トップページへ              箱舞台・第十四幕 ミニチュアワークの部屋

第二場

京都 『京町家の織屋・織秀』

  

 京都シリーズ2作目の作品です。前作の和菓子屋同様、特にモデルとなる建物はないのですが、2階の壁には京町家の特徴である虫

 籠窓(むしこまど)。屋根は、下端がまっすぐにそろえられた一文字瓦。格子は出格子とし上部を切り欠いた糸屋格子(切子格子)を取付け

 ました。この格子は主に、採光を必要とする繊維関係の職種に用いられ、細かい仕事をする織屋は四本切子、糸屋は三本切子、呉服屋

 は二本切子と使い分けられているようです。


布小物製作:島木 啓子 

畳製作:舛田 ゆか

縮尺 1/20〜1/24

30.7(W)p×27.0(H)p×40.3(D)p