シーン9  深まる謎 <エフェクトス逆位置>

 

レオ:バルドの町で、教会探してます。

GM:教会は見つかるけど、事件が起こったのは大分前だから、事件の痕跡は消えてる。

レオ:「ここで何があったんでしょうか? 詳しく教えて欲しいんですが…」

GM:「ああ、例の事件かい? その件はレクスギルドに一任してあるから、そっちに行ってくれ。 私は今、忙しいんだ!」と早速タライ回し(笑)

レオ:教会に来た意味ないんかい!? 仕方ないので、レクスギルドに行きましょう。

GM:「事件は十日前の真夜中に起こった。 どこからともなく歌が聞こえてきたのが、事の発端だった……」

リサ:やっぱり……

GM:歌は鎮魂歌ではないかと言われている。

レオ:ブルースハープでちょっと演奏してみていいですか?(笑)

GM:「ここで演奏されてもなぁ……そういう住民の証言があっただけだからな。 その歌が聞こえている時に、教会から複数の悲鳴が上がったんだ。 衛兵たちが駆けつけた時は、既に死体の山だった…」

リサ:思わずフラフラ〜っとなりながら、「ペルディータ……」

GM:ちょっとちょっと! 今あなたは登場してないでしょ!?(一同笑)

レオ:全然、詳しい事わからないんだけど。

GM:ここは旧派の町で、旧派側の情報しかないからねぇ。

レオ:旧派ねぇ……他にもっとこう、変わった動きとかは?

GM:では、事件は新派の方でも起こってるようだけど、どうも殺し方が違うらしい。

レオ:えぇ!?

GM:「これ以上の事は、情報が混乱していてわからないんだ。 ギルド自体も、新派旧派で二分されてる状態でな」

レオ:新派の教会にでも行ってみようかな。

GM:ここには新派の教会はないよ。

レオ:どこの町にあるんでしょう?」

GM:え〜っと……どこの町にあったっけ?(苦笑)

 

 町の名前がたくさん出てきて、ついにGMまで混乱……

 

GM:あ、そうだ! ヘイムの町だ!!

レオ:じゃあ、そっちの方で話を聞いてみようか。 今日は場所がよく飛ぶなぁ(一同笑)

GM:このままシーンを続けよう。 ヘイムに着きました。

レオ:新派教会に行ってみよう。

GM:ここもさっきのバルドと同じく、非常に忙しそう。

レオ:「事件の話を聞かせてもらいたいんだけど?」

GM:「あ〜、それだったら、レクスギルドか牢に入れられてる人にでも聞いてくれないか?」

レオ:じゃ、牢屋の方に行ってみよう。 さっきの人ですよね?

GM:もちろん。 今はさすがに落ち着いてる。

レオ:「ちょっと事件について聞きたいんだけど」

GM:内容はティナが聞いたのと大差ないね。

レオ:曲についても聞きたいです。 多分、この人だったらわかるでしょう。

GM:おお、そうか! どんな曲を演奏するの?

レオ:世間一般に知られている鎮魂歌を吹いてみます。

GM:「それは世間に広く知られている鎮魂歌だね」

レオ:これじゃないのかな?

GM:「私が聞いたのは、もっと本格的な儀式に歌われる、いわば専門的な曲だったよ」

リサ:宗教関係者のみが知ってるような曲ですか。

レオ:それは知らんわ。 それじゃあレクスギルドに行ってみましょう。

GM:ここでもティナが聞いたのと同じ情報が聞けるけど、レオにとっては教会内部の人間が発狂して、他の聖職者たちを殺害したというのは、新しい情報だね。

レオ:どっちもどっちで手が込んでるなぁ。

GM:鎮魂歌って点では共通してるけどね。

リサ:手がかりがつかめない……

レオ:どっかの馬鹿たちが、どっちが多く殺せるかなんて競走してるんじゃないかな!?

GM:ではそこに、「たたた、大変でーす!!」と言って連絡員が慌てて飛び込んで来る。 「ケ、ケルバーでも事件が発生したようです!!」とこれ見よがしに言う(一同笑)

レオ「情報どうもありがとう」(笑)

GM:「え? え!? 今の人、ギルドのメンバーじゃなかった!?」

レオ:≪法の裁き≫持ってますよ。

GM:おお、いつの間に!?

レオ:ではケルバーまで歩いていきますか!