ステラな方々


※手塚 海之(仮面ライダーライア):Stella=Erus=Stella

出典:仮面ライダー龍騎<特撮>

 「あいつの信じた正義を無駄にしないためだ。  それと・・・変えられなかった運命を変えるために!」

 

 本来ならば仮面ライダーになるはずではなかったが、死んだ親友の代わりに互いに戦う事を宿命づけられたライダーの運命を変えるべく、自らもライダーとなった男。  ライダーの一人、城戸真司(仮面ライダー龍騎)に出会い、彼こそが呪われたライダーの運命を変えられる男だと感じ、共にライダーの運命を変えるべく戦う。  その後、自らの占いの結果、次に消えるライダーが龍騎である事を知った彼は、自らに手渡されたサバイブカード(ライダーと契約モンスターをパワーアップさせるカード)を秋山蓮(仮面ライダーナイト)に託し、本来なら龍騎の命を奪うはずであった攻撃を自らの体を呈して代わりに受け、そのまま絶命してしまう。

 死に際が劇中であまりにもカッコ良過ぎたライダーと言っても過言ではない人物。  ナイトには<力>を、龍騎には<希望>を託して死んでいった彼の死に様は、まさにステラであろう。  カッコイイ死に方の参考になるので、しかと見て泣け!!(爆)

追記:手塚の犠牲によって生き残ったはずの主人公・城戸真司であったが、その後最終話直前でモンスターに殺されるという大失態を演じてくれた。
   おいおい、手塚は無駄死か!?


※キース=ブルー(エドワウ):Creata=Corona=Stella

出典:ARMS<漫画>

 「私は、この生命を武器に果たさなければならないことがある。意志を誰かに託して次の未来へつなぐ…それが“ヒト”という種の強みだろう?」

 

 秘密組織エグリゴリの生み出したクローン人間、キースシリーズの一人で、アドバンスドARMSを移植されるも適応できず、失敗作として処分される。その後、ティリングハースト博士や高槻巌らの手によってエグリゴリから脱走した。そして反エグリゴリ組織『ブルーメン』を創設し、そこの最高責任者となる。

 最終章において、ARMSの力を失い、エグリゴリ残党に追い詰められたオリジナルの四人を逃がすために、己の命を省みず、自らのARMS<ドーマウス(眠りネズミ)>を発動させる。そこで宿敵であり父である、<ハンプティ・ダンプティ>キース・ホワイトと戦うが、能力を吸収され、ついには自爆してしまう。しかしその際、己の意志をも吸収させ、<ハンプティ・ダンプティ>と<ナイト>の最終決戦において、兄弟であるブラック(セロ)とともにホワイトの妨害をし、<ナイト>に勝機をもたらした。

 力を振えぬ身であったが、『ブルーメン』を組織し、オリジナルARMSの四人を支援したうえ、最終的に己の命を賭けて彼等を助け、死してなお彼等を援護した彼の生き様は、まさにステラの鏡であると言いたい。