=もう一度是非行ってみたい町(2)=

  歴史、文化、自然、人柄 ・・・フランスの田舎を旅していつも思う。今度はいつ来られるかな。
 どの町も個性があり、当にフランス。その中でも私がこれまでに行ったことがあり、是非もう一度
 行きたいと思っている町をご紹介します。


 VANNES(ヴァンヌ)ブルターニュ地方 ☆☆☆
  
   フランスの西部ブルターニュ半島は気候も温暖で住み易く、古くからフランスでも特異な文化を
  持つ、一度は訪ねてみたいところである。私は1987年(昭和62年)の夏、約1週間掛けて廻った。
  Vannes(ヴァンヌ)はもう一度是非行ってみたい町である。
 
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   モン・サン・ミッシェルからディナンを経て、レンヌからカンペール行きの特急列車に乗った。車窓の景色を楽しむ。
  どこまでも緑の絨毯が続く。丘を越え、谷を越えて、しばらくすると松林の向こうに紺碧のモルビアン湾が見えた。
   “ヴァンヌ、ヴァン・・・・・・〇X△・・・・”のどかな放送がホームに響く。駅前の広場には列車から降り立つ人を懐か
  しく出迎える光景があちこちにあった。
   私たち夫婦がすでに予約しておいた駅近くのホテルは直ぐに分かった。
  “ボン・ジュール、ムッシュ&マダム”と、俳優の大泉晃さんそっくりのホテルのオーナーがニコニコしながら私たちを
  迎えてくれた。

もう20年以上も前の旅行の写真で恐縮。やっぱり若いなあ!(^^)/
城壁と美しいフランス式庭園
ヴァンヌは人口4万5千人
ブルターニュ半島の入口に位置する
漁港として栄える町である

おみやげに毛糸を沢山買った
【カルナック】
荒野に並び立つ2935本のメンヒル(石柱群)は日の出と日の入りに関係があると言われている
最も古いものは新石器時代中期、新しいものでも青銅器時代のもの
1km以上も大きな石が連なる、まか不思議な光景
イギリスの《ストーン・ヘイジ》との関係は?
《ブルターニュ》は《ブリテン》から来ている
この地域、昔はフランスよりも《ブリテン》に近い文化であった
《ブルトン語》がその例
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巨石群を見てホテルに戻ると、マダムお手製のケーキが机の上に2つ置いてあった。

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 インターネットで検索すると、20年以上経った今も泊まったホテルは営業していた。大泉氏そっくりのおやじさんやマダムは
 元気にしているだろうか。毛糸屋のマダムはどうであろうか。もう一度会ってみたい。そして、何よりも坂のある落ち着いた
 ヴァンヌの町に、是非とももう一度行ってみたいと思う。

  なお、20年以上も前であるが、ヴァンヌを初めブルターニュを訪れた時の詳細を別のサイトで紹介をしています。ここをクリック
 してください。