蓼科日記  2001年


  5月2日~5日      
5月の連休に今年初めて蓼科に行ってきました。今年は例年になく雪が多いと聞いていましたが、そのとおり5月3日朝目覚めると、一面の銀世界。20センチの積雪にびっくり!布団にくるまり、呆然としていました。後で聞いた話ですが、2月27、28日にはドカ雪が降り積雪2メートルだったそうです。いや~まいった。まいった。
       
       
  6月23日       
白樺湖からビーナスラインを霧ヶ峰へむかい、レンゲツツジを見に行きました。霧ヶ峰料金所手前にある霧ヶ峰ロイヤルイン向かいの丘を上がると、レンゲツツジが満開でした。7月中旬には黄色いニッコウキスゲがあふれる所に、今回は朱色のツツジがいっぱい。1ヶ月で山の色がこんなに違うものかと感動しました。丁度梅雨シーズンで、連休もないため訪れる人が少なく、足元の花々をゆっくり観賞できました。コバイケイソウが咲き始め朱色と白色のコントラストが美しかったです。よく見ると、スズラン、マイヅルソウ、ウマノアシガタ、グンナイフウロなどが咲いていました。車から降りゆっくり散策することをお薦めします。
 
       
       
 7月29日       
蓼科から諏訪湖へくだり、旧宿場町の和田村へ行ってきました。往路は有料道路代金をケチり、旧街道をドライブしました。急カーブの連続と狭い道幅に閉口しました。しかし、いいこともあるもので、宿場近くの永代人馬施行所では山から流れ出る水に出会うことができました。地元の人たちが毎日ポリタンクに汲みに来る名水だそうです。時には1時間も並ぶことがあり、遠く群馬からトラックで汲みに来る人もいるそうです。名水で入れたお茶はおいしかったです。帰路は有料道路を使ったため4分の1の時間で諏訪湖まで戻ることができました。
       
       
 8月8日     蓼科から妻籠・馬籠へ向かい、帰路、飯田にある伊那谷道中・水引工芸館を訪れるという強行スケジュールのロングドライブを試みてきました。妻籠・馬籠はホームページに載せるための写真を撮影する目的で行きました。朝9時過ぎに着いてしまい、車の行き来が多く、写真を撮るために、車両通行禁止になる10時まで待たなくてはなりませんでした。天候もあいにくでしたが、妻籠にあるヒノキ作りの公衆トイレが新しく、ヒノキの香りもよい心落ち着くトイレでした。訪れた際にはぜひたずねてみてください。伊那谷道中はまゆ玉人形作り、陶芸、紙漉き、染色などが楽しめる体験コーナーや、地元の物産、いくつかのアトラクションが楽しめるミュージカルパークです。小学生くらいの子供づれにとってはとても楽しめる所だと思います。水引工芸館は飯田の伝統文化である水引を継承する素晴らしい美術館です。目の保養に是非訪れてみてください。その作品の緻密さにびっくりすることでしょう。
       
       
 8月11日     5年前に訪れた奈良井宿をゆっくり散策するために、再度出かけました。2時間ほどかけのんびり見学しました。丁度12日に行われる祭りのため、獅子の山車が八幡神社に参拝する様子や村の若者がひく姿を間近で見ることができました。12日はご祝儀を出した各家へ獅子の山車が厄払いに回ったり、神輿が出たりとてもにぎやかになるそうです。毎年12日に行われるそうなので、機会があったら訪れてはいかがでしょうか。 
       
       
8月14日     蓼科湖畔は最盛期です。にぎやかになりました。7月下旬は静かだったのですが、今は蓼科が生き生きしています。ここ2、3年観光客の足が遠のいていたので、少し安心しました。天候も日中晴れて夕方から雨が降るという例年並になり、草木が元気になりました。
       
       
8月18日     横谷渓谷をグリーンバレーから横谷渓谷に向かって歩きました。4キロ程の道のりはほとんど上りで汗をびっしょりかいてしまいました。特に王滝展望台から横谷観音まではかなり辛いものがありました。今度歩く時は、逆方向に下って歩きたいと思いました。メルヘンバスで蓼科グリーンバレーへ戻りました。メルヘンバスは、座席が全部で20ほどの、見た目かわいらしいバスです。
       
       
 10月27日     蓼科湖白林荘周辺の効用はとてもきれいでした。例年10月10日ごろ蓼科を訪れていましたが、紅葉は下旬がベストのようです。この時季、明治温泉の紅葉は終わっていました。来年は御泉水を訪れてみようと思います。
       


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