る粗暴さは拭えず、そこがバリスさんとは全く違います。

レオ：機械の所ってあります？　それって外から見えます？

ＧＭ：うん、かなり機械化されてる。　片目があからさまに機械化してたり、動くたびに怪しい機械音がしてみたり（笑）

ティナ：「お前が、ゼノン＝アルセニックか？」

ＧＭ：「ああそうだ。　ほう、俺様はそんなに有名か？　・・・・・・ん？　もしかしててめぇ、俺様の同類か！？」

ティナ：「・・・・・・・・・」

ＧＭ：「こいつぁ面白ぇ！　どうだ、俺様の部下にならんか？　この世界で共に楽しくやっていこうぜぇ。　『お前には、その資格がある』」

ティナ：「私にはわからん。　私にわかるのは、お前を狩る事だけだ。　それが私の『生きる意味』だからだ！！」

ＧＭ：「チッ・・・・・・所詮は単純なプログラムしかこなせない木偶人形か！！」

レオ：（あからさまに大声で）「なぁ。　こういうのはバラバラになってても賞金は出るのか？」

ティナ：「生死は問わぬと言っていたから、出るはずだ」

レオ：「それを聞いて安心したぜ（ニヤリ）」

ＧＭ：「ほう、この俺様を解体するたぁ、なかなか面白い事を言うじゃねぇか！　逆に俺様がてめぇらを解体してやらぁ！！　ついでに聖痕も奪ってな！！」　　ここで一際、＜共振＞が激しくなります。

「捧げよ聖痕！　今宵は殺戮の宴なり！！」

ＧＭ：という事で＜宴判定＞なんですが・・・・・・

三人：全部裏返ってます。

リサ：一枚だけ表ですが、既に逆位置です（笑）

ＧＭ：何か虚しいなぁ・・・・・・　では戦闘に突入しましょう！