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平成22年(2010年)の夏、鳥取市で開催された展覧会に出展するために、製作したご当地作品です。 この建物は、現在は「城下町とっとり交流館」として使用されていますが、以前は鳥取藩主池田光仲とともに鳥取に移住した御用商人の高砂屋池内家がふとん店を営んでいました。その主人だった池内家の方が道路を隔てたところに住まわれており、相談の結果、以前のふとん店だった状態を作ることにしました。 箱階段や神棚などは、その当時の姿を復元しました。奥の蔵の前の庭も、現状は道路拡張で建物を後退させたため、ほとんど奥行きがなく植栽などもないのですが、今回、当時の風景を再現しました。 |
『高砂屋』 縮尺 1/20〜1/26 畳製作:舛田ゆか 布物製作:島木啓子 735W×252H×520D |