空木岳・南駒ヶ岳

1997年11月2日〜3日

国道19号線の須原の町を右に入り駅の南の踏み切りを渡り伊奈川ダムの先に車止めがあり、ここに車を置いてスタートです。良く整備された林道を1時間位歩くと伊奈川非難小屋が見えてきます。更に15分程歩いて金沢土場の分岐を右に15分も歩くと、うさぎ平に着きます。此処で朝食と休憩をとっていよいよ登山道に入ります。最初の斜面を登ると尾根道から、暫くトラバースぎみに歩き、北沢の橋に出てきます。此処からは延々と長い登りが始まりました。木曽義仲は本当に馬でこの峠を越えたのだろうか?「うそだーーーーーっ」尾根道を登り、途中から左に巻いて更に登り、もう体は完全にバテバテ。尾根の右側を巻き出すと、あれが空木岳?やっと見えてきたぞ中央アルプスの山が。気を持ち直し、暫く歩いて木曽山荘に到着でした。ここで昼食と休憩で1時間。此処の非難小屋は小さいので一気に頂上を目指す事にしました。うっすらと雪が被り岩にも雪片がささる様に付いている中、岩に取り付いてピークを三つ程超えてやっと山頂に立てました。抜群の眺めで、今までの疲れが全部吹っ飛んでしまいましたよ。1日目は池山側の駒峰ヒュッテ(冬期開放)で宿泊です。日の暮れていく山並みに……日本て素晴らしいなー……

2日目は楽な稜線歩きで始まりました。赤薙岳を超えて南駒ヶ岳とのコルに非難小屋につながる分岐点(標識有)、カールに降りて行きたい気持ちは一杯あったのですが、あそこまで降りて、又登るのかと考えると、パス!、体力が着いたら又来ようと南駒ヶ岳を目指しました。南駒の山頂には社が祭ってあります。ここで休憩と食事をとり下山です。山頂周辺の岩場を気をつけていけば、後はコース通りの道です。途中、木曽側が一望出来る処があり充実した山行でした。

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