トップページへ              箱舞台・第十四幕 ミニチュアワークの部屋

第三場

京都 『京町家の茶舗・香枦園』


 京都シリーズ3作目の作品です。前の2作同様、特にモデルとなる建物はありませんが、取材は京都宇治、銀座、松江等に出かけまし

 た。特に松江では店の奥の石臼を取材するのが主な目的でした。インターネットで検索したところ松江市の「中村茶舗」という店が工場見

 学させてくれることがわかり、早速出かけました。「中村茶舗は、創業明治17年(1884年)初代、中村末吉が宇治の茶問屋中村藤吉本

 店から分家し、松江に開業したのが始まりです。末吉は、茶の鑑定の名人として有名で、日本初の電動で抹茶を碾く臼を発明した人物と

 しても、よく知られています。」(「中村茶舗」のパンフより抜粋)


  今回は、店の奥に坪庭、茶室を用意しました。京都という町がもつ静けさと品性の良さを演出したいと考えたからです。



小物・外構製作:島木 啓子

小物製作協力:池村 尚子 

畳製作:舛田 ゆか

縮尺 1/20〜1/27

30.0(W)p×27.0(H)p×54.0(D)p