漫画家

一峰大二

補足

MANGAサミット3日目、計8人目のサインです。一峰先生のサインはオフィシャルブース内のはじっこゆっくり描いていただくことができました。

たまたまマンガジャパンのブースで売るためのサインを描かれている最中に通りかかり、それを終えた後、一峰先生に売っている氏の色紙(電人アロー)を前に「あの色紙以外の絵を描いて欲しい」とお願いして描いていただきました。

サービスで描くのか、お金を払って描くのか丁重に、本当に丁重に聞かれ、お金を払うと言ったら色ペンなどがある別の場所に移動し、20分くらいかけて描いていただけました。お金は最初「お金があまりないんです」と言うと、「いくらぐらい出せるの?」と聞かれ「あの…電車賃抜かすと3500円くらいしかないんです(と財布を見せながら)」と言ったら「3000円でいいよ、気持ちはわかったから(みたいなこと言われた)」と言われ、ファンの方から見た価値や’まんがじゃぱん’で売っていた色紙の値段から見ると本当にタダのような値段で描いてもらえました。

描き終わった後、「折れるといけないから’まんがじゃぱん’のブースで色紙をパラフィン紙に包んでビニール袋に入れてもらってきてくださいね。」と描き終った色紙のケアまでしてくれる徹底ぶり!!(注1)
本当にいい方で閉会式が終わったあと出口で先生方が送迎してくれるときも覚えてくれていて他の先生方に「なけなしのお金払って色紙買ってくれたんだよ」と話されていて「額に飾って大事にします」と言うと「そんなことまでしなくてもいいけどホントにありがとね。」と逆にお礼を言われてしまいました。

ほんとうに素晴らしい方で、漫画家としてではなく人間として尊敬する人だと思いました。

*一峰先生はメイン会場でマンガをみんなで描くイベントを3日間やっており、その際にウルトラマンを無料で描いてもらっていた人も何人か見受けられました。

後から関係者の方と話す機会があり、その時こんなことを言ってました。一峰先生は絵を描く時エアブラシで絵を描くことが多いそうで、色紙を描くときもエアブラシを使って描くことがほとんどで、色鉛筆でちゃんと直筆で描いた色紙というのはかなり珍しいらしいです。

(注1) 私の後にも本にサインを描いてもらう人がいて、動けなかったためこのようなやりとりが生まれた。何もなければたぶん’まんがじゃぱん’のブースまで来てくれたことだろう

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