泊 昌孝 のホームページ

\(^_^)/ Masataka Tomari:
自画像です(1996.11.8)。

2022年4月になりました。またまた、新しい皆さんとの出逢いの季節です。
この4月より新しい身分になりました。が、皆さん、変わらずお付き合いのほど、よろしくお願いします。

数学の事が多いあくまで自己紹介のページですが,気楽にお読みください。

私の実生活で一番多い時間を使っているのは、数学の研究と教育です。
授業やゼミを通して新しい出会いを経験しています。嬉しいこと厳しいこと、いろいろありますが、
でも、全部ありがたいです。「生きよう、今日も喜んで」という平沢興先生の言葉が好きです。

 学校以外の場でも仲間と呼べる皆さんとのおつきあいもますます増えてきました。
幸せな事だと思います。
仕事っぷりは相変わらずなのです。趣味も増えていますが、...、昔からの
ファンであった Cleveland Orchestra に、 internet 配信を通じてあらためて惚れ込んでいます。
群論の教材から出発したルービックキューブへの興味、そして、ディックブルーナさんの優しい作品群、Beatles に落語、...
趣味の世界は広がるばかりです。

個人情報の問題も昨今重要な問題になりました。ですので、このページはなるべく私自身の事に限って書いてゆきたいと思っています。

私の近況写真です。
還暦を迎えた日に;2016年、学校の仕事を終えたあと、府中の美術展へ(絵画の部分は写らないようにしています。)
最後の合同教授会の後で;合同教授会で最後の挨拶をした後、いただいた花束を持って、学科事務室で記念撮影(事務室の栗原勇気さん撮影)

これからもよろしくお願いします。

日本大学文理学部ホームページへ 、そして 数学科のページはこちらです。
リサーチマップにあります私のページ です。
いつもの事ですが、更新は少ないです。いまだに工事中の部分も多いです。お許しください。

2023年11月2日、ちょっとだけ更新。


メール: tomari.masataka{ アットマーク}nihon-u.ac.jp

研究テーマ論文リスト授業科目連絡先

2004年度に若手研究者の方々に日大セミナーへ来ていただきました ・セミナー情報(古いものを残します)

リンク集謝辞その他、あれこれ2005年8月数学科サマースクールでの講義 ・かなり前の記事でした 



  
連絡先:

room: 文理学部本館5階05240室  (中央エレベータで5階で降りてすぐ)

tel: 03-5317-9727 (数学教室事務)

fax: 03-5317-9431

住所:
   156-8550  東京都世田谷区桜上水 3-25-40 日本大学文理学部数学科
                   泊 昌孝

略歴:
   1956 京都市伏見区にて誕生。
      京都市立伏見板橋小学校、広島市立尾長小学校に在籍した後、
   1969 三島市立西小学校卒業
   1972 三島市立北中学校卒業
   1975 静岡県立韮山高等学校卒業
   1979 早稲田大学理工学部数学科卒業
   1984 京都大学大学院理学研究科数理解析専攻博士課程,指導認定(単位取得)退学
       同年  日本学術振興会奨励研究員、京都大学数理解析研究所研修員(1986まで)
   1985 京都大学理学博士の学位取得、同時に上記大学院博士課程修了

   1986  筑波大学数学系助手、
   1990  金沢大学理学部数学科講師、
              同学科助教授 , 金沢大学大学院自然科学研究科助教授、再び理学部助教授 
      を経て、
   2003 日本大学・文理学部数学教室,教授
   2022年3月末をもって  日本大学・文理学部 定年退職
   2022年4月より  日本大学・文理学部 特任教授



趣味:音楽鑑賞(Beatles, G. Szell, ..)、落語(米朝さん,枝雀さん,ざこばさん)観賞。
せっかく東京へ来たのですから、江戸の落語も楽しみたいです。ルービックキューブ、ディックブルーナの芸術
(リンク集に私の好きなところを追加しました。(^_^)\ up date したいです (^_^)\ )



専門分野  
    代数幾何学・特異点理論・複素解析空間の特異点の環論的研究

私にとっての特異点理論:

「特異点」とは、図形にあらわれる傷やきしみとして、多様体(なめらかなもの)

として処理できない部分をあらわします。これは,数学の様々な状況での
理論展開の障害となる邪魔ものと考えられますが,しかし一方、現場の数学者に
とっては問題の困難さが集約する本質的な対象でもあります。(ピンチとチャンスは
表裏一体といいましょうか,)
 そして、今世紀後半になされた特異点解消定理や極小モデル問題をはじめとする
一般論の発展は、特異点への具体的な理解への充分な基礎を与えてくれています。

 特異点論は、攻撃する手段としては応用数学と言えます。
代数幾何学、可換環論、多変数関数論、微分位相幾何学、組み合わせ論等の
深い結果の上に成り立っています。ときどき,
 「たくさんの分野を理解しなければいけないとすると大変なことですね」
とも言われるのですが,実際の研究をする上ではそんな事は決してないと思います。
「個性ある理解でよいではないか」そして,
「重要な事実をのみこんで、目的に向かって勇気をもって使ってみる。」
私はこんな姿勢でありたいと思っています。また,これは,私が先達の皆さんから,
何度も励ましていただいた言葉そのものでもあります。

教育に於いても,その様な自由な精神で「個性ある同志」を育てるというセミナー
などをしてゆこうと思っています。

最近の研究対象 (1996年度研究発表,1997年度の途中まで2002年一月の時点で..98-07年度を込めて、
今後どういう書き方をするかいまだに検討中、とにかく、どれもこれもまだやっております) ・3次元 simple K3 singularityの分類 (96-99番目の発見、100個目の発見) ・(石井志保子氏との共同研究) Non-rational singularities which looks like canonical from the Newton boundary ・2次元 star-shaped singularity の equi-singularity の問題 ・(渡辺敬一氏との共同研究)正規次数付環の巡回 cover ・2次元2重点の特異点の解消過程と不変量の関係 (fudamental cycle との関連で) ・(藤枝淳道氏と共同研究)2次元次数付環の因子類群の研究 ・正規次数付特異点のSegre product の研究 ・filtered blowing-up の理論(fundation の部分)の拡張 ・ 早稲田大学特異点セミナーでの発表タイトル 早稲田火曜セミナーは、日本大学文理学部へ場所をうつして「月曜セミナー」としてまだまだシッカリ続いています。    近年も、対面方式+Zoom により月1度程度の開催がつづいています。
最近のテーマ(とにかく色々つづけています)
                → 論文リスト  


今年度担当の講義と、セミナー

2023年度前期
 ・線形代数1 (文理学部数学科1年生)   週2回(講議と演習)
 ・群論入門(文理学部数学科3年生) 群論の入門 週1回
  
2023年度後期
 ・線形代数1 (再履修)   週2回(講議と演習)
  

セミナー

 ・自主創造の基礎:基礎数学セミナー(文理学部数学科1年生)前期
	   
 ・数学講究1, 2(文理学部数学科3年生)前期、後期