たまに笑ってみたり
声が声じゃないような音じゃないような不思議な空気
雨の音がうるさくて途切れて聞こえる懐かしい日々
川沿いの季節色した花達が 傘を覗くから別れなんて信じられないんだ
やがて雲の隙間から場違いの晴れ間広がっていく 閉じた傘を滴って集まる滴に何かが映る
川沿いの季節色した花達が 僕を見てるから少し楽しい気持ちなれるんだ
何でもない通りにだって 楽しいこと思い出せるんだ
川沿いの季節色した花達が 風に吹かれて 遠くまで続く流れを追ってまた
ここに戻るから
言葉よりも笑っていたいんだ
融の前のアルバムにも入っていた曲でその頃から好きでした。「融」にはいってて良かった良かったと個人的には思います
この歌は「別れなんて信じられないんだ」のみが、人物の状況説明です。
「声が声じゃない」「季節色」といった聴覚と視覚の両面で具体的にイメージできない言葉が使われています
花は「僕をみてる」「風に吹かれ‥ここに戻る」の述語から一緒にいた人の仮託でしょうか?
「声」は誰の声か?→一緒にいた人の声?(だとしたら2人でいるのか)
「声じゃないような音じゃないような‥懐かしい日々」→雨音の中から聞いた音と回想が重なった?(だとしたら1人でいるのか)
戻ります